2018年9月24日月曜日

久しぶりの遠足

今年度初の遠足のシェパロン(引率者)を引き受けました。今回の行き先は、Chautauqua Parkという、ボールダー市が所有し管理するオープンスペースです。こんなところで育つ子供は幸せだなあ、とつくづく思う秋の遠足でした。

内容は、「朝9時半から11時半の2時間のハイキング」とだけ聞いており、「現地集合でお願いします」と言われていたので、近所に住む同じクラスのお母さんと2人で集合場所に行きました。学校からのバスが到着するのを待っていると、お隣のレベッカが同じ場所に現れました。そこで思い出したのですが、彼女のリタイア後の趣味の1つは、ボランティアでネイチャーウォークのガイドをすること。結局彼女が私たちのグループのガイドをしてくれることになり、カリーナも大喜びでした。

前に立って話をしてくれているのがレベッカです

話上手なのはもちろん、注意力散漫な子供を叱るのも上手でした(笑)

今回の遠足では、私は12人の子供達を先生と一緒に引率し、ガイドのレベッカが自然と人間との関係から話を始め、トレイルに落ちている熊の糞を棒でつついたり、ワイルドベリーの名前を教えてくれたり、Chautauqua Parkとボールダー市の歴史的ランドマークの説明をしてくれたので非常に勉強になり、とても楽しい遠足となりました。

何の写真を撮っているのかと言うと、

茂みの中でじっとうずくまる鹿でした!


カリーナと数人の子供達は、「熊を見た!木の上にいてウォーと言った!」と言い張るのですが、その背後にいた私には何も見えませんでした、、、。

今日は珍しくカリーナが全く私には寄ってこないで、ずっと先頭でレベッカにべったり。そして私は甘えん坊のジェイデン君と手を繋いでいたのでした。←可愛い! 台湾人のサミー君もアジア人の私といてほっとするのかずっと側にいて、そして私もなんだか日本人の友達の子供を見ているようで癒されました(笑) 

2018年9月19日水曜日

8年ぶりの1人帰国④ その他全部

さくさくと3月の日本滞在記を進めてきました。今年は随分とブログを放置してしまいましたが、「やればできるじゃん」と自分で感心。時間は自分で作るものなのですね。

到着後翌日の話に戻りますが、プリンスタワー東京に泊まる前日は、アンダーズに1泊しました。ここで2連泊しようかとも思いましたが、同窓会の会場に泊まる方楽ですし、新しいところにも泊まってみたかったので移動することにしました。が、部屋のレイアウトやデザインは、やはりアンダーズの方が落ち着くなと思いました。

今回は東京タワー側に入れていただきました

ここに泊まると必ず行くところは、私たちが結婚式を挙げた愛宕神社。なんと来年で20周年になります。この日は半日、たまたま大阪に帰省中だったボールダーの友達さおりちゃんと、東京で合流しました。

愛宕神社の階段に初挑戦するさおりちゃん
さあ降ります

勘の良いさおりちゃんに、「ホテルの部屋からここ見えるんちゃう?」と言われ、部屋に戻ってじーっと下を見てみると、確かに見える!グリーンの屋根の周りにうっすらピンクの桜が見えるのが愛宕神社です。

夜景があまりにも綺麗だったのでカーテンを下ろさず寝ました
(どうせ時差ボケで暗いうちに目が覚めますし)

神社でお参りした後は表参道へ。2001年以来帰国するたびに渋谷・表参道エリアは欠かさない場所だったのですが、なんと去年は浅草に2度も行ったのに表参道に一度も足を踏み入れないという事態が発生。今年は着いた翌日にさっさと行っておきました。


2年ぶりにGALALI(ガラリ)青山で昼食。このお店はマイセン通りの奥まったところにあり、夜も使える私の穴場的なお店です。

スパイラルビルにて

表参道の話は終わり、その数日後の北海道の様子。3月26日です。まだこんなに雪が残っていました。時には夏に日本に帰らないで、春に2週間カリーナと一緒に桜を見に帰るということもありかな?と考えたことがありましたが、北海道のこの様子をみるとやはり夏まで待ったほうが良さそうです。



雪の山!

