(22日 停電の晩に書いたもの)
最近寝る時間がめっきりと遅くなり、このままではいけないなあ、と思っていました。しかも昨晩は強風でよく眠れず、朝かなりきつかったのです。
今日も一日中強風でした。2時頃に徒歩5分の所に住んでいるしげみちゃんから電話がかかってきました。なんと、家の前の木が倒れて電線が切れ、バチバチと火花が散っており周りが通行止めになっていると言うではないですか。
「まだ昼ご飯食べてないのに、電気が切れて何もできないよ〜」という彼女に、「うち来る?」と言いつつ自分の家の電気をチェックすると、うちも停電でした。そして、夜9時現在もまだ停電中。
今までこんな経験がなかったので、あまり深く考えたことがなかったのですが、電気が止まるということはこういうことです。
*暖房が止まる
*インターネットと電話が通じない
*携帯のチャージができない
*冷蔵庫をむやみに開けられない
*ガスレンジの火がつかない (着火マンを常備するべきと反省)
*電子レンジが使えないので凍ったものを解凍できない(例 ご飯)
*音楽が聞けない
*そしてもちろんのこと、夜真っ暗
ケヴィンは今日からNYへ出張なので、カリーナと2人でサバイバル状態になってしまいました。
電話を切った後、明るいうちに何をすべきか考えました。とりあえずカリーナに昼寝をさせ、暖炉のための薪を家の中に運び込み、懐中電灯と家中のキャンドルをかき集めました。その後カリーナの夕食の準備。
4時半にカリーナが起きた後、5時半には2人で食事。食後は暗くなってしまったので、光るおもちゃをすべて出して暖炉の前でカリーナを遊ばせました。私の頭にくっついているキャンプ用のヘッドライトが相当気に入ったようで、それを見てキャーキャーと喜んでいましたが、私がちょっとでもいなくなると心細いようで、一瞬にしてワーっと泣いていました。
しかし彼女は7時過ぎにすんなり就寝。
暖炉の火は夕方お隣さんに起こしてもらい、その後1時間に1〜2本ずつ自分で薪を入れているので、家の中の温度はパーフェクト。不幸中の幸いは、今日は日中気温が15度くらいまで上昇し、今でも外は暖かいことでした。
カリーナが寝入ってすぐ、アシャを連れて10分ほど近所を歩いてみました。停電は我が家の前の通りを境に始まっているようで、反対側の家々の電気が煌々とついているのがうらめしい気がしました。が、よく考えてみると、ケヴィンもいないし電気がないとする事がないので、降って湧いたボーナスタイム、とでもいうのでしょうか。今夜こそは滅多にない早寝のチャンスというわけです。
シンプルな生活ってこんななんだよなあ、と真っ暗な道を歩きながら、ネパールでトレッキングをした時のことを思い出しました。暗くなったら寝て、明るくなったら起きる。
近所の人の話によると復旧は今夜の11時を予定しているそうですが、どうなることやら。いずれにせよ、電気の有り難みを改めて感じた経験でした。
最近は少なくなったけど、私たちが子供のときは時々あったよね、停電。大人は大変だけど、子供はけっこう楽しんじゃってたかも。今、この電化製品に囲まれた我が家をあらためて見回しながら停電のことを考えるとゲンナリだわ、、、
返信削除そんなことになっていたとは!カリーナと無事でよかったね。私も水曜日は会社にいて、早めに(4時ごろ)会社をでたらHWY119が閉鎖され、287をとおってジョニーを迎えにいくのに備えざるを得ませんでした。会社にいたらあの火事のために建物から出られず、お迎え時間に間に合っていなかったかも・・。運転本当に怖かったよ、いろんなものが飛んでたから!
返信削除日本は最近停電ってそんなにないんだね。確かに子供の頃は時々あったのを覚えているよ。
返信削除ぺこちゃんの会社の人達は、その後建物から出られなくなっちゃったの?
飛んだと言えば、ちょうど今9 NEWSのビデオを見たのだけど、チワワが飛ばされて木にぶつかっちゃったり、私達のタウンハウスがあるグリーンブライアーでは、フェアビューの女の子が吹き飛ばされていた!