2009年12月31日木曜日

さらば2009年

今年も残り約10時間となりました。思えばとても短い1年でした。

今年は、いつかは私達夫婦にも当然手に入るだろうを思い込んでいたものが手に入らない、という落胆を味わいました。そして周りの人にはその気持ちが、思った以上に伝わらないという苦しみも経験しました。

さすがの私もしばらく後ろ向きな生活を送りましたが、そんな時、形は違っても、そして表面的には見えなくても、人にはそれぞれの葛藤や苦しみがあることを改めて学びました。一般的に私達はどうしても自分を中心に生きているので、こういう状況では自分の不運が最悪だと考えがちですが、各々の葛藤は容易に比較できるものではないのだと、自分にいい聞かせられるようになりました。

いろいろな思いを抱えて生活した今年は、周囲のサポートの偉大さをしみじみと感じた年でもありました。そして長期に渡る日本滞在中に大切な家族や友人達と過ごした時間は、かけがえのない思い出となりました。結果的にこのような状況は、日本とアメリカで本物のフレンドシップを見極める機会にもなりました。親友達(そして最愛なる妹夫婦♪)と結ばれた更に強い絆、懐かしい方々との再会と交友、残念ながら疎遠になってしまった友人達、といつもより人間関係の変化が多い年でもありました。

今自分の人生の中にあるものに感謝しつつ、気持ち新たに2010年を迎えたいと思います。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。来年が良い年になりますように。この場を借りて、偉大なるパートナーであるケヴィンにもお礼を。そして常に私を癒してくれるアシャにも。

2009年12月29日火曜日

ランバート家のクリスマス

みなさま、クリスマスは楽しく過ごされましたか?

私達は、3年ぶりのコロラドでのクリスマスでした。クリスマス当日、ケヴィンの親戚一同が住んでいるブエナ・ビスタという小さなマウンテン・タウンに出発するまではドタバタでしたが、現地に到着後は田舎独特のゆったりした時間の中で、2日間(私は)のんびりと羽を伸ばして来ました。ケヴィンはもちろんじっとしておられず、26日はスキー場へすっ飛んで行ってしまい、夕方かなり満足そうに帰って来ました。

この街には鹿が至る所に居て、堂々と庭に入って来る。人間を全く恐れず。

家族連れで毎日おじいちゃんとおばあちゃんの家に来るらしい。

クリスマスイブはケヴィンがファヒータをを作ってくれました。11年前に東京で初めてYちゃんと3人でイブを祝った晩から、2人でイブを祝う時はケヴィンの手作りメキシカンということになっています。

Yちゃん、覚えてる?クリスマスカラーを意識したファヒータ。

直前にバタバタと買い集めたクリスマスプレゼント。ツリーの下もなんとか見栄えがするように。ほとんどが家族と友達のためですが。

ケヴィンは結局ぎりぎりまで働いていたので、クリスマスショッピングに行けずじまい。24日の午後私へのプレゼントを買わないと、と焦っていましたが、その前日と前々日に買い物に行った私はついつい自分のものも(かなり)買ってしまいました。普段ほとんど買い物をしないのですが、やっぱり見るとダメですね。で、「これ、ケヴィンからってことにしておくよ」と言いながら、自分が買ったものをラッピングして、クリスマスの朝に開けました。

欲しくないもの、余計なものは欲しくない私にとっては、実は効率が良くてうれしかったりします(かわいげがない)。ところで、1つだけケヴィンがお店で買い求めたものは、上の写真の左端の2本のボトル。1本はウィスキー、もう1本はジン。両方ともコロラド産です。ジンは私へのプレゼント。結婚して10年も経つとプレゼント交換もこんなになってしまうのですかね。。。

2009年12月24日木曜日

Disaster(大災難) 2

更にこの数日間、今度はクリスマスの準備(ギリギリのXマスショッピング)であたふたしていました。先週末にコンドに行く羽目になったので、予定が大幅に狂ってしまったのです。

結局コンドミニアムへは、木曜日のうちに管理会社の人がかけつけてくれ、2階のバスルームの壁と1階のバスルームの壁と天井をはがし、亀裂の入ったパイプをすべて取り替えてくれました。これで流れ出る水が止まったわけです。氷が膨張すると鉄のパイプもこうやって裂ける。

