2017年8月31日木曜日

東北⑤ 6月4日 青荷温泉ランプの宿

食事をいただく広間もランプのみ

弘前でもまた天候に恵まれず、当初予定していた岩木山に登れないということが確定したので、2連泊で取っていたホテルの1泊分キャンセルし、次の滞在地の十和田湖との間に位置する青荷温泉に行くことにしました。

実はここは計画中に気になっていた温泉だったのですが、上手く日程に組み込むことができず(←ケヴィンのために山登りを入れてやろうという想いから)旅程から外れていた場所でした。

この宿、部屋にはランプ1つでコンセントもない徹底ぶり。

これ1つです
宿は渓流沿いにあります
渓流の向こう側には露天と滝が見える内湯があり
露天は混浴でちょっと寒かったのですぐ退散
渓流のこちら側にはランプ小屋が

私が一番好きだったのは、「健六の湯」という宿の入り口の向かいにある建物の中のお風呂。ここには何度も足を運び、いつか実家の母やケヴィンのママも連れてきてあげたいなぁ、と貸切状態のお風呂の中で考えたのでした。

出入りできる所の外側に鳥の巣があり
巣作りに励んでいる鳥の姿がありました
女性側には渓流の流れを聞きながら入れる露天があり
この釜の中に入れます

食事は広間で皆揃っていただきます。こちらも量が多いのですが、ご飯をお代わりしてしまったりしてかなりの満腹になり、その上電気がないのでやることがなく、一家で20時頃には寝てしまいました(呆)夜に起きていられたら、ランプの下でお風呂に入るのも良かっただろうなあ、と今これを書きながらつくづく思います。

むむ〜嬉しい
何をしみじみと見つめているのか?

こちらも乳頭温泉に負けない秘湯で、深い山奥にひっそりと佇む感じが非常に良かったです。自称「晴れ女チーム」の私とカリーナなのに今回は天気に恵まれず(まあ、6月だったから仕方ないですが)、「ケヴィン雨男疑惑」もチラつきましたが、雨天続きのおかげでランプの宿に辿りつけたので結果的にはこれで良かったと。

このりんごジュース
デザインがいいと思いませんか?

2017年8月29日火曜日

東北④ 6月3/4日 弘前でアップルパイざんまい

しばらく中断していましたが、東北の話の続きを進めたいと思います。

弘前のホテルにチェックインした後まずしたことは、アップルパイを食べること。ガイドブックとにらめっこして見つけた喫茶店は、便利なことにホテルのすぐ隣の建物の中でした。満足した後、雨の中を歩いて弘前城へ。

私はアップルパイファンではないのですが
弘前では24時間で4種類食べました
この中にレトロな喫茶店はありました

弘前城に関してはリサーチ不足で、実は私はもっと広いお城を想像していたのでした、、、。しかし、弘前城石垣修理事業は一見の価値があります。石垣の修理に伴い、弘前城がそのまま70メートル移動したのです。

どこに行っても青紅葉が綺麗でした

元々の予定は4日は岩木山に登るはずでしたが、山は雲にすっぽりと覆われていました。前日に弘前駅から乗ったタクシーの運転手に、「明日雲があっても行く価値はありますか?」という質問をすると「なし」との即答。ということで、ホテルは2連泊中1泊をキャンセルし、次へ進むことにしました。

しかし、アップルパイは外せないということで、2日目は弘前半日観光(と言っても、実際は子供用人形劇を見たのですけどね)とお茶をしました。

この日は藤田記念庭園の中にある「大正浪漫喫茶室」で食べ比べ
個人的に手前のが一番美味しかったと思います

このアップルパイですが、私以外はみんな大好き(特に母は、旅行前からアップルパイに関して相当調べていた模様)。でも弘前で食べたアップルパイは、それほど興味がなかった私でもとても美味しいと思いました。ところが滞在中に地元の人と話していて気づいたのが、実は地元の人はそれほどアップルパイには興味がなさそうだということでした。お勧めのお店を何人かに訊ねてみたのですが、「そうですねぇ、、、、」と言うだけで、誰からもお勧めはもらえず、「あまりここに住んでいる人は食べないかも、、、」と言われる始末。そんなものなのかなぁ。

