2013年12月4日水曜日

とんだ災難

次々とケヴィンに起こる出来事を書くだけで本が書けるのではないか、と最近思うのですが、、、月曜日の強風の中、これと同じものが飛んで来てケヴィンを直撃。


カリーナを連れて保育園から帰ってくると、ジョギングから帰ったばかりのケヴィンが、すごい形相で私の方を向き、「ねえ、これ見てよ」とこちらに向けた左腿を見て、思わず「ぎゃっっ!」と叫んでしまいました。「これも!」と次は右腕。脚は大きな擦り傷から血が滲み出て、腕は切り傷とものすごい打撲で青くなっている!

呆然となりつつ「ロードサインが@#$%^&*$#」と言うケヴィンを聞きながら、一瞬「車に接触された」と言ったのかと思ってしまいました。よく聞くと、ジョギング中に強風でガタガタと揺れる看板を見ながら、「危ないなあ」と思った瞬間の出来事だったようで、咄嗟に右腕で顔を庇い、看板が右腕に激突した勢いで体が吹っ飛んで地面に叩き付けられ、左脚を強打したと言うのです。

目撃者が何人かいたようで、工事現場からは業者の連絡先をもらって帰っており、出張のためのパッキングをしながらそこに通報していました。その間にも看板がもろに当たった右腕は、どんどんと腫れ上がってきており、飛行機の中で大丈夫か心配でした。

「最悪の場合スイスでレントゲンをとる」と言いながら家を出ましたが、デンバー空港でドクターに軽く診断をしてもらい、「骨は多分折れていないと思うが、皮が耐えられる極限まで腫れ上がった場合は、現地で医者に行け」と言われたそうです。結果は、炎症止めの効果がある痛み止めで、最悪の状況は乗り切ったようです。

本人は「顔や首が切れなくて、本当にラッキーだった」と言っていましたが、そう考えると不幸中の幸いでした。

「他にも走っている人が結構いたし、自転車に乗っている人だっていたのに、なんでよりによって自分に」と、さすがのケヴィンも今回は自分の身に降りかかった不運に呆れていました。しかし、「カンフーの動作って、やっぱり正しいのだなあ」と、カンフー映画のように咄嗟に動いた自分の右腕に感心し、カンフーの実用性を見いだしていました。

みなさんも、大風の日はお気をつけて。

1 件のコメント:

  1. Tさんから聞いていたけれど、ほんと大事にならなくてよかったねえ。いつも鍛えているケヴィンじゃなかったら、俊敏に避けられなかったよ。いやはや強運の持ち主だということがここでも証明されたね。

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