閏年は英語ではleap yearと言います。消費大国アメリカでは、ここぞとばかりに ”Happy Leap Day! 本日限り10%オフ" というようなセールのメールが流れこんで来ます。ブロガー歴約半年だった4年前は、うっかりとこの日を記録するのを忘れてしまったので、「今年はのがすものか」とちょっと気合いが入っていました(まあ、大したことじゃないんですけどね)。
ところで、記憶にある方もいらっしゃるかと思いますが、ハロウィーンに孔雀のコスチュームで登場したデニースと旦那さんのライアン。2月19日が第一子の誕生予定日でした。うちも結構間際までじたばたしていましたが、彼らは我が家の比ではないほど動き回っていました。一番驚いたのが、12月にアルゼンチンに10日間旅行に行ったこと。そこでライアンは医者にかかるほど強烈な下痢になり、帰りはオムツをつけて飛行機に乗ったという土産話を持って帰ってきました。デニースじゃなくてよかったねえ、と誰もが思ったものです。
そのデニースは、クリスマス明けにみんなで『ミッション・インポッシブル』を観に行った時、アイマックスでの大音響がお腹の中の赤ちゃんの耳に悪いのではないかと心配し、途中で映画館を出ようかと言いだし、私は「アルゼンチンに行く方がよっぽど危険ではないのだろうか」と心底思いました。人が気にすることって、本当におもしろいですね。
で、話は戻り、2人の赤ちゃんは予定日をすぎても全く生まれる兆候がありませんでした。デニースの両親がシカゴから出て来て既に2週間半もスタンバイをしていた月曜日、彼らの家にちょっと寄ってみた時もまだ兆候なし。「もうこれが最後と思って、”デートナイト”と称していろいろなレストランに行きまくっているから、クレジットカードがもうぎりぎりだよ」と言うライアンに、「29日生まれになったらどうする?」と聞くと、「自分達はそれは大歓迎なんだけど、その日にお義父さんが帰っちゃうんだよねー」と言っており、「私だったら29日生まれの子は欲しいかなー」と密かに考えた答えはNOでした。なぜ?何ででしょうねえ。なんとなく。
昨日の夕方、ついに「今病院!!」という携帯メールが届きました。そしてベイビー・ジャズミンは両親の思惑通り、2月29日零時9分に無事生まれたのでした。
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