2008年7月11日金曜日

旅の縁とは、不思議なもので・・・

遅延や乗り継ぎ失敗に悩まされた今回の飛行機の旅は、後で振り返ると妙な出会いがいろいろあった。それはデンバーでチェックインの列に並んだところから始まり、帰りにデンバー空港からボールダー行きのバスに乗るまで続いた。

SFから東京行きのフライトで、横に座った年配の女性はアリゾナに在住の台湾人と日本人のハーフで、東京にいる高齢のお母さんに会いに行くという。今年日本は3回目というその人のお母さんは、私の妹夫婦同様杉並区に住んでおり、成田からのバスまで同じだった。日本に行くと必ずはずさないものは?と聞くと、「寿司とパチンコ」。「西荻窪の駅前のパチンコ屋に居るわよ。」お母さんも一緒にするそうだ。

空港の各所で目につく人が、意外と同じフライトだったりすることがある。帰りの成田のチェックインカウンターで前に立っていた白人の若い男の人は、ゲートでたまたま私の横に座った。その後シアトルで乗り継ぎに失敗し、やっと搭乗かと思った矢先にその人が現れてまた私の横に座った。この人もデンバーに行くんだ、と思いつつ搭乗。空港からボールダー行きのバスの中に座っていると、また彼が現れた。これってすごいと思わない?

帰りの国際線の中で、通路を挟んだ向こう側に座ったカップル、特に男性の方はひっきりなしに飲み物をオーダーしていた。まず、搭乗直後のシャンパンを最低でも2杯。その後、ミールの前にシャルドネをオーダーし、その後もボタンを鳴らしてフライト・アテンダントを呼んではワインのおかわりをオーダーする。

通路を歩くフライト・アテンダントに数回無視され、その時に目が合ったのがきっかけで話しかけられた。聞くとボールダーに住んでいるという。バリ島からの帰りだというそのカップルは、前便キャンセルのためにこの便に振り返られ、満席のエコノミークラスからアップグレードしてきたらしい。なるほど、予想外のアップグレードをした人にありがちな行動だ。(フライト・アテンダントは誰がアップグレードしたかわかっているのよ!)その人達に、日本人と一緒に寿司屋に行ったことがないので、ボールダーに帰ったら是非一緒にお寿司を食べに行きましょう、と何度も言われたけど、ちょっと困ったな…。そう思っているくせに、ノーと言えない日本人にいきなり戻って、電話番号を交換してしまった私…。

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