今度はお忍びではない出張

ケヴィンは今週丸々東京です。今回は、前回の珍騒動に関わった友達みんなに事前に知らせておきました。みんなに会えるかな〜？

彼の場合日本語が話せるがために、現在日本チームが契約にこぎつけようとしている東京での案件に関わることになり、１度のはずだった出張が２度に、という状態になっているわけですが、今回も私とカリーナはお留守番です。ケヴィンは日本出張は一度きりだと言い張っていましたが、私の予想では日本に関わると一度ではすまない気がしていました。その勘、大当たり。

一緒に行きたい気持ちは山々なのですが、冷静に考えれば考えるほどカリーナを連れて飛行機に乗るのは自殺行為に近いと思い、今回もパス。実はカリーナのパスポートがまだないので、いいチャンスだと思いそれだけは申請しておきました。

なぜそんなにカリーナと飛行機にで乗るのを恐れているかと言うと、公共の場で眠るカリーナの姿が全く想像がつかないのです。普通の子はストローラーに押されている間に眠ったりするようですが、カリーナにはその傾向は全くなし。とにかく何一つ見逃すまいと、目をギラギラと光らせています。カリーナが散歩の途中に最後に眠ったのは去年の８月、生後５ヶ月の時でした。その後はカーシートの中か暗くて静かな部屋の中（もしくは、ホテルのバスルームの中）以外では寝たことがなく、数週間前に試しに午後中連れ回してみた時は、そのまま午後の昼寝をせずに夜まで７時間連続で起きていました。その時は夜寝かせる時も、無理矢理ベビーベッドの中に入れなければそのまま延々と遊び続けそうな状態でした。

なので、飛行機の中で周りから完全にシャットアウトされない状態の中で、この子は何時間寝ずに頑張るのだろう、と恐ろしく思うわけです。しかも、１分たりともちょこんと座ったり、かわいらしく抱っこされっぱなし、ということもない子なので、ちょろちょろと床を這い回ることは間違いなしです。そして到着後は入国、都内までのリムジンバス、そして１６時間の時差...。

そんなわけで、今回も私はケヴィンが私の妹夫婦や友達みんなに会えるよう、遠隔操作で日程調整をしています。

ケヴィンから早速送られて来た写真

カリーナ、立ち上がる！

今月に入ってから、つかまり立ちをしている時にふーっと数秒間手離しになる、ということが増えて来ており、ここ１週間は中腰になったり膝立ちになったりしていたのでこの日が来るのも近いかと思っていましたが、ついに一昨日からしっかり地に足をついて立ち上がり始めました。両手に持った霧吹きをぶつけて鳴らし、満面の笑顔で１０秒間ほど立つ姿を見た時は「おお〜！」と感動しましたが、その日の午後には、立ち上がり目の前のクッションにダイブ、という行為を延々と繰り返すようになりました。

これまでいろいろな発達を見て「人間の成長ってすごいな〜」と思っていましたが、やはり四つん這いから二足歩行への移行が今までの変化の中で一番強烈なような気がします。

カリーナと一緒の初スキーホリデイ（注：滑ったのはケヴィンだけ）

ボストンからの友人ファミリーと合流するために、２泊３日でBeaver Creek(ビーバークリーク)へ行ってきました。またケヴィンのハイアットポイントが登場。一昨年の夏に泊まったパークハイアットに戻ってきました。

その日の午前中までべつの友人一家が滞在していたので、普段は前日までに完璧に荷造りするのが調子が狂い、たった２泊のためにものすごい量の荷物を持参するはめになってしまいました。とにかくカリーナの食事やら気にする事が多くて大変。確認事項があり朝ホテルに電話すると、その日だけスイートに無料アップグレードが可能で、すぐに部屋は用意できると言う。「せっかくだから、一刻も早く着かないと！」と、大慌てで荷物をまとめて山まで２時間の道のりを急いだ私達でした。

