2015年1月31日土曜日

手作りの温もり

先日玄関先に小包が届いていました。実家の母からだと思い込み、カリーナと2人でいざ開けようと思ってよく見ると、両親の家のお隣に住む方からでした。中に入っていたのは、手編みのセーターと日本の食材!

♡とっても素敵です♡

色と柄がとても素敵で、私の方は七分袖なのでそれでお洒落度がアップ。裾がくるんとなるのが、手編みの温かさ。私が子供の頃に、母方の祖母がセーターやカーディガンを編んで送ってくれましたが、その裾が巻いていたのを思い出しました。

とても嬉しいサプライズでした。

(写真を撮る時にピースをするくせは未だに抜けず)

とても手が混んでいるデザインです


2015年1月27日火曜日

カリーナ、ゲレンデデビュー。

2泊3日ログキャビンで過ごした後、そのままスキーコンドへ直行した私達。今月からカリーナのスキースクールが始まりました。週1回、朝8時半から午後2時半まで。おやつとお弁当付きです。その前日、予行練習でケヴィンがゲレンデに連れて行きました。

じゃーん!
しかし、ゲレンデに行き着くまでに時間がかかる・・・。
よっこらしょっと
やっとゲレンデに到着
「ピッツァ〜」(八の字にする時)

この日はまだ止まれず、私が走って捕まえたりしていましたが、、、



この後スクール2日、ケヴィンと2回数時間練習して、こんなに上達。
(1月24日・・・なんとケヴィンに木の間にまで連れて行かれている!)




ケヴィンの夢がやっと現実になりました(よかったね〜)

*去年の冬*

ハイキングトレイルで滑っていました




2015年1月24日土曜日

ログキャビンで年越し 最終日

キャビンを出る前に記念撮影。とんだ始まりだったこの企画、結果的に忘れ難い思い出になりました。


山を下りる途中にヘラジカを見ました
コロラドで見るのは初めて
 

駐車場まで降りて来た時、ケヴィンがはっと何かを思い出して焦った様子。。。キャビンのユーティリティールームは地下室にあり、中からつながっておらず外から出入りするようになっているのですが、そのドアを開けっ放しにして来たことに気付いたのでした。

あ〜あ、せっかく降りたのに〜!

またもやその場に居合わせたスノーモービルの人達にお願いし、乗っけてもらって1人でキャビンに戻る羽目に。「あんなにうるさくて、しかも排気ガスの匂いがひどい乗り物は所有する必要がない。自分の足で登ればいいんだ」とハードコアのケヴィンは日頃言っていますが、いつかは買った方がいいのではないかな〜、とちょっと思ってしまいました。


ログキャビンで年越し 元旦(2)

ということで、元旦に予定通りグルメディナーの会が決行されました。今回のホストは男性陣。その男性チームの名は「Team Testicles」・・・。ここに訳を載せるのは憚られるので、testiclesの意味を知らず気になる方はここをクリックして下さい


イアンがヘッドシェフ
メニューまでプリントして持って来ていたのも驚き

 *メニュー*

アミューズ:バッファローソーセージのグリルをバルサミコ酢で
サラダ:フェンネルと冬野菜のマスタードドレッシング和え
魚料理:ローズマリー&レモン&タラゴンを詰めた鱒の丸焼き
スープ:オニオングラタンスープを手作りクルトンと共に
メイン:鴨肉のコンフィ、タルブ白インゲン豆、鴨肉とアルマニャックのソーセージ、デミグラソース入りのカッスーレ
デザート:林檎と杏のガレット&トリュフ


テーブルクロスとキャンドルを持って来てくれた人も
ログキャビンでのグルメディナーが実現するとは!

