2019年8月29日木曜日

西表島へ

6月の話に戻りまして、竹富島を後にして西表島に移動後の話を進めて行きます。一旦石垣島へ戻りそこからフェリーで35分。島の南側に位置する大原港に到着です。


ここで沖縄県とその周りの国との位置関係、そして今回私たちが訪れた八重山諸島の地図を載せておきます。1枚目の地図は朝日新聞の記事から拝借したので、余計な地名が入っていますが、これが良くこの辺りの位置関係を表しているかなと。八重山諸島は沖縄本島より台湾の方がよっぽど近いのです。


フェリーでiphoneを使って気温をチェックしたところ、場所が正確に出てこないでただ単に”アジア”となっていました。

日本での滞在先がバレバレ 
(温度は華氏です、念のため)

こちらは私たちが今回訪れた、石垣島・竹富島・西表島が含まれる八重山諸島の地図。ここは東京から2000km、沖縄本島から400kmの距離に位置します。石垣島は文字通り八重山諸島の玄関口で、ちなみにサイズは西表島が本島に次いで2番目に大きな島で、3番目は石垣島です。フェリーで西表島に移動中、途中の島がいろいろ見えて西表島近辺の小さな島にも興味が湧きました。


西表島は全体の90%以上が熱帯・亜熱帯の原生林で覆われています。無数の河川があるジャングルにはマングローブの群衆あり滝ありで、日本とは思えない光景が広がります。

石垣島からは北の上原港と南の大原港へフェリーが運行しています。私たちは南に滞在しましたが、車で島の北西の道がなくなるところまで行ってみて、南の方がお店が少なくてのんびりしている印象でした。ちなみに道は島を一周せず、西側にある白浜港まで行ったら折り返して来た道を戻らないといけません。

iriomote.comより

その折り返し地点に子午線モニュメントがあるのですが、1997年ここに123度46分6.789秒の子午線が通っていることが発見されて建てられたそうです。


第1日目。お昼過ぎに到着し大原港でレンタカーを借り、とりあえず島を見てみようとドライブに出発。まずは野生生物保護センターに寄り、その後道がなくなる白浜港まで行ってみた後、星砂の浜に行ってみました。

2泊お世話になった旅館は仲間川を眺められるロケーションでした

イリオモテヤマネコは1965年に大原中学校の生徒たちに発見され、現在は約100頭が生息するそうです。これが世界で西表島にしかいない猫の剥製です。


途中、少しお店が集まっている場所を見つけたので、かき氷が食べたいというカリーナのリクエストで休憩することにしました。ここで食べたピーチパインのかき氷がすごく美味しかった!


カリーナは普通のイチゴ味を食べたの思うのですが、一気に食べた後に今まで聞いたこともないような大きなゲップをして、「一体今のは何だったの??」と私たちを驚かせた直後、オエっと液体化したかき氷を空になった器に全部もどしてしまうという事態に(驚)その後それがトラウマになり、かき氷を以前ほど食べたがらなくなってしまいました。しかし、全部が器ぴったりに戻され、お店を汚すことがなくて本当に良かった...。

別に変わったところはなかったのですが
この後状況が一変

夕方になってしまいましたが、帰り道に星の砂の浜に寄ってみました。星の形をした砂はそれほど見つけられなかったのですが、ゴーグルだけで水の中を覗いてみると・・・なんとそこにはまるで水族館のような光景が広がっていました。青や黄色の魚が足の周りをウヨウヨしているのです。その後石垣島でのスノーケリングへの期待が高まりました。

帰り道こんなに綺麗な色をした鳥も見ました
せっせと道を渡る大きな蟹にも

西表島にはこんな手付かずのビーチがあり、島の人達がユネスコに指定されるのを戸惑う気持ちもよくわかりました。


2日目に、ずっと気になっていたスタンドでピーチパインを購入。日本で売っているパイナップルの大半はハワイ種という外国産だそうで、沖縄産で生産されるピーチパインは1割以下だそうです。これが甘くて本当に美味しい。

しかも1個100円!

