2008年4月30日水曜日

ちゃっかり者

昨日アシャと家の前を歩いていると、何やら鳥小屋の中からカサコソと物音が。うーん、鳥にしては音が大きすぎる。

見上げると、リスがちゃっかりと鳥小屋に入っていた。目が合ったときは上半身(?)を乗り出して私達のことを見ていたが、アシャの姿を確認すると何も見ていないふりの体勢に。

今朝も箱に入っていた。リスが小屋の中で生活するっていうのはあまり見たことないので、もしかして中に子リスがいるのかしら?と興味津々。

スパイスサブレ

先日明子ちゃんにレシピを渡す約束をしたサブレ。この際なのでブログに載せることにしました。シナモンなどのスパイスが好きな人、ぜひお試しあれ。タネを寝かせなくていいし、クッキーカッターも不要でとても簡単ですヨ。

<材料:12枚>
  • 無塩バター 100g  *作る30分くらい前に冷蔵庫から出しておく
  • 粉砂糖  *私はグラニュー糖を使用します 60g
  • 卵黄 1個
  •  少々
  • シナモンパウダー 小1/4
  • ジンジャーパウダー 小1/4
  • クローブパウダー 小1/5
  • 薄力粉 140g
(塗り卵)
  •  1/3個
  •  大1

1、オーブンを180℃にセットする

2、バターと砂糖を擦るように混ぜる。そこに卵黄を混ぜる。

3、2に塩からクローブまでのスパイスを混ぜ、更に薄力粉を加え粉っぽさがなくなるまでヘラで混ぜる。

4、やわらかくなったら手で丸くまとめる。*手がベタベタになるようなら小麦粉をつける

5、4等分にし、それを更に3等分にする。

6、丸くする。丸めたものを鉄板に並べる。

7、グラスの底に小麦粉をつけて軽く叩いて平べったい丸にする。目安は5mm程度で直径5cmくらい。

8、薄く卵を塗り、180℃で15分間焼く。

2008年4月29日火曜日

アシャと私がお互いに嫌いなこと

例年は3月末ごろから起こる現象。しかし今年は春の訪れが遅かったので先週から始まったこと。それは…

アシャの毛が抜け始めること。体が痒くなるらしく、いたるところでポリポリと掻くため家中毛だらけになる。掃除が本当に大変(ため息)。

きゃ~ 

抜け始めが特に大変。いくらブラッシングしてもどんどん抜ける。毎日どころか日に何度も掃除機が必要なほど。ブラッシングも一回30分以上。アシャはかなり迷惑そうにしているが、私だって好きでやってるんじゃないんだよね~。

今日の収穫。

その後家中掃除機をかけたのに、2時間後にはあちこちに毛のかたまりが(涙)。夏と冬でサイズが倍くらい違う犬。

2008年4月27日日曜日

春のお散歩

最近仕事が忙しくてお疲れ気味の明子ちゃんを誘ってお散歩。昨日は寒かったので、暖かくなるのを待ってちょっと遅めの朝9時にボールダー・クリーク沿いで待ち合わせ。

やっと春が訪れたボールダー。

至るところに美しい花が、待ってましたとばかりに咲き乱れていた。

枯れ木に緑の葉が開くのにはまだちょっと早いけど。

クリークを外れて街の方へ行ってみた。このエリアはヒストリック・ディストリクトに指定されており、歴史的な町並みが規制のもとで保存されている。

妙に日本っぽい感じの門構えの家もあったりする。前から気になっているのだけど、どうしていきなりこんなものがあるのだろう?

山桜を思い起こさせる見事な木。

そしてさっきの家の裏は…

一面のムスカリ畑。どんどん勝手に繁殖したという感じ。

こんな可憐な木も。グレイの家とマッチしたピンク。

これもなんだか和風な感じがするなぁ。

そして行き着くところはもちろんカフェ。

明子ちゃん、少し充電された気分になったかな?

夫婦でクッキングスクール体験

先週の木曜日、「Dinner Date」と名づけられた料理教室に参加してみました。

その名の通り、カップルでディナーを作りそれを食べるというクラスで、場所は近所のクッキングスクール。シェフを目指す人用のコースもある本格的なスクールで開催される、夜のお気軽なコースでありました。

メニューは・・・ルッコラのサラダ ネーブル添え、ペスト・ジェノベーゼ入りミネストローネ、チキンサルティンブッカ ポレンタ添え、そしてデザートにはエスプレッソ・セミフレッド。8組のカップルが2チームに分かれて料理に取り掛かるというシステム。

チームの中でカップルごとに分担して料理をすることになった。ケヴィンが「ミネストローネをやります」と張り切って立候補したため、大量の野菜を切るはめに。私は普段あまり作らないものをやりたかったのに(怒)。何でも十二分に楽しむ彼は、大張り切りでスープを作り、しかも切りすぎたパンチェッタを利用するためにサイドで玉ねぎと一緒に炒め、勝手におつまみを作りみんなにふるまっていた…。