「アメリカ人ってやることのスケールが違うな」と思う場面が結構ありますが、このメンバーもその例の1つ。最悪の事態に陥った時の、辛抱強さと思いやりも格別でした。


*おまけ*

料理の量が多すぎてデザートまで行き着けなかったので、
翌朝ガレットを作ったイアン。サマーと並んでシェフが
2人のこの家は、日頃相当おいしいものを食べているに違いない。

2015年1月20日火曜日

ログキャビンで年越し 元旦(1)

暖かいキャビンで無事に年を越え、起きて下に降りるとサマーがケーキを焼いていました。旦那さんのイアンと共に本当にマメな夫婦です。

この型が荷物から出てきた時も驚きました

この日はほぼ1日中フリータイム。敷地内をスノーシューで歩いたり、そり遊びをしたりとそれぞれ好きなことをして過ごしました。私は1ヶ月分以上溜まった雑誌や日本語のフリーペーパーを一気に読みました♪

お兄ちゃんに混ぜてもらってものすごく嬉しいカリーナ
私達の所有する土地は25エーカーあります
今年初の母娘ショット♡
下の写真と比べると母子そっくり
そり遊びで大盛り上がり


面倒見のいいお兄ちゃん達です
子供達は先に乾杯

そして、この後大人のためのメインイベントが待ち受けています。前日とは打って変わって、なんとも平穏な元旦です。


2015年1月15日木曜日

ログキャビンで年越し 大晦日(2)

3時間後。まだ暖房は作動せず。暖炉のお陰でリビングエリアは温まりましたが、3つのベッドルームは凍える寒さ。水も流れないので、「お酒はこんなにあるのに、(標高が高いのに水を飲んでいないから)まだ飲めない〜!」と言いながら、雪を暖炉でどんどん溶かして飲料水を作り始めました。

トイレは・・・例の一番始めに使った人が「大」をしてしまい流せずにいたので、その後はみんな外で済ます羽目に。

4時間後。いきなり停電。電気がなくなったのでWiFiもなくなってしまい、下界との交信も途絶えてしまったためトラブルシューティングはストップ。頼りの綱だったケヴィンが珍しく絶望的な雰囲気になり、ソファに座り頭を抱え込んでしまいました。そしてぼそっと「チカ、ごめんね・・・」

***

今まで共同オーナー達が冬にキャビンを使った時は、こんなことにはなったことがないので、ケヴィンは余計に悲しい様子でした。ここまで全てが機能しないとは、起こりうる最悪のケースに陥ってしまったのです。

「夜順番に起きて一晩中暖炉の火を絶やさずに今晩は凌ぎ、明日荷物を持って降りるしないか?」という空気が流れつつも、数人の男性陣がケヴィンのトラブルシューティングに参加。1つずつチェックリストをクリアして、ついに発電機のボタンを1つ1つ当たってみることになりました。

このメンバーの素晴らしさを実感したのはこの時で、文句や不安を口にする人は1人もおらず、女の子達は「死にはしないから大丈夫よ〜」と言い、「せっかくの大晦日にごめんね〜」と謝る私に気を使ってくれるのでした。そして、キャンドルとヘッドランプで各自できることをし始めました。

停電中もヘッドランプで手作りパスタ作りに励んだライアン

***

その後約30分。発電機をいじったのが成功し、電気が復活。おお〜!と歓声が上がりました。どうやらそれまでの数日間があまりにも寒かったため、自動バックアップシステムがダウンしていたのが原因のようでした。

とりあえず子供達に食事を!

暖房が吹き出し口から温風を送り出し始めました。水が流れ始め、トイレが使えるようになりました。この時点で7時半。なんと到着後6時間も経過していました。

***

私はこの晩カリーナを寝かしつけた後数時間眠り込んでしまい、目が覚めて腕時計を見たら奇跡的に(?)ちょうど12時。みんなさすがに疲れていたようで、11時の段階でまだ起きていた6人で、シカゴ出身のデニースを囲んで「シカゴ時間で乾杯!」ということになったそうです。

とんでもない大晦日でしたが、結局この一連の問題は、ある意味チームビルディング・イベントになったのでした。


(元旦編に続く)

2015年1月13日火曜日

ログキャビンで年越し 大晦日(1)

