2009年6月30日火曜日

夏到来

コロラドはなんだか急に暑くなり、夏本番という感じです。今週は独立記念日が週末にかかり、アメリカはまるで日本のお盆のよう(と、私は思っている)。会社が丸々一週間お休みとか(景気のせいもあると思うが)、人々が旅行に出かけたり。我が家にも明日から4日間、入れ替わり立ち代わりで遠方から4組のゲストがやってきます。

そんな週を控えた日曜日、ケヴィンの鶴の一声で裏側のウッドデックにソファを買うことにしました。2人でそそくさとお店へ出かけて行き、悩んだ挙げ句予想外の大きな買い物をしてしまいました(写真上左端)。

じゃじゃーん。 「外用のクッションだから、雨や汚れに強いはず」と届いたばかりのソファにアシャを招待してあげましたが、10分後に気が変わって降ろしました(ごめん)。なんだかヨダレをつけられそうで嫌だったから。。。

このソファの座り心地のいいこと(寝心地も)。リビングにある家用のソファの何倍も気持ちがいい。ブログもここに座ってアップ。冗談抜きで、小さな我が家に1部屋増えたような感覚。

そしてここに座っていると、家の周りにこんなに鳥がいたのか、と思う程鳥のさえずりが耳に心地よく、しかも目の前の木にさっきやって来たリスが昼寝をしているのまで見える!外って本当に気持ちいい。

私が写真を撮ろうとすると目を開くが、離れて静かに見ていると前足を2本ぶらりと枝から垂らし、かわいい顔をして寝ているリス。

しばらく午後になると必ずやってきた夕立も、先週末からはなくなりました。山の天気は変わりやすく、急にこんな暗雲が流れてきて30分ほど雨と突風の嵐になると思いきや、その30分後には乾燥した空気のおかげで地面がカラリと乾く、という具合。

ちなみに今年のコロラドの6月の降水量は、1882年以来の記録だそうです。本当に雨が多い月でした。おかげでイギリスの田舎のような緑が広がっています。

2009年6月26日金曜日

10年前のスポットを探せ!

先日のポストでもお伝えしたとおり、今年は私たちの婚約10周年。10年前に東京から友人の結婚式のためにコロラドに来て、ベイル(Vail)でハイキング中に滝の前で婚約しました。そのスポットへ戻ってみようと、先週の日曜日に日帰りでハイキングに行ってきました。

コロラドを横断するI-70というフリーウェイ。この沿線にたくさんのスキー場があります。しかし、最近の問題はパイン・ビートルという昆虫が木を枯らしていること。秋でもないのに紅葉のような色になっているのがわかりますか?最近冬に気温が以前のように下がらないため、虫が越冬してしまうようです。木が枯れると乾燥した夏に山火事が発生しやすくなる、という重大な問題もあります。

約2時間後、トレイルヘッドに到着。
最近コロラドは降水量が多いので、草や花が生き生きとしていました。
少しずつ上へ上がって行きます。

だんだん近くなってきました、が...

あれ?

う〜ん、ここら辺のはずなんだけど...

なぜかその場所が見つからず...1時間程ウロウロと歩き回った挙げ句、諦めて他の滝の近くで記念撮影(汗)10年後にまた来ようということになりました。

約4時間のハイキングの後は、途中のフリスコという街でカンザス風バーベキューで腹ごしらえ。ためらわずこれを全部平らげました。

アシャはハイキング後にすぐに車に乗せられたため体が固まってしまったようで、その日の夜はヨタヨタと歩いていました。ごめ〜ん。

2009年6月25日木曜日

ボールダー1のジェラート

今までにいろいろなところでジェラートを食べましたが、ここ Two Spoonsはかなりおいしいと思います。場所はPearlと10th と11thの間。The Kitchen があるあのブロックの並びです。

すべて手作り。オーナーのコーエンさんはSpruce Confectioneryの経営者で、自分の作るジェラートに自信満々。フレーバーは結構入れ替わりが激しいかも。冬に「寒い時はジェラートだけだと厳しいなあ」とつぶやいていた彼ですが、数ヶ月前にスープも始めたようです。

私はアールグレイが一番好きなのですがこの日はなかったので、いろいろと味見をした結果、ピスタシオ(手前)とカルーアカラメルにしました。これで4ドル弱です。

チョコレート・モンスター

ジェラートを食べる前に、実はこんなものも食べていました。アメリカって至る所でお菓子が売られており(特にレジ付近)、これは本屋で買いました。我が街誇る老舗本屋、Boulder Book Storeはチョコレートのセレクションのレベルが高いのです。値段も高いものは8−9ドル!

これ、ケヴィンがどうしても食べてみたいというので買ってみました。ベーコンビッツ入りのチョコレート。なんだそりゃ、という感じですが、簡単に味を説明しますと、甘いチョコレートの中に小さな塩味のベーコンビッツが入っているチョコです。ミルクチョコレートと塩のコンビネーションはそこまで悪くはありませんでした。

しかし、ケヴィンはこんなにチョコレート好きだった?(私は結局ほんのひとかけらずつしか食べなかった。)10年経っても新しい発見があります。

2009年6月18日木曜日

ついに食べました

冬に入手困難だった花畑牧場の生キャラメル。5月は中途半端なシーズンで観光客が少なかったので、格段と手に入りやすくなったようです。こちらは北海道に住む唯一の大学時代の友人Kちゃんからいただいたもの。

以前のポストで、「私はそれほどキャラメルファンではない」と言っていた私ですが、これはやっぱりおいしいと思いました。(一度にたくさんは食べられないけど)評判の通り、口に入れるととろりと舌の上でとろける感じ。