上の写真で、ケヴィンは混んでいるところに無理やり割り込んで炒め物をしている。(右端に注目)

スープがいい感じに出来上がってきたところ。この直前に先生が大量の塩を入れ、ちょっと塩味が強くなりすぎた気も…。

デザート担当の人々。エスプレッソパウダーと生クリームとメレンゲを混ぜ合わせ、ワイングラスに搾り出すだけ、というお手軽でおいしいデザート。数時間冷凍庫で半分固めた状態にしてサーブする。

メインのチキン。胸肉を叩いて平たくし、そこにプロシュート、プロボローン・チーズ、セージの葉を置いて巻いて焼く。

出来上がったチキンとポレンタ。北イタリアの伝統食であるポレンタは、トウモロコシの粉を水で煮込み練り上げた粥のようなもの。私も大好きで、これはパルミジャーノチーズが入っており非常においしかった。

試食の時は会場の照明を落としたため、あまりいい写真ではないが、ポレンタの上にチキンが置かれてソースがかかった状態。チキンは、とろりとしたチーズとプロシュートの塩加減がいい感じで、強いセージの香りがきいて美味でした。ふるまわれたワインとの相性も抜群。

ケヴィンが作ったスープもとてもおいしく(先生の豪快な塩の振り方でちょっとしょっぱかったが)、何よりもいい勉強になったのは、ペストソースをぽとりとスープに落とすとスープの味がとてもリッチになること。今回のクラスは日本で通ったお料理教室には負けたけど、出来上がったものはおいしかったし、平日の夜のイベントとしては楽しい経験になったのでした。

2008年4月26日土曜日

春なのに寒い日だった一日

今晩はケヴィンの手作りのピザ。 かなり久しぶりに彼がピザを作る気になった模様。と言っても、今日は突然の思いつきだったため、クラストは市販のものを使用。

これはモッツァレラチーズがベースで、トッピングは南部風のスパイスがきいた(ケイジャン風です)バッファローソーセージ、マッシュルーム、トマト、ほうれん草、そして大量なガーリックのみじん切り。

さっぱりとしていて(←もし私が作ったら彼の2倍はチーズを使っていたと思う。大量のチーズはヘルシーではない、と思っている彼。)おいしかったし、そしてなによりもうれしいのは、自分は何もせずに夜ご飯が食べられるということ。しかも、料理をすると片付けまでする気になってくれるので、私は何もしなくてもよかった。感心、感心。

今日は雪がちょっとちらつく程気温が下がったので、一日家の周りで過ごした。昼間に近所に越してきた友人の引越しを手伝い、午後はプールで泳いでその後ワークアウト。家に帰って夕方昼寝までしてしまった。夜はDVDで溝口健二の「雨月物語(1953年)」を観た。私は日本を去ってからかなりの量の邦画を観ているかも。

それにしても、スノボが終わるとのんびりできるなぁ。

2008年4月24日木曜日

ケント ランバート

義理の弟ケントが率いるバンド「ルームメイト」のCDが、先日遂に日本でリリースされました。 サンプル曲はこちらから。(開くとすぐに音楽が流れるので、会社で開く方は注意してね)Roommate

ルームメイトはシカゴベースのバンドで、2000年にケントがソロでリリースしたEPが活動の始まり。2004年にバンドとしての活動が始まり、2006年にレーベルがついてからこれはアメリカでは2枚目のCD。

説明のしにくい独自なサウンドと詩は、常に世の中を批判的に見つめ、深い思想とともに生きるケントの個性がよく表現されていると思います。下の日本語のリヴューにも書いてあるとおり、彼の作品は近年さらに磨きがかかり、このアルバムはとても完成度が高いです。 リビューはこちら

ちなみに、リビューの一番下に「ケント・ランバートは日系2世」と書いてありますが、2世というと日本人の顔をしたアメリカ人を想像しませんか?彼の場合はうちの夫同様、八分の一日本人の血を持つアメリカ人、と言った方がいいのでしょうね(笑)

2008年4月22日火曜日

結果

昨日のポストで予告したヘアカットに行ってまいりました。

カリスマ美容師・長瀬英貴さんは、今までお世話になった美容師さん達とはかなりタイプが違う方で、どちらかというとアーティスト×思想家というお方でした。実際に髪を切り始める前に私の支離滅裂な希望をじっくりと聞いて下さり、いろいろと質問を変えて、一体私が何を望み、どんな結果を避けたいと思っているかを、少しずつ頭の中でまとめてくださったのでした。

