4年前の大統領選はロンドンで見守った。明け方まで粘ってフロリダの開票結果を待ったが、そこでもうダメだとわかった時点で諦めて寝た。2ヶ月後にアメリカ帰国が決まっていた私たちに、イギリス人の友人達が「またブッシュになっちゃったけど、それでもアメリカに帰りたいの?」という質問をするたびに、ケヴィンは「アメリカを変えるために帰らないといけない!」と鼻息を荒くして答えていた。
そして今年、ケヴィンは誓ったとおり地元のオバマ・キャンペーンのボランティア活動をしている。内容にはいろいろあるらしいが、彼の仕事は民主党に登録している人たちに電話をかけて、11月にちゃんと投票することを呼びかけるとともにボランティアを募るという役割。職業がセールスということもあり、人をリクルートするのも結構うまいらしい。
そして魅力的なその報酬は、なんと28日のオバマ氏の演説のチケット。入手困難な貴重なチケットを、本来1人1枚のところを2人分働いて私の分まで手に入れてくれた。人が「あんな演説をする人は滅多にいない」と言う名演説を、しかもアメリカ始まって以来の歴史的な出来事をこの目で見られるなんて、本当に光栄な話だ。
先週チケットとともに会場に入る時の注意が書かれた紙をもらったが、持って入れるものがほとんどない。雨が降ったらレインコートは可だけど、傘はだめ。最低限の所持品をポケットに入れて、手ぶらで入場するのが無難のようだ。8時の演説なのだが1時にゲートがオープンし、いろいろなイベントが催されるようなので今から楽しみだ。関連ポスト「民主党大会最終日 現地報告」 「民主党大会とは実際にどんなもの?」
大会に行くのかあ。
返信削除ケヴィンはそういうの得意そうだもんね!
2人分のチケットをGETする辺りがすばらしい!!
1時開場、8時から演説とはお祭りみたいな感じなのかしら。
写真は撮れないだろうけど、ぜひ感想を聞かせてね。
なんとよく調べたらカメラOK!
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