金曜日に共同オーナーのパットが1人で様子を見に行き、「最悪」という報告。土曜日トイレを2つ買って3人でまた山へ。1階はバスルーム、その横のクロゼット、廊下、キッチン、そしてリビングルームの一部が水浸し。バスルームの水位は数センチあったらしい。キッチンと廊下以外はカーペット敷だったので、それをはがして持ち上げ、床とカーペットの間に業務用扇風機を置いて5日間乾燥させました。

正面が玄関、右がキッチン、左奥がバスルーム、手前がリビング。

1階 − 奥がトイレで手前右がシャワーがあった場所。
1階トイレ

2階は浸水はなかったのですが、パイプを交換するために↓このバスルームも半崩壊状態。とりあえずここにケヴィンとパットが新しいトイレを取り付けたので(カーペットがめくれている所−初めてトイレの取り付け現場を見た)、シャワーはないもののなんとか住める状態にはなりました(これが後ほど私にとって問題となる)。

土曜日から4日間で来るはずだったオクラホマの8人組はなんとか他の宿に移し、そこへ無事チェックインしたのも確認し、ひとまず安心。しかし、次なる難問は保険会社との交渉。アメリカの保険制度って本当に頭に来る。そして現在はリモデルをするための大工さん探しをしているところです。もともとアップグレードが必要だったので、ある意味でこれはいい機会ではあるのです。

ちなみにケヴィンは、年末年始の休みにコンドにできるだけ住みたい、と言っている・・・。せっかく人に貸さずに空いているのだから、そこに住んで「マウンテンタウン・ライフ」を楽しみたいと。シャワーはクラブハウスで浴びればいいって言うけど、こんなところになぜ私が住まなければいけないの?

2009年12月21日月曜日

Disaster (大災難) 1

ここ数日間あたふたしていました。

私達がウィンター・パークというスキーリゾートに、友人と一緒にコンドミニアムを所有することはご存知かと思いますが、先週そこで大惨事が発生しました。(このコンドミニアムはこのウェブサイトに載せて需要に応じて貸しています)。

コロラドのように冷え込む土地では、冬の間建物の中の温度を一定以上に保たないと水道管が凍りついて破裂するという恐れがあります。ところがこのコンドに最後に滞在した人達が、すべてのサーモスタットを0にして帰ってしまったのです(電気代節約の精神は有り難かったのですが)。先週土曜日から4日間スキーホリデイに来る人達の準備のためにクリーニングサービスの人が入った時には、便器の水が凍っていた程家の中は冷え込んでいたようです。

火曜日にできるところまで掃除をし、温度を上げて一旦帰ってしまったが最後、彼が2日後に戻った時には破裂したパイプから融けた水が溢れ家の中が水浸しになっていたのです。驚いたことに、2カ所あるバスルームの便器は真っ二つに割れていたらしい。←そんなことってあるの?!

木曜日にデンバーで友人と午後を過ごす私の元に、クリーニングサービスの人から「エマルジェンシー!!!(←ポーランドかロシア系の彼)」というパニクった電話が入った瞬間から、私とケヴィンの生活のリズムがまたもや狂い始めたのでした。

<つづく>

2009年12月17日木曜日

そうは言ってもクリスマス♪

今年は景気のせいでクリスマスライトを飾る家が少ないとか、街に活気がない、という話を聞きますが、我が家もあまりクリスマスっぽくありません。よそのお宅のクリスマスパーティーと、クリスマスコンサートに行く程度です。

でも、アシャに2年ぶりにトナカイの飾りを(無理やり)つけてみました。

今年もツリーはなし、と思っていたのですが、2週間前に用事があってケヴィンがログキャビンに行った時、小さな木を切って持ち帰って来ました。実はその25エーカーの土地は税金対策上「クリスマスツリーファーム」と登録されており、こんな木だらけなのです。小さい木なのでオーナメントも例年の半分程度でささやかに。

木の前で胸を張るアシャですが、実は頭が気になって、はずすまでこのままの姿勢で固まっていたのでした。。。

2009年12月11日金曜日

新たな悩み

ブライズメイド、という言葉をご存知でしょうか?

