2015年6月7日日曜日

大盛況に終わったヤードセール

先日もちょっと書きましたが、昨日はこのエリアの70軒が一斉にヤードセールを行う日でした。毎年6月の第一土曜日に行われるこのイベントは今年で11回目だそうで、我が家の参加は去年に引き続き2回目です。一昨年はこの時期日本に行っていたため5月に独自に行ったので、ヤードセールはこれで3回目です。この日は一般の家を回る大人気のガーデンツアーと、うちの目の前の道を山に向かって走る自転車レースも重なるので、このエリアは近郊の街から来る人でごった返します。

3回目になると、セッティングの仕方や値段の設定も大分手慣れてきました。これは8時から2時のイベントですが、真剣なバイヤー達は人々が品物を並べ始める7時半頃から目を光らせて歩き回ります。今回は結局7時45分にゲートをオープンして、1時過ぎまで人の波はほとんど途絶えず大忙しでした。

カリーナは浴衣姿でマスコットガール状態
お客さんの写真撮影依頼にも応じていました

先週「こんまり流片づけ法」で整理した私の洋服ですが、5ドル均一で売りに出したところ、驚く程売り行きが良かったのです。数人の知り合いに1枚買って1枚おまけ、ということもしましたが、残ったハンガーの数を数えたところカリーナの服と合計で150ドル近い売り上げになった計算です。最高15年間眠っていた洋服達がまた着てもらえるのなら、こんなに嬉しいことはありません。

写真の右下に写っているギターは、ケヴィンが6年前に購入したのに全く使っていなかったので本人がどうしようか迷っていたところ、ある男の人が手に取って弾き始めました。あまりにも上手いので、「これはいくらですか?」と聞かれた時にケヴィンが「セール中弾いてくれたら、そのままあげますよ」とオファーすると、その人はこのギターが写っている場所に座って4時間ほど弾き続けてくれました。今回人の波が途絶えなかったのは、もしやライブミュージックのおかげかも?と思ったりします。


最後にちょっと可愛らしいエピソードを。
過去2回のセールで、どうしても売れないKenneth Coleの黒い皮のサンダルがありました。多分80ドル位で購入したのですが、一昨年と去年強気で30ドルで出してダメだったので、今年はその半額にしてみました。

お昼を過ぎた頃、お父さんと一緒に来た12歳くらいの女の子がそれを試着していました。ちなみにこれは大人のリゾート用ビーチサンダルという感じなのですが、この子の足にぴったりでなかなか似合っています。「これ、5ドルにしてもらえませんか?」と交渉されたので、それはちょっと譲れないでしょうと思い、渋りつつも10ドルでオファーしてみました。すると「じゃあ、終わる頃にまた戻って来てもいいですか?」と言って立ち去って行きました。

やはりそのサンダルは売れ残り、その子は今度は自転車に乗って1時半頃に一人で戻ってきました。「私に5ドルで売ってくださる気はありますか?」と丁寧に尋ねるその子の真剣な眼差しに負けて、「どうぞ、もうあなたの物ですよ」と言う私がいたのでした。

気になる売り上げ額ですが、金額を聞いた私の母と妹夫婦もびっくり。大きな物はベビーベッド、マウンテンバイク、デスク、レコードプレーヤーでした。

2 件のコメント:

  1. ん~、いくらだったんだろ~。ポストのクレマチスが今年も綺麗に咲いているなぁなんてことが気になった^^

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    1. 良く見てるね。今年は脇のフェンスにもいい感じで這って伸びているなあ、と今日たまたま見て思っていたところ。

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