2016年8月27日土曜日

第1週目無事終了

キンダーガーテン第1週目が終わりました。毎日喜んで通っており、帰りは初日からバスに乗り、3日目からは朝もバスに乗って行き始めました。

2歳3ヶ月からデイケアに週2回通った時は、ドロップオフの時に泣かなくなるのに4ヶ月もかかり、3歳半からのプリスクールの時は泣くことは殆どなかったものの、まだ帰らないでくれとせがまれ、その場を去るのに30分かかることもありました。

そんな経験から、今回も私は新学期の前にかなり緊張していたのですが、良い意味で拍子抜けのスタートとなりました。北海道でも1週間だけ幼稚園に通ったのですが、だんだんと新しい環境にすんなりと入れるようになり、ここにも大きな成長を感じます。




日本から帰って2週間経過し、やっとハイキングに行く時間ができました。ひつじ雲を見て、「あっ、そうか」と思い出したこと。この日はチャウラブの9周年記念日でした。9年前の自分もひつじ雲を眺めていたのだなあ、と時の流れをつくづくと感じた日でした。



2016年8月23日火曜日

ついにキンダーガーテンへ

今日はキンダーガーテンの初登校日でした。大きなバックパックを背負って学校に入るカリーナを、ケヴィンと2人で感慨深く見送りました。

この地域の公立学校のシステムは、3歳児と4歳児はプリスクール(有料)、5歳児はキンダーガーテン、その後小学校は1年生〜5年生、中学校は6〜8年生、そしてフレッシュマン、ソフモア、ジュニア、シニアの4年間が高校生です。

キンダーガーテンは小学校に併設されており、市内のほとんどは午前か午後のみの授業ですが、エンリッチメントというのに申し込めば1日学校に行くことも可能です。うちの学区はたまたま市内でも少ない8時から14時45分までの1日スクールです。キンダー自体は無料ですがエンリッチメントは有料ですので、地域によって不公平だという声も大きいようで、いずれは全てのキンダーが1日授業になるという話も聞きます。

入学式はなくいきなり1日授業が始まります。かろうじて、1日目の昨日は苗字がA~Kで始まる子供達のみ登校、今日はL~Zのみ、そして明日は全員が登校、とスタガード方式のスタートです。キンダーは3クラスです。

1クラスの人数は20人強だと思いますが、学校からベーシックなインフォメーションがパラパラとメールで来るのと、先週金曜日にクラス分け発表と簡単な説明会があっただけで、全体像があまり見えない感じです。まあなんとかなるだろう、という空気がアメリカらしいなあと思います。

学校の校庭に到着

スクールバスが近所を回って子供達をピックアップしてくれるのですが、うちのバス停は徒歩5分程のところで7時34分なので、今日から6時過ぎに起きてお弁当作りと、生活が一変。ケヴィンは初日からバスに乗せろと言いましたが、私としてはカリーナがバスを降りてからのことが心配で周りに聞いてみると、キンダーガーテン初日にそんなことをする親はどこにもいませんでした(やっぱり)。

ということで、3人でまず自転車でバス停まで行き、他の家族に挨拶をし、そこからバスの後ろを自転車で追いかけて学校まで行き、子供達の動線を確かめることにしました。そんなことをしている家族もどこにもいませんでした。

それでも、帰りは自分でバスに乗って帰ってきてもらうことにしました。頑張れカリーナ!朝バス停で会ったお姉ちゃん達が面倒を見てくれることでしょう。

キム先生のクラスの子供達はここに整列
行ってらっしゃ〜い!

今週から子供がキンダーに行き始めた友達の間では携帯メールが飛び交い、初日はどうだったか、ドロップオフの時に子供が泣かなかったか、いつからバスに乗せるか、と大騒ぎ。まるで小学校に送ったかのような気分で、実際このまま高校生まで同じシステムなので、やはりこれは人生で大きな節目なわけです。


2016年8月17日水曜日

流星群の下でキャンプ

6月末から先週までカリーナと2人で日本に帰っていました。こちらは18日から新学年度が始まるので夏をほとんど逃してしまった気分ですが、日本では昨年と同様に母娘チームであちこち動き回り、たくさん楽しい経験をしてきました。

先週の水曜日の夜にこちらに戻りましたが、今回は直行便に乗れず、しかも札幌からスタートしたので普段の倍程度の長旅になりました。その後遺症であるのか時差ぼけも重めで、「どうせ体内時計はめちゃくちゃだから」と、金曜日の夜はペルセウス流星群を見るためにキャンプをすることにしました。

場所は誰にも教えませ〜ん

目的はキャンプではなく流星を見ることですので、ほとんど外で寝るために出かけるという感じです。家を夕方6時過ぎに出てピザを家族3人で一切れずつテイクアウトし、ボールダーから車で30分ほど上がったところにテントを設置しました。ここはケヴィンが今年の夏に見つけたシークレットスポットで、ほとんど誰にも知られていないキャンプサイトなのです。

就寝前のひと時に本を眺めるカリーナ
夕焼けを見た後に月が隠れるまで就寝

午前2時。ゴソゴソとテントから出て空を見上げると・・・目が慣れて1分以内にまず1つ目の流星を目撃。それに続いてすぐに2つ目が!「あっ、見えたっ!」という声を聞き、寝ていたカリーナも起きてテントから出てきました。「ピクニックブランケットを地面に敷いて寝っ転がるか」ということになると、カリーナが「いいアイデアがあるよ。ピロー(枕)を並べよう!」

実はその一週間前に、札幌でカリーナを初めてプレネタリウムに連れて行きました。その時のテーマが流れ星だったので、彼女もやる気満々です。

ということで、午前3時まで3人で毛布に包まり、ブランケットの上に寝そべって流星群観察となりました。

カリーナははじめのうちは動きすぎて、かなりの数を見逃していましたが、だんだんと頭と目を固定することに熟練してきました。20〜25個ほど見た後に「じゃあ、もう1つ見たら最後にしようか」ということになりました。カリーナがふと「あの木って(この上の写真の右の木)、モンスターみたいな形してるなぁ」と呟いた時、まるでアニメーションのように大きな流星が木の上をすーっと流れ落ちました。

あの流れ星を一生覚えていてくれたらいいな、と思います。

結局時差ぼけのせいでカリーナは4時まで、私は5時半まで寝られず、しかもその翌日の晩は隣人の家で遅くまで飲みすぎ(反省)、日曜日は時差ぼけ&二日酔いの最悪のコンビーネーションになってしまいました。しかし週が明けた月曜日からほぼ普段の生活を送れているので、この無謀な体内時計修正は意外に効果があったのかも?

流星の話に戻りますが、ケヴィンに「自分はもともと好きだったけど、チカもそんなに流れ星が好きだったんだねえ。日本から帰ったばかりでキャンプは嫌だと言われると思ってたからびっくりしたよ」と言われました。

小学生の頃、夏のこの時期に母と妹と3人で、屋根に布団か何かを敷いて流星群を見たことがありました。幼い頃にプラネタリウムに連れて行ってもらったことも楽しい思い出としてしっかり残っていますので、あまり気にしていませんでしたが実は私にとって夜中の流星群観察は意外と自然な成り行きで、「たまたま2人とも似たような感覚だったんだね〜」と、久しぶりに夫婦で共通点を見つけたのでした。

今のところ、私達の友達サークルの中では流星群を見たという話は聞いていませんが、これを読んでいるどなたかで夜中にわざわざ起きた方いらっしゃいますか?