2015年2月28日土曜日

Steamboat Springsでスキーホリデイ 

スティームボート・スプリングスはコロラド内の北側にある街で、ボールダーからだと車で3時間ほど。小さな街ですが温泉があり、スキー場はかなり楽しめます。7年ぶりに行きましたが、レストランの質もぐんとアップした気がします。

Strawberry Park Hot Springsは、温泉に厳しい日本人にも人気がある温泉。ダウンタウンから山道を何マイルか上がったところにある、自然に調和するように設計されたなかなかいい温泉です。たまたま行った日が雪で、山道で3台の車がスリップして道をふさいでおり(車から出た人達は、マンガのように滑って転んでいました)、その日は泣く泣く引き返し翌日出直しとなりました。冬に行く場合はちゃんとしたタイヤで行って下さい。


スティームボート・スキー場は、89年から97年の間、北海道の加森観光が所有していました。ケヴィンは98年に1人でルスツで滑っている時に、いきなりあったスティームボートの看板を見て仰天し、私に電話をかけてきのを今でもよく覚えています。

一緒に行った家族は、毎年DCから旦那さんの会合を兼ねてコロラドにスキーホリデイに来る一家で(ケヴィンと奥さんが大学の同窓生)、去年は私達は日本に行っていたので2年ぶりの再会でした。相手方も1人娘がおり、2歳年下のカリーナはお姉ちゃんに遊んでもらって大喜び。今回は初めて2人を同室にしました。


友達一家のさらに友達一家も3日間合流

カリーナと私は2日間滑った後、3日目は2人でダウンタウンに行ってみました。街からスキージャンプ場が見えるので、以前から気になっていたのですが、その日は人がジャンプしているのが見えたので近くまで行ってみました。初めて目の前で見るスキージャンプは、着地の音まで聞こえてかなり楽しい経験でした。

このウェブサイトで夏のジャンプの様子がビデオで見られます。Howelsen Hill Ski Jump

周りに聞いてみるとなんと飛んでいたのは
子供達で最年少は7歳!

ダウンタウンでいくつか気に入ったショップを見つけました。念入りに物色した末に買わなかったものに対して「やっぱり買っておけばよかったかなあ〜」という後悔の念が残り、次の訪問を密かに心待ちする私です。

普段仏陀には興味がない私ですが
行ったカフェで一目惚れしてしまった絵
$15也

2015年2月26日木曜日

プラスマイナスゼロ以上?

2月のボールダーの気候は、大幅に振れました。

まず14日までは過去の記録更新の暖かい2月で、最高気温が10℃を切った日がたった3日。そして残りの2週間で、2月として記録更新の42インチ(約107cm)の積雪。今月残りがまだ3日ある段階でそう言われていたということは、雪はチラチラと降り続けているので、その数字は更に大きくなるはずです。

予報は大当たり

今日カリーナの学校は臨時休校になりました。カリーナがいない午前中は久しぶりに予定がなかったので、珍しくどこにもいかずに1人でのんびりしようと思っていたのに、残念!

学校が休みで(特に私が)がっかりしたものの、
気を取り直してフレンチトーストを作った私達。

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昨日雪が降り出す直前に予報を見て「うへ〜〜!」
(32Fが0℃です)

2015年2月25日水曜日

成果

前回のポストに書いた通り、ケヴィンは土曜日の早朝にキャビンに向けて出かけ、夜10時頃に帰って来ました。その成果はこの通り大成功。ソーラーパネルはまずスノーモービルで運ばれ、キャビン内でまず(予行演習で)組み立てられ、無事に取り付けられました。有意義な一日だったようです。

ボールダーは雪だったので、カリーナと私は一日中家の中で過ごしました。ご飯を作る以外家事はまったくしない一日でした♪










2015年2月20日金曜日

これで一息 

2月8日にカリーナのスキースクールが終了しました。

実は、1月に入ってからそのスクールのために、1回休みだった週末以外、金曜日の夕方にスキーコンドに移動し、月曜日の昼間にボールダーに帰ってくるという生活を繰り返していました。最近はコロラドも、週末はスキー場に向かうフリーウェイが渋滞するので、週末を避けて移動をしていました。ケヴィンは電話とコンピューターがあれば、どこでも仕事ができるのです。

ちなみにこの生活がどんなかと言うと、自宅で火〜木の3日間生活(カリーナはちょうどこの3日間の午前中に学校)、スキーコンドで土日の2日間生活、月金は移動日、という具合で、私にとっては、月曜日に荷物をすべて車から降ろし→食料は冷蔵庫→洗濯物は洗濯機へ、月曜日か火曜日にその週の食料の買い出し、木曜日に荷物をまとめ→金曜日に食料と一緒に車に詰めて山へ向かい、月曜日に・・・ということの繰り返しでした。

