2012年12月31日月曜日

2012年

年々時間の流れが速く感じるようになりましたが、今年は一体何だったのかと思う程短い年でした。

今年のクリスマスカードは、一年のハイライトを書き込むスペースが4行あるデザインにしました。私の持ち分の1行に何を書こうかと考えて、そこに書くほど目新しいことが全くないことに気づき、正直困りました。何かないかと思案した挙げ句、真剣に「暖炉の火を起こせるようになった」(注:2月に10時間停電になった時に習得したスキルです)と書こうかと思ったほどです。

実際のところ私の今年のハイライトは、妹夫婦が転勤で10日前にカリフォルニア引っ越してきたことでした。降って湧いたような話でした。人生って本当に何が起こるかわかりませんね。

今年は、目先のことだけを追って生活した年だったような気がします。来年はきちんと目標を立て、それに向かって進むような一年にしたいと思います。

私達一家をサポートして下さった多くの方々に感謝しつつ、幕を閉じたいを思います。今年もありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。




2012年12月29日土曜日

年末の我が家は・・・

ところで、今年はホワイトクリスマスでした。

カリーナは雪が大好物
雪のことも「まんま」と呼ぶようになってしまい紛らわしい

そして山にも質の良い雪が積もり始め、ケヴィンの頭の中はスノボとバックカントリーのことばかりで落ち着かず、結構うざい。。。

行かせないとうるさいので、今週は金曜日は1日スキー場に行かせてあげて、今日土曜日は半日バックカントリーへ。3時間も雪山を歩いて登り、その後滑り降りて来たようで、「すごい脚の運動だったよ」と満足げ。私はその快楽がイマイチ理解できません。

しかし、去年アウトドア仲間のジョエルを雪崩で亡くしてから、ケヴィンのバックカントリーグループはかなり慎重になったようで、今日もみんなであちこちの雪質を細かく調べながら時間をかけて降りて来たそうです。

一方家に残った私とカリーナは。。。昨日の昼寝の後もそうだったのですが、朝起きた時もどうも機嫌が悪い。体が熱いので「もしや」と思い熱を計ると38度ちょっと。「せっかく私が抗生物質あと1日というところに来て、今度はカリーナかあ」とがっくり。11月下旬からカリーナ→ケヴィン→私/ケヴィン→カリーナと来たのですが、「もしや家族で風邪のうつし合いが冬中続くのか?」と不安になってしまいました。

ケヴィンのママに用事があって電話をして、「また熱と鼻水なのよ」と話すと、「歯がはえてきたんでしょ」とママ。見ると下の前歯と奥歯の間に新しい歯が2本顔を出していました。ママの勘はすごい!

話はまたクリスマスの雪に戻り、何にも予定がなかった私達は1日のんびりと過ごしました。ケヴィンは「カリーナのために、ライオンの雪像を作る」と張り切っていました。出来たものがなかなか立派だったので、次に作る時はぜひ左右両側に作っていただきたい。

 
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爪にご注目
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2012年12月27日木曜日

中耳炎はear infectionの正しい訳?

フロリダから帰ってカリーナが中耳炎になった話は書きましたが、その後私も1週間熱はないものの鼻声で頭痛がひどく、珍しく夜も寝付けない日々が続いたので医者に行ってみると、なんと私も中耳炎でした。母によると私は幼いころよく中耳炎になったそうですが、ベビーカーに乗せて病院に通ったそうですので、なんと40年以上ぶりです。

右耳の中が炎症を起こして相当腫れていたようで、医者に「よく1週間も耐えていたわねえ」と言われてしまいました。実はその2日前には、右耳は飛行機の中で耳抜きができない時のような状態にまでなっていたのです。

日本人の感覚では中耳炎は子供の病気のようで、この話をすると「中耳炎??」と驚かれます。ところがアメリカ人に「ear infectionになった」と話すと、みんなふんふんと私の話を聞き「おお〜それは辛いでしょう」と、まるで風邪をひいたかのような反応です。

だんだんと、「中耳炎」という訳が間違っているのではないかと思い始めてきました。

アメリカに来てからよく耳にする単語の中に、sinus(サイナス)というものがあります。これは鼻の周りの洞のことを意味するのですが、これも上手い日本語訳が出てきません。鼻風邪等をひいた時に、「サイナスが詰まっていて頭痛がする」というように言うのですが、試しにこちらではよく耳にするsinus infectionを調べてみると、副鼻腔炎という言葉が出てきました。みなさんは「副鼻腔炎になっちゃった」と言われてピンと来ますか?

