ご近所さんを招待

ケヴィンが最近料理ばっかりしています。もともと料理は大好きな彼。今年の夏は自転車レースに5回も参加した為(そのうち1つは1週間のレース）トレーニングで忙しかったのですが、先週の日曜日をもってシーズンオフとなりました。その途端に毎日主婦のように台所に立つ夫に変身。今日は9ヶ月ぶりにミネソタの家から戻ってきたお隣の６０代の夫婦と、ピート・タケダさんというひとつ先のユニットに住む日系人をディナーにご招待しました。メニューは、ハニーウィートビールに一晩漬けたポークロイン、お隣さんがミネソタの庭で収穫したトマトをカプレーゼに、同じく庭から来たインゲンをカレーパウダーと蜂蜜でいためたもの、ブロッコリーとアボカドのサラダ、そしてピートが持ってきた醤油とチリソースに半日漬けたステーキ、とバラエティに富んだものになりました。 ピートはクライミング界の有名人で、「書けて登れる」秀でた日系人と形容されるような人。今までに本を3冊出版し、去年出版した本は、かつてＣＩＡがインドのナンダデビ峰を目指す登山隊に関与したといわれる「核兵器追尾装置設置」事件を追及すべく、2005年にナンダデビ峰をめざした時の体験談です。しかも、今日ＬＡのエージェントとその本を映画化する契約を結んだとのこと！みんなで祝杯をあげました。こんな人がご近所さんなんて光栄です。来週から6週間パキスタンに遠征に行くとのこと。久しぶりにしっかりと彼の顔を見たら、上の前歯一本がなくなっていて、2本の下が斜めに擦り切れていた。ロッククライミング中に顔から墜落したそうです・・・。