2018年1月17日水曜日

口を石鹸で洗う?

ドナルド・トランプの典型的な1日のスケジュールがリークされ、先週ちょっとした話題になっていました。それは『午前11時までは寝室で”エグゼクティブ・タイム”。つまりTVを観て、ツイートし、電話をかける。残りの時間は2、3の会議をこなし、1時間の昼食を別室で取り、また”エグゼクティブ・タイム”。早い時には4時15分には職務が終わることもある』という具合です。

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先日の”shithole”発言に関するニュースには呆れましたが、普段ニュースで使われることがないこの言葉の翻訳に、各国のメディアが四苦八苦している様子を興味深く読みました。

『アフリカ南部のボツワナ政府は12日、トランプ氏の発言を受け、米国大使を呼んで不満を示し、ボツワナが「便所」とみなされているのかを確認するよう求めた。アフリカ連合(AU)や世界各国に向けても、今回の発言を強く非難することを求めた。』「便所のような国」発言、批判続々 トランプ氏は否定 1月13日付朝日新聞より

「気の毒に、世界のあちこちで大使が呼ばれているのだろうなあ」と思いながらこの記事を読み、次に目にしたのはこの記事。「トランプの口は世界一汚いケツの穴だ」メキシコ元大統領、移民に対するトランプ大統領の発言に怒り 1月13日ハフィントンポストより

こちらでは訳が「ケツの穴」になっている!

実はアス(ass)ホールが「ケツの穴」ですので、厳密に言うとこれは誤訳です。が、普段アスホールが「嫌な奴」という意味で使われることが多く、トランプの口から発せられる品格に欠ける数々の発言の内容を考慮すると、彼の口を「ケツの穴」と表現するのは理に適っている気がします。

便所・不潔・ごみ・・・トランプ氏発言、世界はどう訳した?

ちなみに欧米では、子供達が口汚い言葉を使ったり嘘をついたりすると、「そんな言葉を使うと、口を石鹸で洗いますよ!」と大人が叱ることがあります。

とにかく、大統領レベルのニュースとは思えないのですが、これが今のアメリカの現実なのでした、、、。


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