2015年6月3日水曜日

人生のリセットになるか?こんまり流片づけ

今年に入ってから、周りのアメリカ人で読んでいる人が多くて気になっていた本。『The Life-Changing Magic of Tidying Up』と訳された、『人生がときめく片付けの魔法』です。日本帰国中に購入してみました。

先週こちらに戻ってから一気に読破。そして日曜日にカリーナをケヴィンに任せ、1日かけて洋服の量を減らすことにしました。前日の晩には、You TubeでTシャツのたたみ方を観てから就寝!

こんまりさんの片付けのポイントをまとめると、こんな感じです。
①一気に、短期に、完璧に片付ける
②場所別ではなくモノ別に片づける
③順番は必ず 衣類→本→書類→小物→写真類
④必要か不要かではなく、手にとって「ときめくかどうか」で判断
⑤全てのモノの定位置を決める
⑥残すと決めたモノを大切にする
⑦そして好きなモノだけに囲まれた生活を送り幸せになる

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ルールを守って、まずは衣類から始めます。家中の洋服を一つの部屋にまとめて床に置きます。これをするにはかなりの覚悟が必要。この時に出し忘れたものは容赦なくアウトという教えに従い、真剣に取り残しがないかを考えます。9時にスタートして、洋服を床に積み終わった段階で50分が経過。

このショックが重要だそうです

一度この本を読んだだけで、洋服をあちこちから集めている段階で「もうこれは要らないな」と、既にかなりのものをあっさりと手放す心の準備ができていることに気づき、改めてこの本の威力を実感。日本を離れて15年、一度も着ていなかったにもかかわらずいじいじと捨てられなかった洋服と、今回やっとお別れができました。

17時半の様子

50リットルのゴミ袋7袋分の洋服が、リサイクルされることになりました。今週の土曜日に、年一度このエリアの約70軒の家が一斉に行うヤードセールにうちも参加するので、質の良いものはその時に売りさばくつもりです。しかもタイミング良く今日友人からメールが届き、来週旦那様がネパールへ寄付金と救援物資を届けに行くので、洋服等の物資を集めているとのこと。半分ほどが直接ネパールへ行くことになりました。


Before
After

乙女チックな響きの「ときめき」という言葉ですが、これがモノを選別する際に重要なキーワードとなります。「これは必要か?」という基準でモノを選別しようとすると、「まだ着られるな」となってしまうことが多いのですが、「ときめくか?」と自問すると、実は「ときめかない」モノが非常に多いことに気づきます。

好きなモノは購入後5年10年経っていても、手に取った時に新品のように嬉しく感じるものなのです。

引き出しの中が30%ほど空になったので
今まで掛けていたTシャツ類もたたんで収納

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こんまりさんのお客さんはリピーター率ゼロだそうです。「片づけをしてから自分のやりたいことが見つかりました」「自分にとって何が必要で不要かがはっきりわかるようになり、旦那と別れてスッキリしました」「3キロ痩せました」など、日々あちこちから声が寄せられるとか。

「一度完璧に片づけた状態を劇的に体験すると、以前の散らかった状態にはもはや戻れなくなる」らしいので、今後が非常に楽しみです。この後モノ別に片づけを進めて行きます。

2 件のコメント:

  1. これTVの特集でみたことある~ぅ。私こそやってみるべきだなぁ。いつ思いたてるかだなぁ、、、いいなぁ~気持ちよさそう~☆

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    1. 片付け後5日経過。クロゼット、その後全く散らかってないよ。やっぱりこの方法は強烈な効果ありよ〜!

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