2018年9月18日火曜日

8年ぶりの1人帰国③ DIC川村記念美術館

もう何年も前に、ボールダーの本屋さんで美術書の立ち読みをしていた時のこと。

まだカリーナがいない頃、私は時々趣味で美術史のクラスを受講していたのですが、ロンドンに住んでいる時にしばらく通ったクラスが非常に興味深く、テート・モダンに先生が連れていってくれた時に初めてマーク・ロスコ(1903~1970)の絵を見ました。

その本屋さんで手に取ったロスコの本を見ていて驚いたのは、佐倉市にあるDIC川村記念美術館シーグラム壁画のうちの7点があると書いてあるではないですか。灯台下暗しとはまさにこのこと。その時からいつか佐倉に行きたいと思っており、カリーナを連れて行こうかと思ったこともありましたが、今回のひとり旅はその絶好のチャンスとなったわけです。


私は個人的にこぢんまりした美術館が好きなので、ここがとても気に入りました。川村家3代の収集品を公開してくださっているそうですが、本当にありがたいです。機会があれば絶対また足を運びたいと思います。コンパクトながらコレクションの質が高く見応えがあり、建物自体もとても素敵です。まず庭園でお散歩し、展示物を見て、その間お茶をして最後にレストランでの遅めのランチという流れで、とても満足度の高い1日となりました


桜も見られて本当にラッキーでした




ゆっこが有休を取って私に付き合ってくれました


レストランは若干待ちましたが、平日だったこともあり、ギフトショップを回っている間にテーブルを用意してもらえました。こちらも質が高く、今回はパスタセットにしましたが、それでかなり満足度が高かったので、その次のランクのランチコースも気になります。ちなみに、美術館のチケットがなくても利用できるようです。レストラン ベルヴェデーレのメニューはこちら。

冷前菜盛り合わせ

東京駅から直通のバスで約60分。春の楽しいエクスカーションでした。

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