2020年4月6日月曜日

COVID-19 その2

*ボールダーでの過去1ヶ月の経緯*

3月12日 学校からボランティア活動と親の校内への立ち入り禁止の連絡
      その夜急遽翌日から休校決定の連絡が来る
      米政府が欧州からの渡航を30日間禁止
3月13日 学校が春休み(3/23~3/27) 明けの30日まで休校となる
      午後3時を持って図書館やレックセンター等の市の施設が閉鎖
3月14日 ボールダー市が緊急事態宣言
3月15日 州内ほぼ全域のスキー場が来シーズンまで閉鎖
3月16日 20人以上の集まりを禁止
      イベントの中止や延期が徐々に増える
      娯楽施設・食料品以外の小売店・ジム等も次々と閉鎖
3月17日   州内でのレストランとバーでの飲食が禁止される
       (一時的に閉店、テイクアウト・デリバリーのみとなる)
3月18日  4月17日まで休校延長
3月19日 10人以上の集まりを禁止
3月24日 州知事が17時より不要不急の外出禁止を宣言する
3月30日 オンライン学習が始まる
4月1日  4月30日まで休校延長
4月3日  デンバーの学校は5月末の夏休みまで休校と発表
      (次の登校日は8月中旬以降の予定)
      州知事が外出時にはマスク着用を要請
4月6日  不要不急の外出禁止が4月26日まで延長される

3/19のダウンタウン
普段だったら賑わうはずの夕方の時間帯

この期間はまるでジェットコースターのようで、幸運にもカリーナの誕生日(3.11)がある程度普通に過ごせた最後の日となりました。ケヴィンの両親と室内で会ったのもその日が最後で、それ以降は外でしか会わないようにしています。



***

私が、コロナウィルスのニュースがついにラジオのニュースでトップに来たなと思ったのは2月末で、それまではほとんどが大統領予備選の話題ばかりでした。予備選挙や党員集会が集中するスーパーチューズデーが3月3日だったのです。アメリカ内ではコロナウィルスは対岸の火事という感覚で、1月から日本語でそれ関係のニュースを読んでいた私には結構な量の情報が入っていましたが、ケヴィンの反応も「またその話か」という感じだったのでした(怒)。

そんな自分が失敗したと思ったのは、日本がどんな状態になっているかを知っていたのにも関わらず、2月の段階で除菌剤等を買おうと思わなかったこと。私がラジオでコロナウィルスのことを聞いた2日後に、コストコでトイレットペーパーが売り切れだったと友達から報告がきて愕然とした時は、時すでに遅し。←トイレットペーパーはたまたま家に大きいパックがあったのでそこまで焦らず

トイレットペーパーとティッシュの棚

あっという間にスーパーからパスタや缶詰が品薄になり、パンを焼くのが最近の趣味のケヴィンにとっての致命傷は小麦粉が手に入らないこと。特にケヴィンが欲しい種類の小麦粉はオンラインでも売り切れです。春休み中はゴーストタウンになったスキータウンのコンドミニアムに行ったのですが、「ここはさすがにあるだろう」と彼は何ヶ所かスーパーを回っていましたが、どこにもないとがっかりしていました。オンラインで何やら調べているなと思ったら、「パン焼き器も品薄だ!だから小麦粉がないんだ〜」と納得していました。

蛇足ですが、酒屋とマリファナショップも「日常生活に不要なビジネス」という分類に括られて、一旦は3/17の17時で閉店ということになりましたが、パニックで買い物に行った人達が外に行列して大騒ぎになり、州政府が慌ててそれを取り消し、晴れて引き続きオープンということになりました。私も密かに「家飲み」のために、酒屋には開いていて欲しいなと思っていたのでした。


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