宿の周りは静かでしたが、仲間川を眺められる場所にテラス席で食事ができるお店がありました。そこで2日目の夕暮れ時に、またいつか戻って来たいねと言いながら乾杯。


この島では、ここでのライフスタイルに憧れて関東から越して来た素敵な人々との出会いもありました。当初はここも石垣島から日帰りにしようかと思っていましたが、やっぱり泊まって正解。贅沢言うと、もう一泊したいくらいでした。日本って本当に奥が深い!



西表島でアドベンチャーを大満喫(もう楽し過ぎ!)

2日目は、西表お散歩気分さんという会社のツアーに参加しました。楽しそうなコースがたくさんあり、悩んだ末にピナイサーラ滝壺&キャニオリング清流遊びという、午前と午後で計2ヶ所に連れて行ってもらうツアーに決定。これが想像以上に楽しくて、満足度200%!

この会社の良いところは小さな子供から参加できて、ガイドさん達が本当に良く世話をしてくれるのです。(←5歳の子供にはきつい場所は、ガイドさんがおんぶしてくれたり、川を出て終着地点に連れて行ってくれたり。) 小さい子供オッケーなので簡単なコースなのかなと思いきや、トレッキングコースは結構急でした。

あまりにも楽しかったので、大量の写真と共にツアーの流れを追って行くことにします。この日は私たちと、たまたまG20で学校がお休みだった大阪から来た楽しい4人家族の2組だけでした。

ミニバンでトレイルヘッドまで移動し
カヌー乗り場まで林の中を少し歩きます
程なくしてみんなカヌーに乗り出発
マングローブはとても静かです
満ち潮と引き潮で結構水位が変わるようです
ピナイサーラの滝が見えてきました
たくさんカヌーが止まっています

滝が見えて来たとき、「カウアイ島みたい!」と思わず言うと、「そう言うお客さんが多いので、自分の目で見てみようと今年の冬にカウアイ島に行って来たんですよ」とガイドさん。納得されたそうです(笑)

あら、こんなところに飛びハゼさん♡
滝に向かって30分弱ほどトレイルを上がって行きます
5歳の女の子も頑張って登って行きます
目の前が開けてピナイサーラの滝が現れました

ピナイ(顎髭)サーラ(下がったもの)の滝は、遠くから見ると老人の下がった髭のように見えることから名前がついたそうで、沖縄一の水落を誇る滝だそうです。

滝壺での水遊びは非常に気持ち良かったです

お楽しみの昼食は、なんとガイドさんが材料を全て担いで登ってきてくれて、その場でソーキそばを作ってくれました。これが美味しいこと!

「えっ、これ全部背負ってたんですか?! 」
感動!


来たトレイルを戻りカヌーに乗り、ミニバンで次の場所へ移動。ウェットスーツを来て清流くだりに出発です。

カリーナがてんとう虫っぽい 😆
川に入って進んで行きます
ええ〜、飛び込むの?
鼻をつまんでさあ飛び込みます
(普段慎重なカリーナもできた)
怖がりの私もこの通り
今度はもっと高い...
泳いで次の滝壺へ
打たせ湯みたい...じゃないって!
ケヴィンのビッグジャンプ
その地点まで登るまでが結構大変
いくつもの滝をくだり
味をしめて何度もジャンプを繰り返した後
最終地点まで戻ります


とっても楽しいツアーでした。
最後に素敵なご家族とガイドさんと一緒に記念撮影。



2019年8月23日金曜日

チャウラブ12周年

もしかして うっかりこの記念日を逃してしまったかな?と一瞬焦りましたが、ぎりぎりセーフで外さずに済みました。

今日で最初の投稿から12年。データによるとこれが1160回目の投稿です。2年前にインスタグラムを始めてから予想していた通り投稿の数はめっきり減ってしまいましたが、それでもブログは日記帳としてこれからも続けていきます。

それにしても、短いような長いようなこの12年。ブログ名になったチャウラブのアシャがいなくなってから10月で5年になります。また犬が欲しいなあ、と思うことも度々ありますが、カリーナの強度犬アレルギーのことを考えると少なくとも彼女が家を出るまで犬は飼えないし、彼女がいなくなったらもっと旅行に行きたいだろうから、その時も犬は飼えないかと思ったり。


