日本に住んでいる頃にケヴィンのママが遊びに来た時の話。4900円のTシャツを買って帰宅した私を見て、「まあ、そんな高いTシャツを買ったの?」と言われてあまりピンとこなかったのだが、今はその気持ち、よ~くわかります。アメリカ人は、一部の人を除いて洋服にそんなにお金をかけない。縫製がダメな代わりに、結構手ごろな値段でまあまあの洋服が買えるからだろうか。
ボールダーに越して一旦地味になった私も、ロンドンにいる頃に感覚が戻って、一度「エルメスの腕時計を買いたい」とアメリカ人の女友達に話した時「私だったらそんなお金を使うなら新しいマウンテン・バイクを買う」とケヴィンに優位な発言をされ、立場が更に弱くなったこともあります(結局その時計は諦めた)。あの時のケヴィンの勝ち誇った顔の憎らしかったこと。
そんなわけで、アメリカでは慎ましく暮らしている私が(まあ、そんなに好きなものもないし)、日本にくるとやっぱり感覚が若干狂う傾向にあるので、危険。「アメリカではこんなの滅多にないしぃ」と、気に入ったものが見つかると、同じものを色違いで二色ばばっと買ってしまったりするわけです。興味深いもので、日本で1万円以下のものは即「買い」なわけで、後でドルで計算するととんでもなく高いものを買ってしまった、という罪悪感の波に襲われる私。(一瞬だけど。)「日本のものは、ベーシックな形だったら10年来ても新品同様に着れるしね」と、自分を納得させてhappy shopping!
さすが雪国。JR札幌駅の改札を入ったところに、ストーブとテレビが置いてある待合エリアが。走る電車も強そうなディーゼルの電車で「特急オホーツク 網走行」なんていうのがあったりして、いい感じです。 イトーヨーカ堂にて。ずっと存在は忘れていたけど「そうそう、日本にはこんなものあったね~」と懐かしくなってしまった。子供の頃、中身を食べた後にこの長靴を底が抜けるまで履いて遊びました。ちなみに、これはアメリカのクリスマス・ストッキングがなぜか長靴に変化し、お菓子を詰めて売られるようになったということですね。 しかし、中にベビースターラーメンが入っているとは…。夢がなくてちょっと悲しくなってしまった。 海外に出て気がついた日本のおかしな習慣の一つが、クリスマスケーキというものの存在。日本人以外の友人とクリスマスの話になると、「日本ではジーザスの誕生日にケーキを食べるの」と説明している。私の子供の頃は、ケンタッキーフライドチキンの「パーティーバーレル」なんていうのも、クリスマスのハイライトだったような。東京のデパ地下なんかで売られるクリスマスケーキは高級で、つくづくすごいなぁと思ってしまいます。
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