ちなみにinfectionというのは感染症という意味で、こちらで言うear infectionは「耳に細菌が入って炎症を起こした」という程度のことで、中耳炎のように仰々しくないのかもしれません。

治療には抗生物質が投与されます。これに関しても勉強になったのですが、英語では抗生物質をantibioticsと言います。これは細菌の増殖を阻害する物質なわけですが、体内にある必要な細菌にも作用するため、使いすぎると常在菌のバランスを崩してしまう恐れがあるそうです。なので、抗生物質を服用している時には良い細菌をもたらすprobioticsを含む食材を摂取すると良いそうです。

その食材の例:

1. ヨールグト
2. ヨーグルトきのこ(飲むヨーグルトに近いです)
3. ザワークラウト
4. ダークチョコレート
5. 海藻
6. 味噌汁
7. ピクルス
8. テンペ(大豆を発酵させた健康食品)
9. キムチ
10. 昆布茶

リストを見ると、チョコレートを抜かしてどうやら「発酵」がキーのようです。ちなみに抗生物質とこれらの食品は摂取する時間をずらさないと、抗生物質に良い菌も殺されてしまうので効果が減るようです。

ということで、先週の金曜日から10日分の抗生物質をもらいました。抗生物質を服用中はアルコールは禁止ですので、大晦日のパーティーまではお酒はお預けです。

今年のホリデイシーズンはパーティーに行く気力もなく、「これは歳のせいか?」と内心不安に思っていましたが、体が悲鳴を上げていたようです。


2012年12月25日火曜日

メリークリスマス

From Kalina (フロリダで撮影)

...and Asha!(今年は嫌なヘッドバンドはなし♪)

2012年12月24日月曜日

クリスマスイブ、しかし気分はクリスマス翌日

もうツリーの下にプレゼントがなくなってしまい、我が家のムードは12月26日。ちょっと寂しいです。

きれいさっぱり

今日はケヴィンは仕事がなかったので、みんなでダウンタウンにお散歩に行きました。

行く気満々



2年前、クリスマス翌日からメインバスルームのリフォームの工事が開始され、年の瀬に便器が部屋の中に置かれるという事態になったことがありますが、今年のクリスマスの我が家の様子はこんな具合。古いフェンスを取り壊し、新しいフェンスを作る最中で、まるでクライム・シーン、現場検証まっただ中のような状態になっています。

 

お散歩後の午後から、必死にクリスマスカードを書いています。またもやクリスマスに間に合いませんでしたが、1枚1枚心を込めてメッセージを書いていますので、お許しを!

今年の我が家のクリスマス

先週のポストにも書いたように、我が家のクリスマスは週末でした。

土曜日の夜はケヴィンの鶴の一声で、ケヴィンの両親を含めた一家全員で外食になりました。実は前日、週末に山で雪が降ると知ったケヴィンは(土曜日の午前中に彼の両親がやってくるにもかかわらず)今年初のバックカントリースキーに行きたくてうずうずしていました。電話でケヴィンのママに相談すると、「行かせてあげれば」ということだったので快く送り出してあげることにしたところ、喜んでみんなにご馳走してくれたのでした。突然の6コースディナーに、みんな大喜び♪

日曜日の朝、彼はせっせとプレゼントのラッピングをしていました
ゴミみたい!

ケヴィンからのゴミプレゼントも並び準備完了
今年はカリーナもプレゼントを開けるのを楽しみました☆


例のゴミみたいなラッピングの中身は、
なんとトランクス(*)に包まれた紅茶の箱!
もっと大きいものかと思ったのでがっかり

*新品ではないが洗濯済みトランクス

せっかくの祖父母&カリーナのショットが、ケヴィンのせいで台無し。あーあ。 

ケヴィンの叔母さんがカリーナにくれたアヒルの足形のスリッパ!