犬の代わりに飼ったハムスターのダズルは、悲しいことに私とカリーナが東京にいる時に急逝してしまいました。大きめのハムスターは2年〜4年の寿命だったはずなのに、呼吸器系の病気になってしまいわずか半年の命でした。獣医さんに連れて行けば治るものだと思っていたのですが、小動物は病気になると救うのが難しいことがよくわかりました。あんなに小さな動物でも、半年も一緒にいると家族の一員として存在が大きくなることも痛感。

またハムスターを飼おうかとも思いましたが、小さな檻の中に入れっぱなしにするのが可哀想で、それにも踏み切れないでいます。

いつも出たそうにしていました 涙
2度脱走して大冒険も経験済み
(私とケヴィンは夜中に家中を探し回る羽目に)

動物の話ばかりになってしまいましたが、 カリーナは3年生になり、小さかった頃の写真を見るとまるで別人のようです。先日ターゲットというチェーン店に買い物に行った時、親と一緒に 家庭用品の買い物に来ている新大学一年生がたくさんおり、あと10年で私たち一家もこんな感じになるのかと思いドキッとしてしまいました。カリーナがいなくなったらやっぱり寂しくなって犬を飼うことになるか?

今年の新学期1日目

そして私は先月”半世紀”の誕生日を迎えてしまいました。これまで自分がそこまで変化した気がしませんでしたが、10年後は60歳、20年後は70歳 ...と考えるとやはりちょっと恐ろしくなり、体が自由に動く今のうちにお金をいっぱい使って楽しいことをして、老後は家でのんびり本でも読みふけって生活した方がいいんじゃないかとか、カリーナが私の遺品整理に時間を割かなくていいように、今から更に断捨離を進めようとか、将来のことを以前より意識するようになってしまいました。

そして今年は私とケヴィンが結婚してから20周年。ちょっと信じられない感じですが、一緒に経験したことを 思い起こすとそれだけの時間が経過したのだなあと実感します。 始めは確実にケヴィンに振り回されていた私ですが、長年それなりに鍛えられた結果、最近は自分もだんだんケヴィンのようになってきたかも...

2019年8月19日月曜日

竹富島

何年も前から行ってみたいと思っていた竹富島へ行ってきました。那覇から石垣島まで約1時間のフライト、そして30分ほどかけてフェリーターミナルへ行き、そこから高速船で移動です。乗船時間はたった10分ほどですので、石垣島からの日帰りの観光客が多いと聞きましたが、私はどうしてもこの島に泊まってみたいと思っていました。最後のフェリーが出航した後の静けさと、桟橋でみる夕陽が素晴らしいと聞いたからです。

限られた時間内での旅行でしたのでどうしようかと思いましたが、やっぱり1泊して正解。時間があったら2泊したいくらいでした。

水牛は実際に乗るより写真に撮る方がいいとどこかで読みましたが
私もそんな気がしました(牛に気の毒で、、、)

那覇を出発するときは雨のビーチホリデイを覚悟していたのですが、竹富島に着くと晴れ間が出てきて、次第に暑さも増してきました。どうやら台風はこの辺りの島は逸れて本島に向かったようで、奇跡としか言いようのない晴天に。


竹富島の特徴の赤瓦の町並み。おきまりの「なごみの塔」からの眺めです。この島は沖縄で初の重要伝統的建造物保存地区に指定されています。

よく見るといろいろなポーズのシーサーがいます 
「はい、チーズ」「ぎゃっ、眩しい!」

宿からしばらく町並みを見ながら歩いた後、自転車を借りることにしました。これでスイスイ島での移動ができるようになったので、コンドイビーチまで一走り。

♪〜〜〜
ここも猫が多かった
海に入っていない時は人間もこんな気持ちになる暑さでした

実はカリーナは、純粋なビーチホリデイを経験したことがありませんでした。フロリダにはケヴィンのおばあちゃんに会いに行くのですが、いつもそこまで暖かくない冬ですし、目的がおばあちゃんに会いに行く旅ですので、これが正式に初のビーチ体験です。

しかも遠浅!
晴れて本当にラッキー!

楽しいビーチ体験は続きます