単に言うと花嫁の付添人で、欧米の結婚式では普通は姉妹や親しい友人から3〜5人が選ばれます。役割は花嫁のドレスの裾やベールを直したり、ブーケを預かったりすることらしいのですが、今まで行った数々の結婚式を見ていると、彼女達はお揃いのドレスを着てブーケを持ち花嫁に華を添えて引き立てる女性達、といった感じでしょうか。

そんな名誉ある役割がこの私にも巡ってきました。しかも行き先は南アフリカ共和国!ロンドン在住の仲が良い南ア人が、10年の交際期間を経て来年4月に結婚することになったのです。

花嫁が私達のために選んだドレスはコレ。「日本人体型の私が着られるドレスにしてよ」と念を押したのですが、なぜか選ばれたのはかなり白人用なドレス。恐ろしいことに、試着もできずにオーダーになりました。

「まとめてオーダーするからプロにスリーサイズを測ってもらってメールして」と言われ、このブランドを取り扱っているというデンバーのブライダルショップへ向かった私。

残念ながら実物はなし。お店の人の「お直しでなんとかなるわよ」と言う言葉だけを信じてサイズを測ってもらいました。私がアメリカで着る洋服のサイズはゼロもしくはXS。一番小さいドレスをオーダーして更に小さくすることになるのだろうなぁ、と思っていると。。。

サイズ表とにらめっこをし、年配の係員に質問をする私の担当の女性。「あなたのサイズはあちこちにちらばっているわねぇ」と年配の女性。「胸とおしりは一番小さいサイズ(もしくはそれ以下、と付け加えた!)でいいけどウェストは下から2番目だから、ウェストに合わせてオーダーしないといけませんね」

結論を言うと、このドレスを私の体型に合わすためには「くびれ」を全部取らないといけないらしい(涙)。言われてみると最近以前に増して自分が「木の幹」のような体型になって来た気がする・・・。白状すると、最近ケヴィンに「これは絶対ブログに書け」と言われた出来事が(←自分のことをいろいろ書かれた仕返し)。先週末ソファにだらりと座りながら体勢を変えようとした時、なんとズボンのボタンが「ブツッ」と音を立てて飛ぶ、という漫画のような事態が発生。

体重はそれほど変わらなくとも体型が変わる年頃になったか、とがっくり。一旦そう思うとその他にもいろいろ気になるところが増えてくる。そして今私が抱える最大の不安は、このドレスが歩いている時にずり落ちてこないかということ。

2009年12月8日火曜日

極寒

今日は気温が更に下がり、現在-15℃。今ここはフェアバンクス(アラスカ)よりも寒いらしい。

今朝のアシャの散歩は、昨日の装いプラスズボンもう一重。そしてフェイスマスクもして出かけました。サングラスもしているのでこれで体中ほとんどがカバーされた状態(サングラスが曇って大変だったが)。それでも初めの10分は、断続的に眉間がキーンときていました。そこで一瞬くじけそうになり、「今日は15分で家に戻ろうか」と思いましたが、私の前をリードなしで喜んで歩くアシャの姿に負けました。

昨日は銀世界の中を歩く自分に幸せを感じましたが、今日はこんな寒い中もいつも通りに散歩に連れて行ってもらえるアシャが、幸せな犬だとつくづく思った私でした(←飼い主の勝手な考え)。

犬と言えば、ボールダーは犬を飼うのに環境が適しているので犬を飼っている人が多く、パーティーに行っても家の中に犬がウヨウヨ、ということがよくあります。が、先週ゲストの1人が連れて来ていた犬は大きかった!

カール(レオンべルガー♂) 1歳半 59キロ! 温和な性格

さて、この中に犬は何匹いるでしょう?

