話題は札幌に戻りまして、先日電車とバスを延々と乗り継いで、札幌芸術の森に行ってきました。
目的はクリムトの絵。(しかし来ていた作品はごくわずかでがっかり。 )
それはさておき、建物に近づくと外に何やら興味深いものが。
涼しげなシルクのカーテンのようなものがゆらゆらと風に揺られておりました。光に当たったこの微妙な輝きが幻想的。言葉では表現しにくい、今まで味わったことのない雰囲気です。先日のKちゃんではありませんが、ここで結婚式なんかをやったら素敵でしょうね。
展示室につながる廊下からはこんな眺めです。
建物の前には池があって一見美しい風景ですが、実はここには大量のアメンボが棲息していました。後ろにいた人が「うゎ~アメンボ地獄だ~!!」と叫んでいました。
緑の香りがしてきそうな素敵なところですね。クリムトといえば私も苦い思い出が。大学時代に行ったウィーンの美術館。ほとんどの作品の場所に「セゾン美術館に貸出中」の札を見て脱力したのなんの。でも日本ってすごい。いつも世界最大レベルの展覧会やコンサートが東京だけでなくいたるところで催されている。欧州のある演奏家が日本にはいたるところに立派なコンサートホールがあると驚いていたのを思い出しました。
返信削除札幌って自然が多くて夏は本当にいいよ。冬は地面が凍っていて怖いところだけど。
返信削除私が十数年前にウィーンに行った時は、ものすごくたくさんのクリムトの絵を見られました。なので、今回すごくがっかりしちゃった。それで、日本って数枚来ているだけでも「XX展」と名前がついてしまうことを思い出したの。
ロンドンだったらこんなことないでしょう?
でも、確かに日本は各地に立派なコンサートホールはあるし、国内を展覧会が移動しますね。