2009年2月28日土曜日

genro & cafe

アメリカへ帰る直前のお茶をしに、妹に彼女が最近発見した地元のカフェに連れて行ってもらいました。その名はgenro&cafe。西武新宿線上井草駅前の商店街の一角にあります。

外も中も打ちっぱなしのコンクリートの建物なのですが、冷たさを全く感じないカフェ。それは、揃っていないテーブルと椅子や、並んでいるベイクドグッズ、紙製品やあたたかみのある布などのせいでしょうか?テーブルに置かれた小さな花瓶には、パセリの葉が。

さりげないけれども、隅々まで計算されたデザインとインテリア。オーナーの高度なセンスを感じます。

こちらは上井草のまちづくりを応援しているそうで、地元をサポートする姿勢にも共感が持てます。

紙製品にも目がない私。店内にはここで手紙を書く人のために、素敵な心遣いもあり。次は絶対ここで手紙やカードを書きたい。

お店で使われている食器も気に入ったら購入できます。

春に外のテーブルに座るのも良さそうですね。

このカフェが気になる方はこちらへ。

2009年2月25日水曜日

久しぶりのアメリカ

約3ヶ月ぶりにボールダーに戻ってきました。こんなに長く日本に居たのは本当に久しぶりだったので、デンバー空港に降り立った瞬間にコロラドに対する帰属意識がかなり薄れている自分に気づき、さすがに一瞬焦りました。たかだか3ヶ月でこんなにも簡単に「超本来」の自分に戻ってしまうのか?!と自分の感覚を恐れましたが、家に帰り丸々2日経つ頃には、日本に居たのがウソのようなフツーの自分に戻ったのでした。

しかし、2ヵ月後にはまた日本にとんぼ返りなので、今年は浮き草のような生活になりそうです。

今回日本で長く生活してありとあらゆることを満喫したわけですが、ここまで長く自宅を離れると、なくて困ったものや恋しかったものがいろいろありました。それが何かというと・・・

  • 自分のベッド
  • 大きくて馬鹿にしていたアメリカ製ソファ
  • ディッシュウォッシャー
  • オーブン
  • 自分で作るマフィン
  • いつも食べているお気に入りのヨーグルト
  • ハマス(ヒヨコマメのディップ)
  • 日本に比べて驚くほど安いサプリメント(ビタミン剤など)
  • カフェインの入っていない飲み物
  • ビジターが安く使えるジムとプール
  • 乾いた地面(北海道の路面は常にアイスリンクの状態でした)
  • まだまだあったような気もしますが、結局は毎日使っているものと離れるのは辛いということです。ベッドに関しては、この3ヶ月間ホテルに泊まった2晩以外はずっと布団生活だったため、上半身を起こして本を読む、という大好きな体勢が取れずに困りました。あとカフェインの入っていない飲み物、これは致命的でした。日本ではdecaffeをオーダーする人って少ないのでしょうね。

    ところで、ここ1年ほど時差ぼけに悩まされるようになりました。若い頃は2週間のヨーロッパ旅行から帰っても翌日から会社に行っていましたし、海外に住むようになってからも日本から帰った当日はウトウトしても翌日からは何事もなかったかのように生活していましたが、2回前の里帰りから様子がおかしくなってきました。

    今回も2日間は5時間ほど寝て朝4時頃には目がぱっちり、という状態で本を読みながら朝を迎えてしまいました。ケヴィンがいる間は「寝るな~!寝るな~!夜眠れなくなるよっ」と言われ続け、かろうじておかしな時間に眠りこけるようなことはしませんでしたが、ケヴィンが出張に発った晩、予想通り夕食後7時半にソファで深い眠りについてしまったのです。

    きっちり5時間経過後、目が覚めると12時半。大変なことになったぞ、と仕方なく2時過ぎにメラトニン(睡眠ホルモン)を飲んで再度寝ることに挑戦、というめちゃくちゃな行為に走りました。するとすかっと更に6時間も眠りこけてしまい、何度も鳴る電話の音すらも聞こえずに寝過ごしてしまったのでした。

    おかげでいつもの半分の時間で強引に普通のサイクルに戻ったわけですが、実は明日3時半起きでまた空港に向かう私です。行き先がどこかというと、それは次のポストで。

    「こんなもの食べたいでしょう~」とツボをついた歓迎をしてくれるケヴィン。

    2009年2月20日金曜日

    汚いけど、ついつい盛り上がってしまう話

    北海道からボールダーに帰る途中に、ちょろっと東京に寄ってます。

    昨日大学時代からの友人T子ちゃんに会った時、一緒に乗った電車の中で聞いた「ええっ?!」という話。ある日電車の中で、斜め前方にいるおばさんの帽子のツバの部分に、丸っこくて黒い妙な物がついているのに気付いたのだと言うのです。それがどうしても「ウン〇」に見えると… 理解に苦しむ私。