2009年12月7日月曜日

半端じゃない寒さ

ここ数日とても細かい雪が降ったり止んだりの日々です。昼間ぼんやりと太陽が出るにもかかわらず、日中の気温は氷点下10℃以下。積雪はあまりないものの、これだけ雪が細かいということは相当温度が落ちているなと思い、今日の昼間にウェブで気温をチェックしたら「−14℃、体感温度−22℃」。コロラドに長く住んでいる人もびっくり!の寒波なのです。

アシャの散歩に出る時は、ダウンジャケットの下にダウンのベストを着て、ブーツは−40℃までの耐寒用、普通の手袋は役に立たないのでスノボ用のミトン、ウールの帽子、という完全防備なので体は暖かいのですが、顔が痛い・・・。思いっきり息を吸えば、鼻の中に広がる樹氷のイメージ。空気があまりに冷たいので、カキ氷を食べて眉間がキーンとくるあの感覚に襲われ、時々くらっときながら寒波の中でも40分ほどのいつものルートを歩きます。普段暑がりのアシャにとってはかなり気持ちが良いらしく、ぴょんぴょん跳ねてかわいいこと。

「寒い寒い」といいつつも、銀世界の中で粉雪をギュッギュっと鳴らしながら歩くのは、なんだか幸せな気持ち。これが冬中続くとなると話は別ですが、コロラドは基本的には雪が降る時にはどかっと降って2,3日中にカラリと晴れて融けるので、そんなことを言えるのかもしれません。

またこの季節がやって来ました

こんなに寒いと家からできるだけ出たくないので、日曜日は半日かけてクッキーを焼きました。考えてみると、私は12月しかクッキー作りをせず去年の今頃は日本に居たので、なんと2年ぶりのクッキー作り。しかも今年は強い味方が増えたのです。キッチンエイドのミキサー。「今までよくハンドミキサーで頑張っていたねぇ」と、過去の自分が気の毒になりました。

例年抹茶、アールグレイティー、そしてAちゃんにもらってレシピ(↓)の3種類を焼くのですが、それプラス今年はずっとほったらかしにされていたフォーションのアップルティーを使ってみたら、これが思いのほかおいしかった!

こんなに焼いてどうするの?と驚いているかもしれませんが、ご近所さんやパーティーに行く時の手みやげ、牛乳配達のおじさん、と行き先はいろいろあるのです。自分でも結構食べていますけどね。

2009年12月4日金曜日

シカゴ4 おもちゃ箱のような弟夫婦のアパート

義理の妹アリソンは、小さいものを集めて飾るのが上手。彼らの家に来るといろいろとインスパイアされるところがあります。

この家の同居者、アシャ(♀左)とモチ(♂右)。うちのアシャと名前が同じなのは、単なる偶然。うちのアシャが我が家に来た半年ほど前、当時ケントのガールフレンドだったアリソンに初めて会った時にこの猫にも会っていたのですが、それを忘れてうちもアシャと命名してしまいました。珍しい名前(インド系)なので、2匹以外アシャという名のペットには会ったことがありません。モチは7年前、友人に日本名を募集して選ばれた名前。ちなみにその他の候補は、イチロー、空、海、大吉、など。

アリソンは、スペースを上手く使ってチェストやデイベッドなどを置くのが上手。気に入ったものを少しずつ買い足しているので、すべてがお揃いでないところが彼女の個性の象徴。

アーティストの友人が多い2人の持っている絵はほとんど友人作。ハート形の小石を集めたり、いろいろな種類のつけヒゲの入った袋をそのまま壁に掛けたり。

こんなスペースも見事に利用。

南向きの窓が多いリビングルームなので、猫も気持ちが良さそう。

猫の目ってこんな棒状になるのね、と感心してパチリ。

この2匹は、猫好きなのに猫アレルギーのアリソンでも飼える『デボンレックス』という毛が少ない種類で、性格は犬のよう。常に人の近くにいるのが好きで、家に帰って来るとお出迎えもしてくれます。こんなに人懐っこい猫は他に見たことがない。彼らは格好の被写体に。

2009年12月2日水曜日

シカゴ3 Whole Foods Market編

今年シカゴに全米2位の規模を誇るWhole Foodsがオープンしました。(ちなみに順位は、1.Austin 2.London 3.Chicagoのようです)