一気に景色が変わり、再び東京です。ホテル2泊→北海道2泊→佐倉日帰りと帰国してすぐに放浪していたので、到着後1週間経ってやっと妹夫婦の愛犬デイジー嬢と一緒にお散歩に行けました。




そしてついに最終日。この日は友人達とお花見。犬同伴オッケーな公園を都内で探し、お惣菜を駅地下で張り切って買いお出かけです。デイジーはこんな↓トートバッグに入って地下鉄に乗ったのですが、メッシュ部分に顔を押し付けちゃってまるで歌舞伎役者のような形相に!電車の中で良い子にしていたので、犬がここに入っているとは誰も思っていなかったでしょう。



この頃になると桜が散り始めていました。久しぶりに咲き始めから散る時まで見られ、しかも天気が崩れなかったので存分に桜を楽しんだと思いましたが、ちょうど半年経過した今、既にまた春に日本に帰りたいな〜と思います。



最後に、1人帰国を締めくくった大物の写真を。最終日の晩、妹の旦那様が特上うな重を取ってご馳走してくれました。4〜5年前に久しぶりに食べようと思い、お店の前でメニューを見て値段高騰にびっくり。それ以来鰻なんて食べようと思ったことすらありませんでしたので、これには大感激でした。ご馳走さまでした。


2018年9月18日火曜日

8年ぶりの1人帰国③ DIC川村記念美術館

もう何年も前に、ボールダーの本屋さんで美術書の立ち読みをしていた時のこと。

まだカリーナがいない頃、私は時々趣味で美術史のクラスを受講していたのですが、ロンドンに住んでいる時にしばらく通ったクラスが非常に興味深く、テート・モダンに先生が連れていってくれた時に初めてマーク・ロスコ(1903~1970)の絵を見ました。

その本屋さんで手に取ったロスコの本を見ていて驚いたのは、佐倉市にあるDIC川村記念美術館シーグラム壁画のうちの7点があると書いてあるではないですか。灯台下暗しとはまさにこのこと。その時からいつか佐倉に行きたいと思っており、カリーナを連れて行こうかと思ったこともありましたが、今回のひとり旅はその絶好のチャンスとなったわけです。


私は個人的にこぢんまりした美術館が好きなので、ここがとても気に入りました。川村家3代の収集品を公開してくださっているそうですが、本当にありがたいです。機会があれば絶対また足を運びたいと思います。コンパクトながらコレクションの質が高く見応えがあり、建物自体もとても素敵です。まず庭園でお散歩し、展示物を見て、その間お茶をして最後にレストランでの遅めのランチという流れで、とても満足度の高い1日となりました


桜も見られて本当にラッキーでした




ゆっこが有休を取って私に付き合ってくれました


レストランは若干待ちましたが、平日だったこともあり、ギフトショップを回っている間にテーブルを用意してもらえました。こちらも質が高く、今回はパスタセットにしましたが、それでかなり満足度が高かったので、その次のランクのランチコースも気になります。ちなみに、美術館のチケットがなくても利用できるようです。レストラン ベルヴェデーレのメニューはこちら。

冷前菜盛り合わせ

東京駅から直通のバスで約60分。春の楽しいエクスカーションでした。

2018年9月17日月曜日

8年ぶりの1人帰国② 同窓会と ザ・プリンスタワー東京

プリンス系のホテルは普段は殆ど利用しないのですが、3月に大学の同窓会がプリンスタワーで開催されたので、その晩はそのままそこに泊まることにしました。日本に帰国して2日後の夕方からだったので、時差ボケで疲れるだろうと予想されたのと、翌日の午後の便で北海道に飛ぶ予定だったので、立地的にも便利でした。なんでも、このホテルは東京タワーに一番近いホテルだそうです。