移動は片道1時間半程度です。食料は現地で調達してもいいのですが、スーパーが隣町なので、自宅の冷蔵庫の中のものと一緒に買い足したものをまとめて持って行く方が、時間の節約になるのです。

先週このパターンからやっと脱出した後、最後の〆は木曜日から5泊6日のスキーホリデイでした。ワシントンD.C.からやって来た友人一家と、Steamboat Springsという州内のスキー場に行って来ました。

楽しく滑走するケヴィンとカリーナ

そのスキーホリデイの前の火曜日の昼間、ケヴィンは例の8日間世界半周の出張から帰って来ました。さすがのケヴィンでも今回は時差ボケ解消に数日間かかり、火曜日と水曜日は気付くと至る所で静かに居眠りをしていました。

「いつか疲れがまとめて出るだろうな」と思っていたところ、スキーホリデイから帰った2日後の今日、朝ベッドから起き上がれなくなっていました。なんとか持ち直したものの、明日は朝5時起きで、ログキャビンにソーラーパネルを取り付けに行くことになっており、日曜日は友達と近場のスキー場に滑りに行く約束をしています。そしてその晩にテキサス出張に向かうのです。(「よくやるなあ」という読者の方の声が聞こえてきます。私も同感。)

私も昨日はカリーナと一緒に7時半に寝てしまい、夜中に何度か目が覚めたもののそのまま12時間カリーナと同じベッドで寝てしまいました。週末は雪の予報なので、カリーナと私はどこにも行かずに家でのんびりしようと思います。

ゴンドラからの眺め
Steamboat Springsはちょっと北海道に感じが似ている気がします


2015年2月7日土曜日

ケヴィン、ドバイに到着。

8日間世界半周中のケヴィンは、ドバイまで行き着きました。結構無茶なことをしているのに、今のところすべて順調。

ダーバンではちゃっかりビーチにまで行っている!

ヨハネスブルクの元ガールフレンドのところでは、彼女の旦那さんと3人で夜中の12時過ぎまで話し込んでいたようで、こちらの金曜日の夕方、現地の夜中の1時半(土曜日になっている)に「これから3時間寝て5時にホテルを出なきゃ。時差ボケのせいかな?妙に元気なんだけど」と電話がかかってきました。

「本当に大丈夫なのかね?」と思っていたのですが、その後しっかりとダーバンに到着し、友達一家と土曜日を過ごしていました。今朝(現地の夕方)は「今からFacetimeできる?もうすぐ空港に行かなきゃいけないから急いで」と叩き起こされ、5年前に南アでの結婚式に行った友達と2人の子供を交えてFacetimeをしました。

こちらの午後6時半頃にはドバイに到着。現地は日曜日の朝5時半で、早着のため睡眠時間が減ったとぼやいていました。10時からプレゼンテーションをするそうです。

残りあと2フライト。ドバイは初めてなので、様子を聞くのが楽しみです。それにしても・・・よく考えたら、ここに書いたこと全てを約32時間でやっているって、やっぱりケヴィンらしい話だと思います(~_~;)


2015年2月5日木曜日

8日間世界半周

これが今週と来週のケヴィンのスケジュールです。

月曜日夕刻ロンドンへ→火曜日朝到着後、2日間ミーティング。
水曜日夕刻ヨハネスブルクへ→木曜日朝到着後、2日間ミーティーング。
土曜日夜ドバイへ→日曜日朝到着後、2日間ミーティング。
(アラブ首長国連邦は、金曜日休みで日曜日は働くそうです)
月曜日の夜中ワシントンDC経由でデンバーへ→火曜日の昼帰宅予定

またもやみんなが、「よくそんなことできるね」と呆れる日程ですが、まあこんなの彼にとっては「ちょっと大変」程度で、私が「よくやるな」と思うのは、この日程の間に私用をねじ込んだことです。

ロンドンでの1泊時には2組の友達グループに会い、ヨハネスブルクでは金曜日に元ガールフレンドと彼女の家族に会い、土曜日の朝7時の便でダーバンという南ア内の都市に飛び、そこで別の友達一家に会い、夜8時の便でドバイに向かうのです。

