3月11日にカリーナは9歳になりました。生まれた日も歴史に残る日でしたが、今回はWHOのテドロス事務局長によりパンデミック認識が発表された日でした。
どんどん大きくなってしまってちょっと淋しい気もしますが、まだまだ素直でかわいい盛りです。最近言うことも更におかしくなってきて、しょっちゅう家族で腹を抱えて大笑いしたり。←今のうちに楽しみな、とティーンエイジャーがいる親から脅かされる。
*** 誕生日当日の流れ ***
誕生日の朝、綺麗な月をバックにバス停へ向かいます |
この日に合わせて誕生日プレゼントが(冗談抜きで)世界のあちこちから郵送されて来て、だんだんクリスマスのような様相に。この日の一番のサプライズは、なんとスクールバスの運転手さんから本屋さんのギフトカードをプレゼントにもらったこと。他のお母さんたちも「そんな話聞いたことがない!」とびっくり。
運転手さんに、「カリーナはベストキッドだから!」と嬉しいお言葉をもらいました。
この日は、ランチに合わせてケヴィンと2人で学校のカフェテリアにお祝いに行きました。本人のリクエストで、ランチはシーチキンのまき寿司、日本茶、そして東京ばな奈。随分と渋い選択。
親友2人に囲まれて幸せ♡ |
「お誕生日おめでとう〜!」 |
前の投稿でも書きましたが、(コロナウィルスのせいで)この晩がケヴィンの両親と同じ屋根の下で一緒に食事をした最後の晩になりました。この後は会うときは屋外のみで、最低2mの間隔を取るようにしています。
こんな当たり前の風景が、今や当たり前でなくて悲しい |
かんぱーい! |
日本のケーキ以外は食べないカリーナの今年のリクエストは、Whole Foodsというスーパーマーケットのもちアイスでした。「え、本当にそれでいいの?」と驚き。
いただいたプレゼントをせっせと開ける図。やはりクリスマスのような状態になってしまいました。この数日後の誕生会で、同級生のお友達からもプレゼントをいただき、急に学校がなくなってもしばらくクラフトで楽しんでいました。
コロラドスプリングスからは、こんなに可愛いお洋服も届きました。
*** その週末はバースデーパーティーでしたが...... ***
誕生日の翌々日から急遽学校が休校になり、コロナウィルスへの不安が一気に高まりました。今年は例年のパーティーより人数を絞り、特に仲が良い友達12人を招待していましたが、ソーシャルディスタンスに敏感になり始めた時期だったので、私とケヴィンもどうしたらよいものかと考えました。
例年のハイキング&家で会食形式パーティーをする予定でしたが、幸い今年は天気が味方してくれそうだったので、①家の前で集合で玄関から先は基本的に立ち入り禁止 ②子供だけの参加はなしで、家族単位でハイキングをして、親が子供同士の距離を監視する ③ハイキング後は庭で離れて座り、個別包装のスナック菓子と缶入りの飲み物だけでパーティーをする、というルールの下で決行することにしました。
お互いに距離をあけて歩く |
記念撮影も間隔をあけて |
遠巻きに集まり会話 |
写真をじっと見ると、人同士の間隔がどんどん狭まっていますが(家族同士はくっついていてもOKでした)、結果としてこのグループから感染者は1人も出なかったので安心しました。
*** 誕生会終了後のもう1つのイベント ***
人と集まるのを不安に思った5家族は、誕生会欠席となりました。その友達とは夕方にGoogle Hangoutでチャットをすることになりました。喋っている子の画面がズームとなり、参加メンバーの小さな画面が右下に表示されます。
こんな誕生会になってしまいましたが、結果としてまだ10人以上が集まれる時だったので、パーティーができただけ幸運でした。
カリーナは学校でクラスでもお祝いをしてもらえましたが、3日後に誕生日を迎えた子がいたようで、「ネフタリはお祝いできなかったから可愛そう」、とぽつんと言っていました。その後の誕生日の子達には、オンライン学習の朝のミーティングでみんながお祝いの言葉を送っていました。
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