2012年9月1日土曜日

迷い込んだ野ねずみとその運命

先日の話。
ウッドデッキの隅っこで、アシャが妙に尻尾を振って匂いを嗅ぎまくっていました。「何か小動物がいるのかな」とそれほど気にせずばらく放っておくと、今度はワンワンとその隅に向かって吠え始めました。

カリーナも参加

「これは何かいるぞ」とベンチの下を覗くと、見えたものはこんなもの↓。
結構大きなねずみです。顔は家ねずみっぽいけど、サイズはトブねずみ級。



その後の展開は、まるで トムとジェリーのようでした。
右、左、右、左、とアシャが追いつめ、ねずみが逃げ。。。しばらくするとたーーーっと玄関の方へねずみはエスケープ。「逃したな」と私はクールに構えていると、数分後、今度は玄関の方からアシャの吠える声が。行ってみると玄関ポーチの柱にねずみがおり、5cmはある尻尾がだらーんと垂れ下がっていました。。。これには動物好きの私も、おえー。

体が大きいから素早さに欠けるのか?またもやアシャがポーチの上でねずみを追いつめていました。そしてねずみはデッキへ駆け戻り、元いた場所へ。

ほ〜ら、出てこい!
うう。。。
犬、どこかに行ったかね?
顔は愛らしいのだけど、サイズがちょっと。。。

結局アシャはデッキの上を追い回し続け、まるでマンガのような状態になってしまいました。しばらく私は「きゃ〜アシャ〜ノ〜!」と、ねずみとの間隔が近くなりすぎると悲鳴に似た笑いとともにその様子を見学していたのですが、あやうく捕まえそうになったのでそこでゲームオーバー。無理矢理家の中に入れました。病気をもらっても困りますからね。ちなみにカリーナは私にしがみついて、顔面がこわばっていたようです。

「あんなのが家に入って来たら困るなあ」と夕方家に帰って来たケヴィンにこの写真を見せると、これはドブねずみではなく野ねずみだと教えてくれました。普段は野原に住んでいるようで、「家には入ってこないはずだ」とケヴィン。そして「手がきれいでしょう?」とも。確かに。

そして数日後。
アシャの散歩中に、通りの向かい側に駐車中の車の横を通った時、その後ろにある物体にアシャが妙に関心を示していました。それは、ぺったんこで中身がほとんどないねずみの死骸。。。あのサイズと尻尾の長さは、例の野ねずみに違いないとほぼ確信。この一連の写真は、彼の最後の姿になったかも(涙)。もしそうだとしたら、天国でお幸せに。


2 件のコメント:

  1. なんか1枚目の間から覗き見えるねずみの姿はかわいいけどあとはちょっと怖い、、、でもそんなハプニングがなんとも楽しそう♪

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  2. 尻尾、かなり気持ち悪かった。。。でもこういうのってのどかでしょう?

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