11月末のブラックマンデーセールで、たまたまプレミアムJr.スイートが半額になっていたので、やや奮発してその部屋を予約してみました。29F〜31Fの高層階に泊まれて、32Fのラウンジではティータイムとカクテルタイム(食事もかなりしっかり食べられます)が楽しめ、朝食もラウンジかレストランのどちらかを選べます。しかも、滞在中にルームサービスも1回使えるので、たくさん食べられてお酒もたくさん飲める人にはお得なプランです。


その日は私が下の宴会場で同窓会に参加している間、同伴の妹はお友達を誘ってカクテルタイムを利用していました。私は途中同窓会を抜け出して妹と素敵なお友達に合流し、ハイヒールで疲れた足を休めつつ、食事と軽くお酒も飲めて非常に有り難かったです。

トーンが抑えられている夜のラウンジ

一方下の宴会場は↓こんな状態。一応ビュッフェスタイルのパーティーだったのですが、あまりにも混み合っていたのと、懐かしい友人達と話をするので忙しくて食事をする暇なんてなし。時々ふっと人混みの切れ目でエビチリの乗ったお皿と飲み物を持って立っている人に遭遇したりしましたが、一体どうやってそれ食べるの?という感じ。その晩は、20年以上音信不通になっていた友人達に思った以上に再会でき楽しかったですが、こうやって同窓会のことを書いていると、実はもっと会いたかった人達もいたなあと思ったりします。

ものすごい盛り上がりようで肩を組んで校歌斉唱(驚)

妹によると、私はその晩ベッドに横になった後あっと言う間に電源が落ちたそうですが、夜中に車の音がうるさくて目が覚めました。それが一度だけでなく何度も繰り返されるので、ついに起き上がってカーテンの隙間から下を見ると、ホテルの周りの高速道路をまるでサーキットとして使い、何周も暴走している車がいたのでした。いい加減にしてくれ!(ちなみにこれは、窓を開けていない室内から撮影しました。)


時差ボケもありその後あまり眠れず朝を迎えました。私の日本滞在中は毎日天気が良くて、この日も寝不足にも関わらず雲1つない空に映える東京タワーを眺めて気分はスッキリ。


妹と2人で散歩をした後、チェックアウト前にルームサービスの特典を使って軽食を取ることにしました。かなり久しぶりに食べたホテルのサンドウィッチ、意外と美味しかったです。がっつり食べたい人にはフライドチキンやハンバーガーなんかもありましたよ。


このプランは、ホテルの外のことは忘れて中でのんびりするのにお勧めです。ウェルカムシャンパンと共にチェックインし、ちょっとお茶をした後にプールで泳ぎジムで運動し、夕方のカクテルタイムになるとラウンジでシェフが目の前でお肉を焼いたりしてくれるので、敢えて外にはディナーにも行かず、食後は東京タワーを見ながらナイトキャップを楽しむ。これが私の理想。

周りを観察していたら、カップルや外国人観光客に混ざって、日本人女性4人組が色々な時間帯にお喋りをしながらラウンジにいましたが、それがとても楽しそうで、こういう女子会もいいなあと羨ましかったです。いつか私もそういう使い方をしてみたい!

2018年9月15日土曜日

今年の我が家の桜

日本の桜のことを書いて、ふと我が家の桜の写真も載せておこうと思いました。今年の満開は4月16日ごろでした。家族、日本人の友人達と、合計3回お花見をしました。


 

8年ぶりの1人帰国① 桜

3月に大学の同窓会があり、全学部で約2000人が集まるというので、それに合わせて8年ぶりに1人で10日間日本に帰国しました。ちょうど桜が開花した後に到着、散り始めた頃にこちらに帰って来るという、これ以上のタイミングはないという日程でとてもラッキーでした。

日本橋三越のライトアップはピンク
増上寺の桜も満開でした
杉並区にある妙正寺川沿の遊歩道は春はこんなに素晴らしい景色
ずっと桜が植えられているのです
妙正寺公園の巨大な桜
その下で幼稚園児がお散歩(羨ましい!)
妙正寺
芝公園の桜は咲き始めたばかりでした