    しばらく観察してそれが「ウン〇」だと確信し、次の駅で停車するタイミングでその人に言ってあげるべきかどうか悩むところが私の友人らしいところなのですが、悩んでいる間に他のおばさんがその帽子の人に向かって「ちょっとっ、帽子にウン〇がついていますよ」と大きな声で言ったのだそうです。お気の毒に車内の注目がその人に注がれ、当人ははっと帽子を取りそれを見て、すぐさま四つに折りたたんでセカンドバッグの中に入れてしまったんですって。その時のアクシデントかどうかは謎なのですが、肩のところにも茶色い物がつき最悪の状態。当然その人は次の駅で降りるはめに。

    それにしても、どうしたら帽子に「ウン〇」がくっ付くのか?それは一体誰(人or動物?)のものなのか?どうして落ちずにずっとそこにあったのか、と疑問だらけ。ちなみに、私の友人は大学時代から奇妙な場面に遭遇することが多い人です。

    滞在先の妹の家に帰りその話をするうちに、「ウン〇」ネタで盛り上がりました。

    東京で会社勤めをしている時、なぜ世の中にはトイレを使った後に流すのを忘れてしまう人がいるのだろう?という話になった時に、おもしろいことを言った女の先輩がいました。

    妹とも言っていたのですが、特に小学校の頃の和式のトイレでそういうことがあり、子供達が大騒ぎをして先生が流しに行くというパターン。会社で話している時に、私は「家がぼっとん便所なので、流す癖がないのでは?」とフツーな意見を述べたところ、その先輩は「いや、家がぼっとんだったら水洗式を使うのが珍しいので、むしろ流すことは忘れないだろう」と言うのです。

    こんなことでこんな結論に達するな、という感じですが、こういう発想をする人って私と違ってユニークな思考回路を持ってるかも、なんて感心した私。まあ、この先輩がとてもおもしろい人なのでそう思わずを得なかったのかもしれませんが。

    年始にケヴィンが日本滞在中だった時の話。都内の駅ビルの中のレストラン街のトイレから戻ってきた彼が、「日本人のメタボリズムって一体どうなっているの?」。なぜかと思ったら、午後の中途半端な時間に(2時半ごろ)男性トイレの小の方がガラガラで個室の方は4つあったのが全部使用中だったと言うのです。つまり、なんでこんな時間にみんなそんなことをしているのか、と。

    私の推測は、最近の日本人は朝食を抜く人が多いため昼食後になってしまう、というものですが、どう思います?こんなこと聞いてすみません。

    ちなみに、このポストはしばらくしたら削除するかもしれません・・・。

    2009年2月19日木曜日

    札幌 - おまけ

    札幌駅から時計台に向かう途中、ずっと気になっていたレストラン「デンバ-」。どうしてこんな店にデンバ-という名がついたのかが疑問で、真剣に一度入って名前の由来を聞いてみたいと思いつつ、結局そのままになってしまいました。

    以前友人が、都内の旦那さんのご実家の近くに「デンバ-」という名のラーメン屋があると教えてくれたことがありましたが、何か関係があるのかしら?チェーンだったら驚き。

    2009年2月16日月曜日

    さっぽろ雪まつり

    とっても遅くなってしまいましたが、北海道からの最後のブログは雪まつりの模様となります。今年は60周年でした。実はこれは開催日初日の前日、4日に撮影したものです。雪像はほぼ完成していた上に、人は少ないし青空ででかしたという感じでした。

    いろいろな小学校の子供達が課外授業で来てました。何を書いているのかな~と覗いてみると「OO丁目の感想、OO丁目の感想」と各ブロックにある雪像について一生懸命書き込んでいました。

    こちらは、去年放火によって焼失された韓国の南大門です。

    こちらは浜松城。雪像を作成した自衛隊の人たちが、開催前の式らしきものをしていました。(実は、自衛隊が雪を集めて雪像を作るという事実を、今まで知らなかった。)

    これ、有名なキャラクターですよね?よく知らないくせに、ついついカメラに収めたくなってしまいました。

    小さいのもなかなか凝っています。

    でもやっぱり大きい方が見ごたえはある!最終日の翌日にブルドーザーで雪像を壊している映像をTVで見ましたが、それもすごい迫力でした。あっという間に大通公園は元の姿に。ところで、今年は円高のせいで海外からの観光客が少なかったようです。円高の影響はこんなところにも。

    2009年2月6日金曜日

    円山動物園

    動物でも見て心を癒そうかと思い、札幌市にある円山動物園に行ってみることにしました。ここは札幌中心街から地下鉄でたった3駅なのに、東京でいうと高尾の方に来たような気持ちになるような、自然に囲まれたいいエリアです。

    私、レッサーパンダって本物を始めて見たかも。ぬいぐるみみたいでかわいい!

