2014年3月18日火曜日

生まれて初めてすっぴんで電車に乗った日(1)・・・ショック!

これから少しずつ、過去3週間の出来事を順番にまとめていこうと思います。

***

先月末から約1週間北海道に行っていました。出発する直前に、大分生活のリズムが普通に戻り、1人で近所のバーに行ってみたり、友達に連続で会って喋り続けたりしていたら、喉の調子がおかしくなってきました。

以前にも何度かあったのですが、私は疲労(と喋り過ぎ?)のせいで、声が出なくなってしまうことが時々あるのです。初めてそうなったのは、高校受験が終わった直後の15歳の春で、最悪のタイミングだったのは妹の結婚式の時でした。

出発した日はどんどん声がかすれて来て、夜ホテルにチェックインする時にはかなり苦しい状態になっていました。

***

その晩は新千歳空港到着が18時半だったので、そのままターミナル内のホテルに泊まりました。あの空港は「世界で一番楽しい空港」と私とケヴィンが贔屓にしている空港で、おいしい食事や楽しい買い物もまとめてできるので便利です。ケヴィンは「東京から1泊2日で、この空港だけに遊びに来てもいいくらいだ」と目を輝かせて喜んでいました。

新千歳空港は数年前にリニューアルされ、ターミナル内に温泉施設までできていました。エアターミナルホテルに泊まるとその施設が無料で利用できるということで、ケヴィンは夜に出かけて行きましたが、私は声が出なくて余計な体力を使って疲れていたので、早目に休むことにしました。

***

翌日は、昼前に両親と札幌市内の寿司屋で落ち合うことになっていました。ケヴィンが「チカも絶対あの温泉に行くべきだ。カリーナは見ていてあげるから」としつこく言うので、どっちでもよかったのですが無理して行くことにしました。行こうと思った時間帯がちょうど清掃の時間にあたり閉鎖中だったので、10時のオープンと同時に風呂へ行き、10時49分の電車に乗らねばいけないという強行軍になってしまいました。

出てくると10時20分でした。どう考えても化粧と髪の毛を乾かす両方は時間的に無理だったので、化粧は省略する羽目になりました。10時半にケヴィンとカリーナを先に駅へ向かわせ、私は走ってコインロッカーに行き預けていた荷物を取り、更に駅まで走り、予定の電車に乗り込みました。

***

電車に揺られながら、「ああ、すっぴんで電車に乗るなんて生まれて初めてだぁ」と衝撃を覚えつつ、「まあ札幌だし、お寿司を食べるだけだし」と自分を納得させていました。札幌に到着し、両親と合流して食事をし、大通りと札幌駅がつながった地下道を駅に向かって家族で歩いているその時、「すみません」と不意に背後から誰かに呼び止められました。

それは一体誰だったでしょう?


(つづく)

2 件のコメント:

  1. 続きが楽しみ!世界を股にかけてる二人がそれだけ気に入ってる千歳空港に行ってみたいよ〜。

    返信削除
    返信
    1. いつか絶対に行くべき所だよ!空港一泊は、とても楽しかったです♪

      削除