2017年8月24日木曜日

ロッキーマウンテン国立公園でグループキャンプ

日本から戻ってから学校が始まる5週間、ほぼ毎週末山に行っていました。先々週末に、ボールダーから北へ約1時間ほどのロッキーマウンテン国立公園に行って来た時の様子です。


ボールダーとの位置関係はこんな感じです

今回は日本人プレイグループ5家族でのキャンプで、大人10人+子供9人でグループサイトを借りました。グループサイトはかなり広い場所を貸切にできるので、周りを気にせずにのんびりとできます。

金曜日の午後から夕方にかけて各家族が到着、土曜日はみんなでハイキングをしサイトに戻って合同で夕食、日曜日の昼に解散という日程。天気が崩れそうだったのですが、思ったより寒くなく、雨もハイキングの後半と夕食準備前に降っただけでラッキーでした。

ケヴィンの隠れた特技:
マシュマロをこんがりと焼くこと
グラハムクラッカーにチョコレートと一緒に挟みます
こんなものを持って来た家族も(初めて獺祭の一升瓶を見ました)

キャンプサイトでは子供達は横の林と大きな岩でずっと遊び続け、ほとんど親が介入する必要もなく親も子もみんな楽しめました。子供達が大きくなってきて、かなり楽になったなあと思います。

6ヶ月前にサイトを予約してくれたY一家に大感謝!

2017年8月23日水曜日

チャウラブ10周年

ついにブロガー歴10年になりました。ブログ名は、チャウチャウとブラックラブのミックスだったアシャにちなんでつけました。淋しいことにもうアシャはいなくなってしまいましたが、ブログはまだまだ続きます。

今年はひつじ雲ではなく今日の夕焼けの雲です
2012年7月


2017年8月21日月曜日

全米を湧かせた皆既日食

コロラドでは93%の部分日食でしたが、ボールダーでも人々はあちこちで天体ショーを楽しみました。

2ドルで買ったサングラスはちゃんと日付入りでした

人々は公園、山の上、レストランのルーフトップ、NASAとライブで繋がった政府のリサーチセンターのイベント、などなど色々な場所に集まったようですが、私たちは我が家の隣のブロックから入れるハイキングコースの中腹で観察することにしました。

カリーナは学校で、始まった頃、ピーク時、完全に終わった頃の3回校庭に出たそうです。「絶対にサングラスなしで太陽を見たらダメだよ。これ取ったらどう見えるかな?なんてちょっとだけでもダメだよ」と今朝再度念を押すと、「わかってるよ。サングラスなしで見たら、目が赤いドットになっちゃうんでしょ」←先生はそんな風に子供達を脅したらしいです

ここは人気があるハイキングコースから若干外れた場所
で超穴場でした。石で組み立てられた椅子もありまるで
ムービーシアター!
ボールダーを見渡せます

10時過ぎから太陽が少しずつ月に覆われ始めました。普段と様子は全く変わらないのですが、特殊なサングラスで見ると右上をかじられたリンゴのような形になり始めています。11時半前。太陽がだんだんと細い三日月形になり、気温がすーっと下がり辺りがなんとなくひんやりしました。雲は全くないのに景色がフィルターがかかったような不思議な雰囲気になり、11時45分頃ついに93%を達成。

皆既日食のような劇的な瞬間はなかったものの、「7%の太陽でもこんなに明るくて、しかもこんなに熱を感じるんだねえ」と一緒にいた友達とみんなで感心。かなりの人数の知り合いが、大渋滞に巻き込まれつつ、皆既月食が見られるお隣のワイオミング州に行っていますが、93%を経験して、次はやはり皆既月食を見たいなあと思ったのでした。見に行かなくてちょっと後悔。


2017年8月19日土曜日

これから何をするのでしょう?