    オシッコがどうやって後ろに飛ぶのか、見てみたい気もします。

    寝ているのではなく、何かを考えている様子。アシャもこんな風にしていることがあるなぁ、と思ったり。

    向こう側が小さいのでメスのオオカミと思われるのですが、あてがわれたエリアの本の一部の隅の方をグルグルと回っていて…。ノイローゼではないかとちょっと心配になりましたが、それはオオカミの習性の一部なのでしょうか?そう思いながら見つめていると、ぷ~んと「濡れた犬」のような臭いが。またアシャを思い出した私。

    マサイキリンもこんなに狭いところに… タンザニアの広大な国立公園で自由に動き回っているのを見たことがあるので、心が痛む~。

    やや気持ちが沈んできた私を救ってくれた、ゴマフアザラシ(胡麻斑海豹)の姿。とても平和な感じ。

    泳ぐ姿も平和そのもの。

    入園料を払ったのは、動物達の味方になったのか人間に加担したのか、複雑な気持ちで動物園を去った私でした。

    生キャラメルブーム

    今北海道はものすごい生キャラメルブームなのです。どこを見ても生キャラメル。火付け役のこのお店は、最近まで札幌大丸と新千歳空港にのみ出店があったようで、いつもものすごい行列になっていたのですが、最近地下街に直営店がオープン。大丸の行列はそっちへそのまま移動しておりました。

    大丸時代。初めて見たときは展覧会か何かの列と思い込んでいました。

    私にはここまでして手に入れたい、という気持ちがイマイチ理解できず。それも並んでいるのは老若男女。一昨日の昼間に前を通ったら、列がほとんどない状態になっていました。窓口が多いので回転が速いのか、それとも売り切れ?私が並ばずにして生キャラメルを手にする日も遠くないかもしれませんが、私は実はそれほどキャラメルファンではないのです。試しに買うべきかな?

    2009年2月5日木曜日

    支笏湖 氷濤まつり

    以前より妹に勧められていたこの氷像のお祭りに行ってきました。

    場所は札幌から1時間半ほど車で行った支笏湖畔。毎年この時期にこのお祭りは開催されるのですが、今年は暖冬のため1週間遅らせたとか。

    ここを入ると中は別世界。

    ここは、千歳市の観光名所「苔の洞門」を模して作られたドーム状の氷像でした。一番上の写真もその中で撮ったもの。

    会場の全景はこんな感じ。妹が言っていた通り非常に幻想的な風景です。

    えっと、これは何だっけな?滝?

    こちらはシャンデリア。

    何とも言えない美しさです。

    外から見ると、一見かまくらのようなものの正体は…

    神社でした。

    お賽銭をくっつけるとはがれて落ちて縁起が悪そうな気がしません?なので、箱の中に入れました。

    週末は6時半から花火が上がりますが、その頃までには体も冷えてきて気分は夜9時頃。これを見てから会場を去りました。

    帰りは時計台の前で降ろしてもらい、大通りの方を偵察に。

    5日から始まる雪祭りの準備がすすんでおりました。

    2009年2月3日火曜日

    お試しあれ

    週末、もと同僚だった友達が東京から遊びに来てくれた時、旦那様の転勤で現在札幌にいる別の元同僚と久しぶりに3人で集まった。ちょっと席をはずして戻ってくると、札幌の友達が不思議な行動を取っていた。なんと、割り箸を気が抜けたビールに入れると泡が復活する!私達がトイレに行っている間にオーダーしたビールが運ばれて来て、どんどん気が抜けるのが耐えられずに、人目をはばからずに一人でやっていた彼女。そして結果はこの通り!他のビールで試してみて、おお~と歓声をあげてしまいました。とにかく、割り箸でないとダメだそうです。

    ちなみに、注がれたビールがコップから溢れそうになるとき、指を泡につけるとピタリと止まる、というのは私もやったことがあります。指の油が泡を止めるって聞いたのだけど…。

    ところで、今日は節分でした。