カリーナのお泊まりグッズ

手伝いどころか邪魔ばかり

頑張って早めに着いた価値ありの部屋

動き回るスペースたっぷり♪

大喜びな彼女

夜は友人一家５人をこの部屋に招待しました。カリーナは７時半にベビーベッドごとバスルームに入れてしまいました（汗）。壁が厚かったお陰で彼女は朝までぐっすり。私達はと言うと、トイレが使えなくなってしまったので、わざわざフロントロビーを横切って公衆のトイレを使うはめに。←まるで民宿　１泊目のこの部屋はキッチンがついていたのでよかったのですが、翌日の部屋はランクが下がったので結構不便でした。

が、ちょっとかわいそうだけどカリーナをトイレに入れてしまえば、ホテルの部屋１部屋でも問題なし！と今後の子連れの旅への自信がついたのでした。

雪って

おいしい！

我が家のイウォークテディベアー

至るところで愛嬌を振りまき、結構人気者でした♡（ええ、親ばか発言だって承知です）

予定がダンゴ状態

予定が目白押しの今月。あと一息です。今週末にケヴィンの両親がやってきて、今月のすべての予定は終了です。

週末は２泊３日で友人一家が我が家に滞在しました。ワシントンDCからコロラドに毎年スキーホリデイに来る友人で、今年はカリーナに初めて会うためにボールダーに立ち寄ってくれました。かわいい女の子は２歳半のキャラちゃん。１年前に会った時より髪の毛が伸び、しかもかなり聞き分けの良い子になっていて感心しました。

滞在中はみんなで朝食へ出かけたり、たまたまボールダー市内に住んでいるウェンディの元上司の家にみんなで行ったり、ケヴィンの親友ライアンを交えて我が家でディナーをしたり（今回は始めから料理は放棄し、テイクアウトにしました♪）と予定がぎっしり。しかもディナーの晩、子供達が寝た７時過ぎに男性陣はアメフトを観戦するためにバーへ行き、私とウェンディは家でワイン＆チーズでディナー前のひと時も過ごせて、時間を十二分に使えて満足。

月曜日に彼らが出発後、私達も荷物を大慌てでまとめてスキーホリデイへ出発。目的は、ボストンから毎年この時期にVail(ベイル)とBeaver Creek(ビーバークリーク)へ計２週間スキーホリデイにくる友達一家へ合流すること。こちらもカリーナとは初対面です。さすがに当日の朝まで友達がいたためパッキングがおろそかになり、車で走り始めてから「あーっ、日焼け止め忘れたっ！」「ああ、ハイソックス持ってこなかった〜」「カリーナのサングラス・・・」と忘れ物が続出しました。

カリーナを連れての初のスキーホリデイの話は次のポストで。

カリーナをめぐる生活 – 生後10ヶ月

この１ヶ月間にいくつか大きな変化がありました。

ピッグテールができる程髪の毛が伸びました☆

歓迎すべき変化：遂に一晩中寝るのが定着したようです

ところで、クリスマス明けに私１人で１泊でデンバーの友達のところに出かけました。その時滞在中だったケヴィンの両親と、ケヴィンの協力のお陰で実現した、カリーナが生まれて初めてのお泊まりです。その晩は全く家に連絡をしませんでした。もし何か問題があったらすぐに荷物をまとめて家に帰ってしまう自分が、手に取るように想像できたからです。

結果は、カリーナは７時半に寝てから５時半まで、一度も起きずに眠り続けたのでした。

実は密かに、「これはケヴィンに夜中の授乳の苦労を体験してもらういいチャンスだ」と思っていたのですが、彼は「ケヴィンがケアするとカリーナはいい子だよ。いひひ」と自慢げでした。ちょっと悔しかったですが、私がいなくても全く問題なしということで、今後気軽にお泊まりに出してもらえるかも♡、と考え方を改めました。