今年は例のサンタさんは来るのかな〜?と楽しみにしていたところ、私達がディナーに出かけている間に来てしまったようで、ドアのところにそっとキャンディーが置かれていました。会えなくて残念でした。


2012年12月21日金曜日

クリスマスが近づきました


遅ればせながら、先週末我が家にもツリーを飾りました。ツリーを窓際に置くために家具の配置換えをしてみると、これが意外にも落ち着いて満足。カリーナも「ライト!ライト!」とうれしそうです。始めは飾りを取ったりしていましたが、もうそれにも飽きたようです。


ツリーが来たので、ストッキング(靴下)も暖炉に飾りました。家族各自の名前が刺繍されたストッキングには、細々としたプレゼントを入れます。例を挙げると、チョコレートやハンドクリーム、紅茶などです。最近顔がお疲れぎみのケヴィンには、フェイスローションも入れてみました♪

 玄関のドアにも週末リースを飾りました。


ケヴィンがモントリオールに出張に行っていた間に、プレゼントも全部ラッピングして準備完了。高校生の時留学中に驚いたのですが、家族へのプレゼントは1人に対して何個も用意して、別に高価なものだけとは限らず何でも包んでしまいます。我が家のツリーの下にも、ラッピングされたメイプルシロップ(ケヴィンがパパのためにカナダから買ってきました)なんかもあります。

話はカンザスに戻りあの年、ホストダッドはホストマムに電子レンジをプレゼントしていました。大きな箱を開けると、中に入っていたのは広告から切り抜いた電子レンジの写真。ホストマムが「まあ!」と言ったところで「さあて、持ってくるか」、と本物を取りに納屋へ一緒に行ったのを今でもよく覚えています。

我が家のクリスマスは今週末です。今年は上手く連休が取れず、早目にすることにしました。

近所に登場したもの


隣のブロックに巨大なスノーマンが登場。ハロウィーンの時もこんな感じなので、ここの住人はこういう巨大な飾りが好みの模様。カリーナは車で通り過ぎる度に「おお〜」と歓声を上げます。

 思わず家族撮影


先週の金曜日、女友達と食事をしてダウンタウンから歩いて帰ってくると、2軒先のタウンハウスの2階に住むおじさんの声がバルコニーから聞こえてきました。電話で話しているのかと思うと、「ミス、ミス(Miss)!」と私を呼んでいる様子。「フェンスのすぐ横で、巨大な牡鹿が葉っぱを食べているから気をつけて」と注意してくれていたのでした。


フェンスの高さはこんなです。あんなに大きな鹿を見たのは初めてだったので、家に帰ってケヴィンを呼び出し、カメラを持って写真を取りに戻りました。そのおじさんによると、牡鹿はしょっちゅうここに食事にやってくるそうです。その2日後、のっしのっしとそちらに向かう姿を家の中から目撃しましたが、まるで宮崎駿の映画に出てくる森の神のようなオーラが漂っていました。

2012年12月20日木曜日

カリーナ 1歳9ヶ月

瞬く間に1ヶ月が過ぎました。生後21ヶ月です。

高地に住むネパールの子供を思い出させる装い?

この1ヶ月間のメインキーワード:鼻水
シカゴに行く前から鼻水が出始め先週やっと止まったので、約40日の間ほぼ毎日鼻水を拭いていたわけです。自分で鼻をかめないのは不便ですし、本人も辛いだろうなあと思います。妙なことに感心するのが、あんなに鼻の周りを擦られているのに、肌が全く荒れないこと。子供の肌ってすごい!

好みにうるさい:
遂に母と娘の間で朝洋服選びのバトルが開始。食事の時にはよだれかけ、お皿の柄、散歩の時には帽子、、、とその傾向はどんどん広がりつつあります。

ストーリーテラー:
フロリダに滞在中、知り合いのパーティーに呼ばれました。そのお家にお邪魔するとドレスを着た猫が居間にいて、カリーナは「にゃんにゃん!」と大喜び。しかし「その猫機嫌が悪いから気をつけて!さっき、ブルーノ(そこのご主人)の顔をひっかいたばっかりなのよ」とみんなが言い、結局そこの家の猫3匹とも、かごの中に入れられてしまいました。

2匹一緒に入った猫のかごを、カリーナはしゃがんでうれしそうに眺めていました。するとその1匹が急に毛を逆立たせて片手さっとを出し、「フーーーッ」と威嚇しました。 ←それを見ていた私もびっくりして飛び上がってしまった。驚いて一瞬固まったカリーナ。その後「うぇぇぇぇ〜〜〜〜」絶叫するカリーナに、みんなが「どうしたのっ!!! 猫に何かやられたのっっ!!!」と心配してかけつけました。

その後2週間以上。未だに「にゃんにゃん、シュッ、うぇ〜ん」とみんなに身振り手振りでその時のことを説明しています。それと、飛行機の中で吐いたことも「ぶーーーーん(飛行機が飛ぶのを手でまねる)、おぇっ!(舌を出す)」とみんなの前で再現する日々です。

