2009年12月1日火曜日

シカゴ2 レストラン編

4人とも食べることが大好きなので、旅行前に行き来したEメールのほとんどは食べ物について。彼らはベジタリアンなので、レストラン選びはいつも以上に慎重です。

シカゴレストラン事情の感想は、大都市といえどもシカゴはアメリカ中西部。レストラン、客ともにスノッブな感じがしないところがいい。コストパフォーマンスも良し。ここは心もお腹も懐もハッピーになれる場所なのです。

金曜日の夜はMizuという名のジャパニーズ・レストランへ。最近たまたまラジオのフードショーで、ここのバーテンダーが「ジンジャーマティーニ」についてしゃべっているのを聞いたのがきっかけで調べてみたところ、興味をそそられました。ここでは日本国外では珍しく焼き鳥が食べられます。そしてヘッドシェフ(日本人)は12歳の頃から料亭で腕を磨いた方だそうです。

左上から、お目当てのジンジャー・マティーニ、アスパラガスのサラダwith梅ソース、蟹の身が詰まった椎茸の天ぷら、落ち着いた雰囲気の店内の様子。

蟹ロールとエビ天入りロール

お値段も実はボールダーの寿司屋よりリーズナブルで、味も抜群でした。ここは事前にお願いすれば懐石のコースも出来るそうです(いいなぁ)。

土曜日の夕方は弟夫婦から噂に聞いていたヒップなバーThe Violet Hourへ。左の写真は入り口の様子です(手前に扉がある)。外側からは想像できないムーディーな世界が中では繰り広げられていました(蛇足ですが、バーテンダーはみんなラムチョップ型もみあげ)。カクテル/アルコールメニューがまるでフードメニューのように厚かった。私が飲んだのはThe Riviera。パイナップルでインフューズされたボンベイをベースに、レモン、卵の白身、カンパリ、ミントが入ってる複雑な味のマティーニです。口に入った後に3段階(薬草系→甘み→苦み)の味が広がる、という前代未聞のカクテルでした。

実は2杯目も飲んだのですが、ディナーの予約の時間が迫っていることに気づき、みんなで貴重なカクテルをガブ飲み。

そしてHot Chocolateでディナー。ここも弟夫婦のお気に入り。このお店はデザートが有名ですが、食事もおいしいと評判です。ピンボケですが、右の写真はダック入りサラダ。地元で選び抜かれた季節の食材を使ったメニューは、味良し、見た目良し、コストパフォーマンス良しで期待以上でした。

私のオーダーしたデザートは、りんごを使った2種類のデザート。右はナポレオン・パイ、左は小さなアップルサイダー入りドーナツが乗ったムース。一口食べてにっこり。アメリカとしては甘さも控えめで◎。

実はこの日、午後3時前にこんなものも食べてました・・・。夜ご飯食べられるの?という心配は結局無用でしたが、シカゴから帰って2日間はあまり食が進みませんでした。ちなみに、左側はマッシュポテトピザ。この意外な組み合わせがとってもおいしかった。地元民の彼らに言わせると、シカゴ名物『ディープ・ディッシュ・ピッツァ』はNGらしいです。これはニューヘイブンスタイルです。

2 件のコメント:

  1. カクテルもお食事もみんなすご〜くおいしそう。カクテルメニューが厚いと読んだだけで顔がにやけました。ラムチョップ型モミアゲでも笑ったけど。マッシュポテトピザは謎です。マッシュポテトがトマトソースの代わりにのばしてあって、その上にチーズが乗っているの?

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  2. マッシュポテトピザ、不思議な響きでしょう?ご想像の通り、ガーリックが強烈にきいたマッシュポテトがのばしてあり、その上にチーズとマッシュルームが乗っていました。おいしかったよ。

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