スーパーというよりは食のディズニーランド。至る所にスタンドがあり、ミックスナッツ、シーフードなどいろいろなものが計り売りされています。バスソルトも10種類ほどあり、お好みでミックス可!。チーズ売り場のセレクションもすごい。

*なぜケヴィンがジョギング用の服装かというと、彼は車で向かった私達より一足先にジョギングで出発したのでした(1時間)・・・。

ここはチーズ&ワインバー。ショッピングカートにはグラスホールダーをつけられるようになっており、ベルギービールを飲みながらお買い物、という男の人を目撃。

本当はこの後大型日系スーパーに行くはずだったのが、ここがあまりにも楽しいのでそれは取りやめ、ここでお昼ご飯も食べてしまおう、という流れに。こんなフードバーが3列あり、その中から好きな物を選びます。詰め放題、1lbs (約450g)8ドル弱です。悩んだ〜。

そして出来上がったランチはこんな具合(どれが私のでしょう?大体見当はつくと思いますが)。ケヴィンと弟は地ビールの飲み比べ。色がとてもきれい。

2009年12月1日火曜日

シカゴ2 レストラン編

4人とも食べることが大好きなので、旅行前に行き来したEメールのほとんどは食べ物について。彼らはベジタリアンなので、レストラン選びはいつも以上に慎重です。

シカゴレストラン事情の感想は、大都市といえどもシカゴはアメリカ中西部。レストラン、客ともにスノッブな感じがしないところがいい。コストパフォーマンスも良し。ここは心もお腹も懐もハッピーになれる場所なのです。

金曜日の夜はMizuという名のジャパニーズ・レストランへ。最近たまたまラジオのフードショーで、ここのバーテンダーが「ジンジャーマティーニ」についてしゃべっているのを聞いたのがきっかけで調べてみたところ、興味をそそられました。ここでは日本国外では珍しく焼き鳥が食べられます。そしてヘッドシェフ(日本人)は12歳の頃から料亭で腕を磨いた方だそうです。

左上から、お目当てのジンジャー・マティーニ、アスパラガスのサラダwith梅ソース、蟹の身が詰まった椎茸の天ぷら、落ち着いた雰囲気の店内の様子。

蟹ロールとエビ天入りロール

お値段も実はボールダーの寿司屋よりリーズナブルで、味も抜群でした。ここは事前にお願いすれば懐石のコースも出来るそうです(いいなぁ)。

土曜日の夕方は弟夫婦から噂に聞いていたヒップなバーThe Violet Hourへ。左の写真は入り口の様子です(手前に扉がある)。外側からは想像できないムーディーな世界が中では繰り広げられていました(蛇足ですが、バーテンダーはみんなラムチョップ型もみあげ)。カクテル/アルコールメニューがまるでフードメニューのように厚かった。私が飲んだのはThe Riviera。パイナップルでインフューズされたボンベイをベースに、レモン、卵の白身、カンパリ、ミントが入ってる複雑な味のマティーニです。口に入った後に3段階(薬草系→甘み→苦み)の味が広がる、という前代未聞のカクテルでした。

実は2杯目も飲んだのですが、ディナーの予約の時間が迫っていることに気づき、みんなで貴重なカクテルをガブ飲み。

そしてHot Chocolateでディナー。ここも弟夫婦のお気に入り。このお店はデザートが有名ですが、食事もおいしいと評判です。ピンボケですが、右の写真はダック入りサラダ。地元で選び抜かれた季節の食材を使ったメニューは、味良し、見た目良し、コストパフォーマンス良しで期待以上でした。

私のオーダーしたデザートは、りんごを使った2種類のデザート。右はナポレオン・パイ、左は小さなアップルサイダー入りドーナツが乗ったムース。一口食べてにっこり。アメリカとしては甘さも控えめで◎。

実はこの日、午後3時前にこんなものも食べてました・・・。夜ご飯食べられるの?という心配は結局無用でしたが、シカゴから帰って2日間はあまり食が進みませんでした。ちなみに、左側はマッシュポテトピザ。この意外な組み合わせがとってもおいしかった。地元民の彼らに言わせると、シカゴ名物『ディープ・ディッシュ・ピッツァ』はNGらしいです。これはニューヘイブンスタイルです。