交渉が可能に:
最近いろいろな場面で交渉ができるようになってきました。例えば、空港でベビーカーに乗るのを猛烈に嫌がっている時に「これに乗ると飛行機に乗れるよ」と言うと、すっと乗るとか、食事中に「これ1回だけ食べてみて」とお願いすると、嫌がりつつもとりあえず口に入れてみる、など。

むふふ♡

この1ヶ月間にできるようになったこと&変化:

*「痛い」と言えるようになった
*「いただきます」「ごちそうさま」を言うと、手を合わせておじぎをする
*「あと1回(1個)」と言うと、人差し指を頭上に上げる
*数の観念が少しずつわかってきているようで、「1つちょうだい」と「2つちょうだい」の差がわかる
*最近オムツ替えは嫌ではないらしく、率先して交換マットの上に寝る
*音楽に合わせて指を鳴らすまねをする
*家に帰った時に玄関で自発的に靴を脱ぐ
*私達はやっと「マミー」と「ダディー」になりました♪
*ケヴィンのママは「ナナ」(ママの希望)しかし未だにグランパは言えず
*少しずつ、近所のおじさん達の名前が言えるようになってきた
*人見知りも徐々になくなってきている模様
*フロリダ旅行あたりから「ノォ〜」をいい始めたが、まだ言い方がかわいい
*気に入らないことがあると、挑発的にものを床に投げつける
*ケヴィンの顔を叩く ←私よりも甘やかしたから
*1ヶ月に2回飛行機に乗ったお陰でかなりの飛行好きになりました。フロリダに行くフライトでは、降りる時に横にいた出張風のおじさんに「お嬢さんはとてもいい子にしていましたね」と誉められました。帰りは吐いて大惨事でしたが。
*有り難いことに良く寝る子で(赤ちゃんの頃が嘘のよう)、昼寝は1時半前後から約3時間、夜は7時半から12時間睡眠。基本的に起きることはなし。
*病気中は私から一時も離れるのが嫌で、とても大変でした
*現在の大好物はクラッカーと海苔とみかん(Whole Foodsで”Mikan”と売っています)

ケヴィンと遊ぶ時は危険がいっぱい?
滑り台の枠組みに立って両手放しでポーズ&その後見ている人に向かってジャンプ

2012年12月15日土曜日

丸テーブルのある生活

今日、かなり前からオーダーしていた新しいテーブルが届きました。

ところどころ穴が空いていたり、微妙に傾いていたりとキャラクターがあります

かなり長い間テーブル探しをしていたのですが、こだわり君のケヴィンには、テーブル1つにしてもあれこれと意見があり、結局カスタムでオーダーすることになりました。

いろいろ見て回ったのですが、好みと値段がうまく合わず、行き着いたところは"reclaimed wood furniture"、つまり廃材を利用した家具を作ってくれる業者でした。ケヴィンが試しにその工房に行ってみると、彼のイメージするものとぴったり合ったようで、そこにお願いすることになりました。

脚はクラフツマンスタイルを意識してデザインしてもらいました

その工房は出来てまだ1年ほどで、職人達はみんな20代後半〜30歳くらいであろうと思われる若者たち。「申し訳ないのですが、配達をする前に出来を確認に来ていただけますか?」とお願いされ、昨日私も初めてそこへ行ってみました。すると、廃材とメタルを組み合わせたデザインの良いテーブルや椅子などが、工房のあちこちで作られていました。

お値段も、以前私達がインテリアショップで気に入ったテーブルの約1/2〜1/4と良心的で、そして才能のある若者をサポートしているという点も気分がいい。

これで味をしめた私達。先月地下室の大掃除をした時に見つけた古いドアをすべて彼らに預け、今後カスタムの家具を少しずつ作ってもらうことにしました。

ちなみに初めての丸テーブルの感想は、場が和む感じでとてもいいです。ダイニングルームも以前より広く感じます。

この家が建った1917年当時のオリジナルのドアなのでしょうか?