しかも出張前後も相変わらず忙しい人で、12月の最後の週末以降、週末家にいたのは1回だけ。

***

ちなみに、元ガールフレンドというのはアメリカ人です。南ア人と結婚して、数年前からヨハネスブルクに子供3人と在住です。日本人にとっては不思議かもしれませんが、アメリカ人は妙にオープンで、離婚した元妻と現妻が仲良くなる、というような不思議な人間関係も存在するようです。私も結婚した当初は、そんなことは「あり得ない」と思っていました。

彼女はケヴィンが唯一連絡を取っている元ガールフレンドで、私達が結婚した翌年に、コロラド内で開かれた彼女の結婚式に招待されました。「それなら会ってみるか」という気になり、その1ヶ月ほど前に彼女と当時フィアンセだった彼が、我が家に一泊で遊びに来ました。それ以来、家族ぐるみの付き合いになったわけです。

ケヴィンが彼女にヨハネスブルクに行くことを伝えると、「お願いリスト」がすぐに戻って来たようで、それは、①子供用の本 ②サルサ ③歯磨き粉でした。ケヴィンは持ち込み用スーツケースのみで出張に出るので、②と③は却下。先週アマゾンから子供用の本が届いたのですが、その量を見て唖然。「う〜ん、1冊だけかと思っていたのに」と言いつつ、ケヴィンは必死にやりくりして荷物をまとめていました(笑)

ケヴィンがロンドンに行く時に、私が必ずお願いするのは紅茶。私がここ数年気に入っているのは、スーパーマーケットブランド(マークス&スペンサー)の安い紅茶です。「ブルックの本にスペースを取られて、私の紅茶を買ってこなかったら許さないよ」と脅しておいたら、ロンドンから「今マークス&スペンサーにいるよ〜」とわざわざ電話をかけてきてくれました☆


2015年2月3日火曜日

如月

あっという間に1月は過ぎ去りました。2月もこの勢いであっという間に終わるのは確実で、その理由はまた後ほどお話するとしまして、今日は最近あった小さな出来事を。

先週末は、ケヴィンのパパママも一緒にスキー場に行きました。カリーナが手を振りながら滑走するのを見送った後、ママと私は寒いからコーヒーショップへ行こう、と歩いていると、こんな人を目撃。

本当に赤ちゃん入っているの?

片手にスキーとポールを持ち、雪が積もったベビーカーを必死に引いて歩く人。結構大変そうで、ベビーカーもガタガタと派手に上下に揺れています。あまりにも滑稽で、写真をズームで撮った後、「あの〜、その中に赤ちゃんが入っているのですか?」とたまらず聞いてみました。すると、赤ちゃんを見つつ奥さんと順番に上の子供と滑っているとのこと。

「赤ちゃんは、ちゃんと温かい毛布に包まっているのですよ」と何度も弁解するスペイン語訛りのこの人が気の毒で、結局目的地までベビーカーを引っ張って行ってあげました(笑)


次は今日の出来事。
我が家が建つ4つ角は、一時停止サインが四方に立っています。アメリカでの一時停止は多分日本よりも厳しくて、しっかり止まらないと警察に捕まることが結構あるので要注意です。

うちの1ブロック先で、ここ2ヶ月ほど水道管の工事が進められており、我が家は家と庭と車が丸ごと、飛んでくる土まみれの状態です。それはまあ仕方ないとして、先週台所から何気なく外を見た時に、トレーラーをつけたトラックが、工事現場からバックして方向転換をしようとしている時に、この一時停止サインを倒したのを目撃しました。

工事現場の人がそれを引っ張って戻し、やや斜めになりつつしばらく立っていたのですが、今日暖かかったので玄関先のソファに座っている時にふと向こう側を見ると、そのサインがない。よく見ると、ついに根元がダメになって道路に横たわっていたのでした。

これで安心

横にいるママに、「あ、一時停止サインが倒れてる」と言うと、「だから、さっき事故すれすれになりそうだったんだわ」とママ。「こっちから来た車が止まらずに、先に曲がろうとしていた車にクラクションを鳴らしながら突っ切って行ったのよ」

しばらく見ていると、この角を通り慣れている人はちゃんと止まっているものの、約半分の車がそのまま通りすぎるので、秩序が乱れているのが一目瞭然な感じになってきていました。

あいにく市の交通課はすでに閉まっていたので、警察に電話をして状況を説明すると、ものの10分もしないうちにサインを立て直しに来ました。明るいメキシコ人のおじさん達にお礼を言うと、「ボクらの仕事は、みなさんの安全を第一にすること。イエ〜イ」ととても明るいのでした。

事故防止に一役買った私?