2009年1月22日木曜日

Inauguration Day (アメリカ合衆国大統領就任式)

みなさん観ました?私はまだ日本にいるので、1時45分に目覚ましをセットして11時に一旦布団に入り、その時間に飛び起きた後母親を叩き起こして観ました。いい式典でしたね。この情勢の中、そう簡単にはいろいろな問題が解決されないのは百も承知ですので、とにかくアメリカに希望の光が差し込んだだけでも私はうれしいのです。彼を選んだという事実だけで、すでにアメリカの国際的な株がアップしたと思いません? 私はレーガンからクリントンに政権が変わる時も、夜中にTVを観ていました。その時のレーガン夫妻がヘリコプターで去っていく姿だけが妙に脳裏に焼きついており、もちろんオバマ大統領の演説も楽しみにしていましたが、実はブッシュ夫妻が去る姿を見るのもとても心待ちにしておりました。しかし、ちょうどのタイミングでフッテージが切れてしまったのにがっかり。(皮肉なことに?)ちょうど出張でテキサスにいたケヴィンからは電話で「テキサスにはブッシュの帰還を大歓迎した群衆もいるんだよ」と聞きました。ふ~ん、そうなのか…そうなんだろうねぇ、テキサスだもんねぇ。 (後日談:後でふっと気づいたのですが、レーガン大統領の次ってブッシュ父じゃん!誰にも指摘されなかったけど、みなさん気づいてました?無意識にブッシュ家の人たちを頭の中から削除するクセがついていました。はは。) ところで、チェイニ-元副大統領が車椅子に座っている姿を見て「ほぉ~しばらく影を潜めていた間に、こんなに弱まっていたのか」と驚きましたが、どうやらホワイト・ハウスから急ピッチで引越し作業中に腰か背中を痛めたようで。こんな日にそんな理由で車椅子とは。ハンティング中にお友達を誤射してしまうお人柄が伝わってきます。 翌日NHKのニュースでおもしろいことを聞きました。式典に集まった200万人という人数は、乗車率200%の山手線500台分で、満員の甲子園が40個分という人数だそうです。DCはすごいことになっていたということが、この数字からもよくわかります。 日本でもオバマのつく地名では、盛大にお祭りをした模様。しかし、ひとつ気になったことが…。長崎県・雲仙の小浜温泉でこの日に合わせて記念のイベントをしているニュースを流しているフッテージで、顔を茶色く塗った男性が食べ物を振舞っていたのを見たような気が。一瞬だったのでぎょっとしている間に画面は変わったのですが、この行為はアメリカでは昔白人が黒人を馬鹿にしてやったこと。絶対にやってはいけません。オバマ大統領には絶対に見せてはダメです。 とにかく、様々な問題を抱えてオバマ政権は正式に動き始めました。そうそう、日本ではCD付きのオバマ演説集が40万部のベストセラーになってます。英会話の教材に使用されたり、勇気付けられるという若者が多いそうですよ。オバマパワーって、本当にすごいです。

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