2012年12月12日水曜日

達成感

ふと気づいたら、今日は12-12-12の日でした。なので、何かブログに残しておこうという気になりました。

先週フロリダから帰る飛行機の中のこと。私の膝の上で私に抱きついてスヤスヤと眠っていたカリーナが、ふーっと顔を持ち上げて咳をし始めました。ゲホゲホという咳がどんどんエスカレートし、咳き込んでオエーっとなったと思ったら、「げぼっ」と私めがけて思いっきり吐かれてしまいました。自分の着替えは持っていなかったので、その後「あと2時間半かあ・・・」とくさ〜い洋服のまま我慢していたところ、今度は水をこぼされました。それが私のシートにあっという間に浸透し、ジーンズとパンツ(下着、です)がどんどん濡れていくのを感じたときには、思わずネジが飛んだようになり笑ってしまいました。

その後カリーナは発熱。食欲もなかったので心配になり2日目に医者に予約を入れました。結果は中耳炎でした。

1週間経過し、やっとほぼ平常に戻ったカリーナ。しかし、3日前にケヴィンがダウンし、私はこの2日間空咳と濁声。そんなわけで、今年はクリスマスパーティーに行く気力もなし、ちょっとしたワインの会などに誘われても、頑として家で静かにしています。

そのお陰で、ここ4晩続けて今まで延ばし延ばしにしていたことを、着々と片付けています。内容は、友人と共同所有するスキーコンドにかかった過去2年分の経費の計算、5月からやろうと思っていたデジタル写真約300枚のプリントをオーダー、今更ですがクリスマスカードのデザインとオーダー、そして今夜は8月から気になっていたグリーンカードの更新を片付けました。それで今日は12-12-12ということに気づいたわけです。

ところで、来週妹夫婦が渡米します。うれしいことに、旦那さんがカリフォルニア駐在となり、今後数年間飛行機で2時間ちょっとの距離に住むことになりました。考えてみると、お互いに結婚してから同じ国に住むという経験をしたことがない私達姉妹。しばらくの間会えるチャンスも増えるし、時差を1時間考慮するだけで気軽に電話ができるというのもうれしい限りです。

12年12月12日が終わろうとしています。

2012年12月8日土曜日

ここはどこでしょう?

東京駅の新幹線ホーム?

新幹線の中?

小学校??

レトロな商店街?

ボカラトンにある、 モリカミ博物館&日本庭園に行って来ました。実はケヴィンのおばあちゃんは、感謝祭の週から老人コミュニティーの中のヘルスセンターに入院しており、1日数十分しか会えなかったのです。

というわけで、珍しく近郊を観光することになりました。上の一連の写真は庭園の一角にある博物館の中で、ここが日常の日本を上手に紹介しており結構楽しめるのです。庭園も美しいだけでなくいろいろな種類の日本庭園やその時代ごとの説明もあり、心を落ち着けるだけでなく勉強にもなる庭園でもありました。


その中にある日本食レストランを楽しみにしていた私達ですが、残念ながら和食の仮面をかぶった中華料理という感じでした。弁当ボックスを突つきながら、本来のお弁当との微妙な違いを指摘する私達。一番小さな指摘は、照り焼きチキンの横にある沢庵にまでしっかりとソースがかかっていたことなのですが、「日本人だったら沢庵にソースはかけないね〜」と言いながら、大したことでないことがやはり気になってしまうものなあ、と思ったのでした。


それはいいとして、この庭園ですが、もともとは1904年に開設されたヤマト・コロニーという農場だったそうです。それはフロリダで最初の日系移民の入植地だそうで、第二次世界大戦を契機に解体されるまで、最盛期には100人ほどの日本人農民がパイナップルなどを栽培していたそうです。こんなところにも日本人農民が来ていたことを、初めて知りました。のちにモリカミ氏が郡に寄贈した土地が整備されこの庭園となりました。



景色のいいスポットに点在するベンチを見て、「こんなところが近くにあったら、しょっちゅう本でも持ってやってきて来て、何時間でも景色を眺めながらのんびりしたいねえ」と言いながら庭園を後にしました。こんな素晴らしい日本庭園がフロリダにあるとは、本当に驚きました。


2012年12月6日木曜日

ビーチ体験 キービスケイン ③ 

実はフロリダとしてはやや肌寒い日が続きましたが、滞在中3回海に行きました。

明子ちゃん、かわいいサングラスと水着をありがとう♡
ビーチ体験初日:キービスケインのアパートから徒歩で10分の、誰もいないビーチにて

ビーチ体験2日目:ビル・バグス・ケープフロリダ州立公園のビーチにて
ビーチ体験3日目:ここはフォートローダーデールの北のポンパノビーチ

*おまけ*
ビル・バグス・州立公園へは、借りていたアパートから自転車で約10分。キービスケイン内は小さいので、メインエリアの周りはゴルフカートで移動する人が多かったです。マイアミからロードバイク・ライドを楽しむ人もたくさんいました。


新たな動物との遭遇☆
注:噛まれると大変なことになるので、本来はこんなことはさせない方が賢明です