2000年に日本を去った後ロンドン在住期間以外、ヘアカットは常に旅行先なため(東京、ホノルル、ロンドンなどなど)、常に次の予定を気にしながらそわそわと椅子に座っている状態。なので、今日は後に予定もなく、待ち時間やパーマ液をつけている間(すごい頭で初めてお邪魔したお家の中をふらふらと歩き回っていた。さすがに、近所の目を気にして窓際に立つのは辞めましたが。)、初めてお会いするホストの方や前後に予約が入っている方々とのおしゃべりも楽しませていただきました。ちなみに、会場は一般家庭の広いリビングルーム。

こういうところに住んでいると、日本では経験できないことがあるなぁ、という経験でした(パーマ液、自分で落としました)。待ち時間に、みなさんが美しくなって大喜びで帰っていく姿を見るのも楽しかった。

長瀬さんのサロン(兼アートスペース)に興味がある方は、こちらへ。

nangase

そうそう、この髪型は最近購入するはめになった乱視矯正用の眼鏡(!!)にも合うのでした…。

2008年4月21日月曜日

春だなぁ、のはずが・・・

仕事帰りにすたすたとカフェに向かって歩いているとき、ふとパールストリートを見るとチューリップが咲いていた。これは綺麗だと、パールストリートに入り写真を撮った後に更にその横を見ると、セールのラックが。スノーボード用のシャツが目が留まったが最後、衝動買いをしてしまった。

4ドルのラテのはずが80ドルのシャツに…。ラテは飲まずに家に帰りました。

出張ヘアサロン

世の中にはすばらしい方がいらっしゃるもので、デンバー/ボールダーエリアにカリスマ美容師を東京から呼んでくださった方がいるのだ。一体何の話?と思う人もいると思うので、バックグラウンドの説明を。

日本人が少ない地域に住んでいる大きな悩みの代表は、日本食のスーパーが身近にないことと、日本語の本や雑誌が気軽に手に入らないこと、そして日本人の髪の毛を扱える美容師がいないこと、の3つではないでしょうか?(こっちに住んでる皆さん、どう思う?)

私は約8年前の結婚式の前に、1度だけ仕方がないのでボールダーで髪を切ってパーマをかけたきり、2度とこっちではヘアサロンに足を運んでいない。白人には私のようなまっすぐな髪の毛にボディーパーマをかけて、乾いた時に「自然な動き」を出すということを理解してもらえないのだ。私の髪にパーマがかかっているというと、アメリカ人の友人達は仰天する。

そんな悩みを叶える話が、1ヶ月ちょっと前に飛び込んできた。

こちらに住んでいる日本人の方が、知り合いの美容師さんを東京から呼んでくれたのだ。その美容師さんは現在は東京で会員制サロンを構えているようだが、以前NYでも活躍していた方のようでお会いするのが楽しみだ。土曜日からこのエリアで悩める日本人への施術を行っており、明日はボールダーエリアで9時から8人の予約が入っている。なんと素晴らしい企画。ある程度人数が集まらないと来てもらえないので、まとめ役の方がこのエリアの日本人に呼びかけてて、人数が集まった時点でスケージュールも組んでくれた。しかも、パーマ希望者には直接美容師さんに希望を伝えるという徹底振り。

今回私は思い切って新しい髪型にする予定。

2008年4月16日水曜日

花見 - 日程終了

3日続いた宴会、大成功に終わりました。毎日夕方になるとテーブルのカバーをはずし、パラソルを開き、椅子を並べ、食事の仕込みにかかり…とまるでレストランを経営しているような生活。やるときは何でも気合の私達でも、さすが3日目は疲労感を覚えずにいられず。しかし、3日目になるとケヴィンの焼き鳥の腕前もなかなかのもの。今後我が家の恒例行事になりそうだ。

1日目(日曜日)-16人 仲がいい友人達が集まってきた

2日目(月曜日)- 10人 ご近所さんと友人のミックス。プラス1歳から4歳の子供5人で大騒ぎ。アシャが逃げ回っていた。

3日目(火曜日)-8人 この日もご近所さんと友人一組。人数が少なく、私達も3日目とあって手際がよく、落ち着いた雰囲気になった。

注)常にバーベキューグリルの前に立っているケヴィンに注目。1枚目は奥の白い帽子、2枚目は右端に1ミリくらい体が写っており、3枚目は足が写っている。彼は3日間本当に一生懸命だった(涙)すばらしいダンナに感謝!

座布団を敷いて「和」のコーナーを作ってみたものの、ブランケットを敷いた途端にアシャが陣とってしまった。一日目は、カップルの記念撮影場所として一応は使用された。

暗くなっても、そこで骨をかじるアシャ。(2日目は子供達に取られ、3日目はアシャのヨダレで座布団が汚れるので、このコーナーは廃止)

花見の献立

  • 焼き鳥
  • つくね
  • オクラ串焼き
  • なす田楽
  • 豆腐田楽
  • いなり寿司
  • 手毬寿司
  • 焼きおにぎり
  • もやしの酢の物
熊本出身のまりちゃんが和風デザートを持ってきてくれた。郷土料理だそうだ。