そしてここ８晩連続、カリーナは一度も泣かずに朝まで寝てくれています。あの頃がウソのよう。。。あんなに寝なかった子が、１０ヶ月になる前に一晩中寝られるようになったのは快挙です。

肩車大好き。ハンドルはケヴィンの大きな耳。

喜べない変化：ハイチェアーから故意に物を落とす

これはかなりかわいくないです。
以前は大好きだったバナナとアボカド。手軽に食べさせられるので便利だったのですが、最近は一口サイズに切ってハイチェアーのトレーに置くと、一瞥をくれた後ぽいっと手で脇に払って落とすのです。しかもかなり挑戦的な目つきで私達の顔を見ながらです。

「ノ〜、カリーナ」と咎めると、いつの間に覚えたのか頭を左右に振ります。そして時々振りを止め口を大きく開けて満面の笑み。その姿がおかしくて、こっちは笑いをこらえるのが大変です。その間もカリーナは気が狂れたように頭を振り続けるのでした。

ノ〜ノ〜ノ〜

どうするべきか悩んでいる変化：午後の昼寝を拒否

本来ならだんだんなくなるのは午前中の昼寝のはずなのですが、先週午後の昼寝を２度拒否されました。今日もベビーベッドの柵を掴んで立って、しばらく泣きわめいていました。

寝なかった日は午後６時間以上連続で起きていたため、６時半頃にコロリと寝てから翌朝７時まで起きませんでした。午後は寝なくても遊んでいれば機嫌がいいので、彼女の場合は午前中の昼寝がメインになるのか微妙な感じです。私としては午後まとまった時間があるとカリーナを連れて出かけられるので都合がいいのですが、果たしてそうしていいのか悩むところです。

常にちょろちょろと忙しいです

やっと静かな夜

気づいたら、ここ２０日間ほど毎晩誰かがうちに宿泊しているか、出かけているかのどちらかでした。今日久しぶりにカリーナと２人だけの夜です。

特にここ１週間はゲストの出入りが過去最高でした。３日に３人がチェックイン、４日にチェックアウト、５日に２人がチェックイン、８日にチェックアウト、その晩に１人がチェックイン、そして本日チェックアウト、という具合で、チェックアウト後速攻シーツとバスタオルを洗濯してゲストルームとゲストバスルームの掃除、という状態でした。

ゲストが居るにもかかわらず、ケヴィンは全く関係ない友達をその間にディナーに招待していたりして、一晩は料理中に私がキレて、その晩は結局ピザをオーダーすることになりました（汗）。

１人はケヴィンの弟ケントだったのでそれは楽しかったのですが、３連泊した人達は、ボールダー滞在中にホテル代を浮かすためにうちに泊めてあげたあまりよく知らない人達だったので、昼間は勝手にやってもらっていたのですが夜はどうしても話し込んでしまい、生活のリズムが崩れてしまいました。

現在の私のスケジュールはカリーナとともに回っており、彼女が寝入った夜だけが自由になる時間なので、ほっと一息つく時間が連日なくなると精神状態が不安定になりがちになることが、よーくわかりました。

今日の午後カリーナの昼寝の時、私もソファでウトウトとしてしまいました。はっと目が覚めて外を見ると、こんな夕焼けが空に広がっておりました。今年に入ってよい天気が続き春のような日もありましたが、明日は雪の予報です。

新年明けましておめでとうございます

今年の元旦もまたコロラド・スプリングスのmikkoさんのお宅にお邪魔しました。

いつもながらのゴージャスな手作りのお節料理の写真は、mikkoさんのブログでご覧ください（本当にすごいです）。

今年は長男のJ君が、板前さんとして登場。ちなみにmikkoさんご一家は、スプリングスで日本料理屋を経営なさっています。J君はお寿司のケータリングビジネスでも大活躍。

Nファミリーのみなさま、今年もありがとうございました！

「大将、ウニ１つ握ってちょうだい」