2014年3月27日木曜日

3歳

 三つ子の魂百までとはよく言ったものです

また3月11日が巡ってきました。この時期に日本にいるのは初めてでしたので、大震災の特集番組をいろいろ見ました。

3歳に近づくとともに、カリーナの様子も変わってきました。2歳10ヶ月頃からちょっと難しい感じになってきました。例えば、「××すれば××あげるよ」という交渉がしにくくなり、「××くれたら××やる」と逆に言われてしまうとか、適当な返事をしたりすると「マミー、ちゃんと目を見て言って」と普段私達がカリーナに言っていることを、そのまま返されたりするようになってきました。

言うことを聞かない、むしろわざと反対のことをする、「やだ!」とはっきり言う、などかなり感じが悪いこともするようになってきましたが、これも年相応の変化と受け入れないといけません。

日本へ来る飛行機の中では、またもや12時間中10時間は起きっぱなしでしたが、今回は寝ようとする努力をしているのが端から見ていてもわかりました。そしてある時「人がいっぱいいるから寝られない。カリーナ、大変」と言い、私達を驚かせたのでした。

今滞在しているところに移った当初、慣れない場所のせいで「抱っこ、抱っこ」と私の姿を追っていた時も、「カリーナ小さいから、新しいおうち怖い」と、冷静に自分の心理を説明する姿にも感心しました。

最近は自分を落ち着ける方法を見つけたようで、嫌なことがあった時は、自分のベッドに入りおしゃぶりをくわえて、5分ほど静かにする姿を見るようになりました。しばらくすると「カリーナ、もう大丈夫。ハッピー」と言いに来ます。これも大きな変化です。

そのおしゃぶりですが、未だに精神安定剤代わりです。1歳半くらいから寝る時限定にしているのですが、「コロラドに帰ったらおしゃぶりに風船をつけて空に飛ばす」という約束になっています。

今月から週1回、表参道にある保育園の一時保育に通い始めました。初日は絶対に泣くと思っていたのに、「カリーナ大きいからだいじょうぶ〜。マミー、またね!」と笑顔で私を見送る姿にも驚きでした。保育園をとても楽しみにしていて、「いろいろな子に気を遣ってくれる、優しいカリーナちゃんです」と先生からコメントをいただきました。

泣いてばっかりの赤ちゃんが、いつの間にかしっかりしたお姉ちゃんになりました。3歳の節目はとても大きいと思いました。



2 件のコメント:

  1. 大人だって自分の気持ちの変化を伝えられないことが多いのに。すごい速度で成長しているカリーナちゃんがとても愛しい。

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    1. 子供は何でも素直に言えるということが、羨ましかったりします。

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