しかし、今回痛感したのは、航空機を使った移動が不便になったこと。まず、デンバーでチェックインの際に、荷物の重量制限が32キロから23キロになっていて驚愕。今回は荷物が少なかったので行きは問題なかったのだが、帰りに行商のおばさんのように日本から物を運んでくる私にとってはかなりの痛手。まあ、当面の間は23キロ以上32キロ以下間のオーバーは3000円のようなので(デンバーでは一律100ドルだったような…)、まあそれは何とかなるとしても、今のご時世いつどう変わるかはわからない。
次は、機材到着遅れによる遅延の多さ。この厳しい情勢の中、各航空会社が各便のロードファクターを上げるために便数を減らしているのと、少ない機材をぎりぎりのスケジュールで回しているためであると思われるが、夕方になると積もり積もった遅延が1時間単位になってしまう。そしてアメリカ国内は日本国内と違って、夜中も発着が可能なため、「遅延 出発予定12:15am」なんてことになる。そこで旅客が早い他の便に流れるため混乱が発生する。
もともと私も航空会社にいたため、どちらかというと同情的ではあるが、空港のスタッフ不足のために聞きたいことがあっても人がなかなかつかまらない。カスタマー・サービスはこの混乱の中で長蛇の列で、ゲートに1人から数人いるスタッフも搭乗の準備でてんてこ舞いという感じだ。それに比べて、日本国内はまだまだスタッフが多く、今だにサービスは抜群だった。しかし、この波はいつ日本に届くのかちょっと心配。
写真は大分空港に到着直前の風景。日本って美しい島国だな、とつくづく思った瞬間。翼の日の丸もいい味を出している。
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