2019年8月11日日曜日

沖縄・那覇2 首里城とその近辺


那覇2日目は、生憎の雨の中をレインジャケットを来て首里城に向かいました。実は今年に入るまで、この城が沖縄戦で完全に破壊されその後復元されたものとは知りませんでした。


ツアー開始の時間を待つまでの間、しっかりとソフトクリームを食べる父娘。私は最近血糖値が高いので、自分の分は買わずに味見をさせてもらう程度です(涙)


私たちは約50分の無料ガイドツアーに参加しました。建物はもちろん、歴史や展示品の説明も聞けて勉強になりました。


1429年から1879年まで450年間にわたり存在した琉球王国。その政治・外交・文化の中心がここでした。太平洋戦争中は日本軍が首里城の下に地下壕を掘り、陸軍総司令部を置いたこともあり、アメリカ軍から3日間にわたり砲撃を受け焼失されたとされています。その後ここで重症兵約5000人が自決したという悲しい歴史もあります。

米軍基地問題をはじめ沖縄のニュースには特にこの数年間アンテナを貼っており、こちらで知り合った沖縄出身の知り合いからも話を聞く機会がありましたが、実際に行ってみていろいろ考えさせられることもありました。



街並みはやはり異国的な要素が多く、エキゾチックです。


こういう道を歩くだけでかなり楽しかったです。


石敢當(いしがんどう、もしくはいしがんとう)という石標をあちこちで見かけ、どんな意味があるのか気になったので、調べてみました。


これらの地域では、市中を徘徊する魔物「マジムン」は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする[12]。魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。』(ウィキペディアより)


夕方は、コロラドで知り合った沖縄出身の友人のご実家が泡盛専門店だというので、そちらにお邪魔してみました。沖縄県全部の酒造からの泡盛が取り揃えられており、まるで博物館のようでした。貴重な古酒(くーす)もたくさん置いてあり、沖縄では出産やお祝い事に泡盛を贈る習慣があるそうで、こちらではお孫さん(=私の友人のお子さんたち)が生まれた年から熟成をはじめたお酒や、私の友人が生まれた年(1970年代)から熟成してあるくーすも見せていただきました。

お値段にも驚き!

たくさん飲み比べをさせていただき、ほろ酔い気分でホテルに戻りました。

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