話題が前後しますが、ラマを連れてのアドベンチャーの話です。7月中旬に、南西コロラドにあるデュランゴという街からSan Juan National Forest内に入り、6日間のバックパック旅行をしました。デュランゴまではボールダーから車で約6時間です。
6歳と3歳の男の子がいる友人家族と一緒の旅で、初め2日間は1日13キロほど歩き1400m上まで登り、3400mの地点で3泊、帰りも2日間かけて同じトレイルを降りてくるという行程でした。4日目には3800mの地点までキャンプ地から日帰りでハイキングをしました。
食料とテントを持参、ゴミは全て持ち帰り、当然6日間シャワーもなしという本格的なバックパッキングです。ラマを3頭レンタルし、荷物をほとんど運んでもらったので、子連れで長期のキャンプが可能になったわけです。(自分で荷物を持っていたら、子供を背負えませんからね。)
ラマ達がトレイラーで到着 一頭につき30キロ程度の荷物を運んでくれます |
6日間も一般社会から完全に離れ、誰とも連絡すら取れない大自然に浸かると、些細なことなんて全く気にならなくなるものです。しかし帰って一週間もすると、その効果も薄れてしまうのは非常に残念!
カリーナはこの旅行を心から楽しんだようです。毎日6〜7キロ歩かされ、疲れて歩きたくないと泣いたことも何度もありました。天候が変わり易い山の中、彪に打たれて木の下で30分近く辛抱したり、雨の中をびしょ濡れになりながらキャンプ地を目指したりという日もありました。しかし思った以上に頑張ってくれ、3歳児の底力に驚き、尊敬の念すら覚えます。
あま〜い野イチゴ |
小動物を見たり、道々野イチゴを探して食べたり、花を摘んだり、虹を見たり、川に石を投げて大喜びをしたりと、自然からたくさんのことを学びました。壮大な景色を見て「きれいだね〜」としみじみという姿に、目を細めた私達です。
標高3800m付近の風景 |
ラマはとても扱い易い動物で、ほとんど手がかかりません。木につないでおけばそこら辺の草を静かに食べて、水を飲む姿もあまり見ませんでした。気に入らないことがあると唾を吐きかける習性があり、うっかり後ろから近づくと蹴られることくらいが注意点です。
この川でラマがパニクって手こずった後、 次の川にさしかかった時にケヴィンの方に向かって ラマが唾を吐きかける姿を目撃! |
キャンプが初めてのカリーナのことが心配で、実はあまり乗り気ではなかったこの旅行。終わってみるといい経験になったと思いますし、かなりの達成感がありました。
まるで家族内での「チームビルディング研修」となったこの経験。これはチャレンジ&忍耐力と引き換えの楽しさだったと言えます。またいつかやりたいですが、しばらくキャンプはいいかな〜と思う私です。
最後のコメントとっても共感できるわ(^^)でも、いい旅になってよかったね♪ カリーナの為にはすごくいい経験だったはず。いい両親をもって幸せものだと思うよ。
返信削除最初のコメントも、最後のコメントも、そう言ってもらえると嬉しい〜。
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