ニコニコと嬉しそうなカリーナ。さて、これから何が始まるのでしょう?




先週水曜日の学校初日の午後。バスから一緒に降りた近所の同級生の家に、カリーナがそのまま遊びに行くことになりました。1時半後。天気があまりにも良かったので、迎えに行く時にワインを持参してお母さんと2人で気持ちよく乾杯をした後テラスでのんびりしていると、「このジップライン、よくやるの?」とカリーナが質問。「やりたい?」とワイリー君のお母さん。

このお父さんは優秀なエンジニア
バルコニーから裏庭の端までケーブルを渡したのは彼
とにかく気持ちの良い夕方でした

この夫婦はNYに長い間住んでいたそうですが、子供が生まれた後にボールダーに引っ越すことに決め、我が家から2ブロック下の土地を購入。この素敵なモダンな家は、建築家と一緒に自分たちでデザインしたそうで、モダンな家に合った家具も全て完璧(溜息)。

リビングルームをこっそりお見せしましょう

サマーキャンプ

11週間もあった夏休み。我が家は6週間日本に行っていたので帰ってからあっと言う間に終わってしまいましたが、毎年夏休み中のアクティビティで悩む家庭が多いはず。夏のデイキャンプの申し込みは大体1月にスタートします。人気のあるサマーキャンプは早いうちに定員が埋まってしまうので、私は受付が開始するとさっさと申し込みを済ませてしまいます。

今年のカリーナのキャンプは、1週間(月〜金 1日6時間〜8時間程度)のキャンプが3つ。

①ロッククライミングキャンプ(初)
ウィスラーにスキーに行ったメンバーが集合

②ネイチャーキャンプ(今年で2回目)
このキャンプはカリーナの希望

 ③ドラマキャンプ(初)
最終日の発表会にて


2017年8月16日水曜日

今日から1年生

日本はお盆が終わったところだと思いますが、こちらは他州より早めに新学期が始まりました。

始業式(入学式)→午前授業→通常授業という流れで育った私としては違和感を感じつつ、初日からお弁当を作り8時〜14時45分の通常授業にカリーナを送り出しました。


3年前のプリスクールの初日。2枚の写真を比べて
カリーナだけでなく背景にある木の成長ぶりにも驚きました

初日は学校に子供を送ってくる家族が多く、校庭は見送りに来た家族でごった返しており一種の社交場と化していました。夏休みの間静かだったので、「あ〜、これでまたカリーナの学校絡みの社交が多い生活が戻るね〜」とふーっとため息。

クラス替えは毎年あり、発表は先週の金曜日でした。全てオンラインで管理されており、カリーナのアカウントにログインして先生が誰になったかを調べ、その後親同士で「先生誰になった?」というテクストが飛び交いました。カリーナの学年はやや少なめで、1クラス20人程度で3クラスです。

カリーナの去年のクラスは最終的に18人でしたが、そのうち7人が同じクラスになったようです。昨日学校が16時から18時までオープンハウスとなり、自分の教室に行き先生に会い挨拶し、その場に居合わせたクラスメート達とその親に会いました。カリーナの先生はハキハキした背が高い女の先生で、会ってすぐにカリーナも好きになったようです。

毎朝校庭で各クラス整列し
各先生の後について学校の中に入ります

教室の中に、昨年その先生のクラスだった子供達から新一年生への手紙が置いてあり、それを読んで親が大笑い。「ルー先生は厳しいけど、楽しい先生だよ」「ルー先生の声はキンダーガーテンの時の先生より大きかもしれないけど、怒っている訳ではないので安心してね」「ルー先生はちょっと怖いかもしれないけど、みんなのことが大好きだよ」

どうやらルー先生は、厳しいことで評判のようです。規律をしっかり守るカリーナにはいいマッチではないかと密かに思っています。



2017年8月10日木曜日

ログキャビン 施工から9年

とても快適に滞在できる状態になりました