タイトルの通り、今年はログキャビンで新年を迎えました。標高約3300mです。「災い転じて福と為す」とはまさにこのこと、という体験をしました。

***

大人10人、子供4人、8ヶ月の赤ちゃんの計15人。このメンバーは例のグルメディナーの会のメンバーで、11月の会の時に誰かが「次のディナーは、ケヴィンとチカのキャビンっていうのはどう?」と言い始め、「ええっっ、まさか」と内心引いた私ですが、当然ケヴィンが張り切ってしまい、それが実現してしまいました。

私達以外でキャビンに行ったことがある人は3人。しかも、冬に行ったことがある人は1人。本当に大丈夫?どんなところに建っているか理解している?

私は「大晦日に大掃除をして、お正月はコロラド・スプリングスのN家のみなさんと一緒に、恒例の豪華お節料理でお祝いしたかったのに・・・」としょんぼり。

フロリダから帰った後ほっとする間もなく、年末にぐちゃぐちゃの家の中でストレスに満ちて準備をすすめる中、「ケヴィンには、節目を大切にする日本人の気持ちなんてわからないんだ」と一瞬夫婦間で険悪なムードに。

***

そして大晦日。

ここから上は冬期は車は禁止地域
3.2キロの距離をスノーシューで荷物を持って上がります

ヴーヴ・クリコ様登場

グルメディナーの会のメンバーですから、もちろん食に対する情熱は人一倍。とにかくみんな持って来過ぎ。2泊分と思えない量の食料と、ワインとシャンパンだけで軽く1ダース。それにビール、ウォッカ、ジン・・・一体これを全部どうやって運ぶの?と私とケヴィンが愕然。


結局女の子2人がたまたま横にいたスノーモービル・ライダーに
「ねえ、ちょっとお願いがあるのだけど♡」と言いより、
引っ張って行ってもらいました〜!

ということで、100キロ以上あったそりは見知らぬスノーモービル・ライダー達に持って行ってもらい、それでも各自重いバックパックを背負ってトレイルを進む私達。8ヶ月の赤ちゃんをそりに入れて引くライアンは、「俺のバックパックも引っ張って行ってもらえばよかった〜!!」と最後尾で苦しんでいたので、途中私がそりを押してあげました。

一方カリーナは歩くはずだったのに、1キロも歩かないうちに脱落。荷物が詰まったそりを引くケヴィンが、その上カリーナを背負って進みます。

しかもカリーナはおんぶしてもらった途端に昼寝!

1時間40分後に無事にキャビンに到着
食べ物が詰まったそりはちゃんとゲート脇に届けられていました

「そんなものも入っていたの?!」
バックパックから蟹の足を引っ張り出すサマーを見て仰天した私

***

キャビンの中はマイナス5℃を下回っていました。メンバーのうちの1人が、「あの〜、今トイレを使ったら水が流れないのだけど・・・」「水は凍らないように止めてあるから、暖房が作動したらオンにするからちょっと待って」とケヴィン。

私達が暖炉の準備をする間、ケヴィンは地下室のユーティリティールームに降りて、暖房をオンにしようとするものの作動せず。幸いWiFiはつながったので、来ていない残りの2人のオーナー達とケヴィンは交信しながらトラブルシューティングを続けます。

そして3時間後・・・<続く>

2015年1月11日日曜日

2015年(平成27年)未年


本年もどうぞよろしくお願いします。

我が家の年末年始に関する出来事は、後のポストに列挙することにしまして、ここでは私が「なるほど」と思った羊に関する豆知識を少し。

「羊」という字はヒツジを正面から見た時の、角と上半身を表した形。後ろ足までの全体を表した字が「美」だそうです。

羊がつく漢字は、祥、翔、義、美、羨、善など良い意味を持つものが多い。

羊は群れをなして行動するため、家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされているそうです。

それ以外にもこのリンクにおもしろい豆知識がたくさん載っていますので、興味がある方はどうぞ。


今年もできるだけ、バラエティーに富んだ話題を見つけていきたいと思います♪