こちらはキャラメルソース。アイスクリームにかけて食べてみました。後で気づいたのだけど、これは温めてからかけるべきだったみたい。花畑牧場カフェでそうしてました。

2度食べておきながら、受け取るとうれしくてそのまま食べてしまい写真を撮り忘れましたが、私はソフトクリームが一番好きかも。新千歳空港内のカフェで1度食べて、まずそのずしっとくる重さにオドロキ。キャラメルというよりは「カラメル」味です。プリンの下(上?)のアレね。おいしいですよ〜。何よりも感激したのが、コーンの一番下までソフトクリームが詰まっていること。普通あれって上の部分を食べたら、自分の舌で少しずつ押して最後まで楽しもうとするでしょ?その必要はナシです。

北海道はソフトクリームがおいしいと聞いたので、札幌市内でも他の牧場のを食べてみましたが、やはりそれとは違いました。100円余計にお金を出す価値ありです。

先週新千歳を利用した際、お昼時だったので380円の巨大なおにぎりにするか同じ値段のソフトクリームにするかしばし悩んだのですが、やはり時間がない中を走って1階のカフェに行き、せっせと食べて飛行機に乗りました。正しい判断でした☆

2009年6月16日火曜日

そして10年

10年目の婚約記念日に合わせてアメリカへ戻って来ると、ケヴィンが巨大な花束とカードを持って空港へ迎えに来てくれていました。(後ろに写っている黒いスターウォーズのキャラクターのような物体はアシャ。)なんて優しい夫。それに比べて私は、ケヴィンの好物のせんべいしか持って帰っていませんでした(汗)

例にもれずありとあらゆる種類とカラーが混ざった花束だったので、種類別に花瓶へ。

その1

その2

その3

首がだらりとしてしまった一輪を短くして小さなドレッシングボウルに入れると、ちゃんと生き返ってくれました。

薔薇を一輪、ロンドンのマーケットで買ったアンティークの薬瓶へ。

それにしても、あっという間の10年でした。今後10年は2人とも見た目がずいぶん変わるだろうな〜。

婚約記念日に食べたものは

タコス。これが正真正銘のタコスです。私たちの付き合いは、実はメキシコ料理とつながりが深いのでした。

まず知り合った翌週のクリスマス・イブは、ケヴィンがファヒータを作ってごちそうしてくれ、10年前にコロラドで婚約した日は、レッドヴィルというアメリカで一番標高が高い街でタコスをテイクアウトして食べたのでした。

お好みのサルサをつけて食べます

空港から直接デンバーへ。ケヴィンがリサーチして見つけたおいしいと評判のメキシコ人経営の小さな小さなレストラン。

初めて行ったレストランだったのですが、この日が私たちの10年目の婚約記念日で、一晩中太平洋を飛んで帰って来た足で空港から直接やって来たと話すと、おばさんは感激してなんとお勘定を無料にしてくれたのです。メキシコ人の温かさが心にしみた素晴らしい記念日になったことは言うまでもありません。

苺のソーダで乾杯。また絶対来ます。

宮崎マンゴー

今後しばらくネタが東京・札幌・コロラドと飛ぶと思いますが、まずはこの話題から。

先週東京の妹夫婦のところへ数日寄った際、友人達とあちこちで会ってきました。こちらはタカノフルーツパーラーで食べた「マンゴートライフル」。ここのデザートは1つ2000円くらいするんじゃないかというイメージがありますが、これは1300円でコーヒー又は紅茶付き。上からクリーム、ココア味(だったと思う)のスポンジケーキ、カスタードクリーム、そして1番下は微妙な味のあっさりしたゼリー。

今年に入るまで知らなかったのですが、最近宮崎は東国原知事の宣伝が功を奏しているようで、マンゴーの産地として有名なんだそうですね。確かに、普段私がアメリカで食べているマンゴーより繊維が少なくて甘みが強くとろりと口当たりが良かったです。日本の果物はどれを取ってもアメリカの果物より味が濃いですね。

ちょうどその翌日に宮崎に赴任している元上司にお会いする機会があり、マンゴーネタでかなり盛り上がりましたが、おいしい時期は7月いっぱいだそうです。丸ごとは手が出ない方はこちらでマンゴーのデザートをどうぞ。6月いっぱいのようです。お早めに。

3度目の genro & cafe

2月に初めてここに来た時に、季節がいい時に外に座ると気持ちがいいだろうなぁ、と思いましたが、あっという間に東京に戻って来ることになってしまいました。ここは大学時代からの親友Tちゃんと私の特等席。彼女と私の妹が同じ沿線に住んでいるということもあり、今回2人で2度もここへ来てしまいました。

ゆず茶にはそばかりんとうが付いていました。これで2時間半もねばった私達。翌日アメリカへ戻ることになっていたので、名残惜しくて。

そして、東京は紫陽花の季節でした。

2009年6月5日金曜日

藤の季節です

ずっと撮影したいと思っていたお隣さんの藤棚の写真をやっと撮らせていただきました。奥に見えるマスタード色の家が私の両親の家。

近づくと甘い香りが漂うこの藤。きれいですね。実は近寄るとかなりの数の蜂(これがコロンとしていて可愛い)がブンブンいいながらせっせと働いているのです。刺されないように、そぉっと撮影。(←去年の夏に生れて初めて蜂に刺されて、辛い思いをした私)

家の花壇でナナホシテントウを発見。洋の東西を問わず「縁起のいい虫」と呼ばれているそうですね。確かに配列が美しいテントウムシなので、そう言われるのにも納得。

今日は予定がなかったので、母のために寄せ植えをしました。それにしても、梅雨がないと言われている北海道なのに、今週はすっきりとしない天気が続きました。湿気がそれほどないのがせめてもの救い。