2010年6月15日火曜日

W杯オランダ戦を観る時に

日本チームカメルーン戦で勝利、ということで日本国内は湧いているのではないかと思います。我が家にはケーブルがないので普段全くTVは見ないのですが(山に近すぎて普通のチャンネルも受信できず)、私はもうすぐ日本に帰るのでそこでW杯を観戦することになるかもしれません。時差がちょっと気になりますが。

土曜日にデンバーのホテルでだらだらと試合を観ていると、4月に行ったダーバンのスタジアムが出ていました。結婚式があったエリアはここから内陸に2時間程車で走った所だったので、帰りに友達と4人でここに寄ったのです。

約1年かけて作ったというこのスタジアムは、ビーチタウンであるダーバンの開放的な雰囲気にマッチしたとても美しいデザインで、最後の仕上げが進められていました。

「あと数ヶ月でここは観客で埋まるんだねえ」と感慨深かったのですが、その群衆で埋め尽くされた映像を土曜日にTVで見たわけです。

「あの話題を書くのには今がいいタイミングかもしれない」と密かに思っているところに、たまたまこの美しいスタジアムで次の日本VSオランダ戦が行われると知りニンマリ。写真の赤い矢印部分にご注目を。

見にくいですが地上107m建物にしたら30階、というこの場所に人が数人います。その1人はケヴィン。そう、彼はここからバンジージャンプしたのです。まさかここまでやる人とは思わなかった。それまでに約900人が挑戦して無事故、と言われたもののやはり緊張しました。

これがその練習風景。

さすがのケヴィンもすんなりと飛び降りることができず、一歩一歩じりじりと淵に向かって進んだそうです。カメラを構えて見ている方も、まだかまだかとハラハラ。そして「うわぁぁぁぁぁぁ」というケヴィンの叫び声がスタジアム中に響き渡ったのでした。

ぶらーんぶらーん、と左右にしばらく揺れた後ほぼ止まったところ。

引き上げられる図。

何度見ても高い!引き上げられている時も結構怖かったようです(でもそこから見るダーバンのビーチはとても奇麗だったそうです)。私だったらまず上まで歩いて登れない。挑戦者はみんなハシゴを登ってあそこまで行くのです。

というわけで、このスタジアムでの試合を観る時にはケヴィンのことを思い出してあげてください。日本チーム頑張れ!

2010年6月12日土曜日

今年の婚約記念日は、、、

「10年前に婚約したあの場所に戻ろう」と張り切って出かけたもののその場所が見つからず、ハイキングトレイルをうろうろした去年のあの日から早くも1年。また婚約記念日がやってきました。

最近ケヴィンの出張が更に激しさを増し、さすがの彼もお疲れ気味なので、「今年はボールダーでスパにするかー」と私達らしくないことを言っていたのですが、結局デンバーのホテルに泊まってのんびりすることにしました。ケヴィンの過密出張スケジュールのお陰で、ハイアットホテルチェーンの無料宿泊券が貯まりに貯まっているのです。

普段は快晴ばかりのコロラドなので、週末室内でじっとしているなんて滅多にないのですが、今週末はまるで梅雨。ホテル滞在にはうってつけの天気です。この部屋からはロッキー山脈が見えるはずなのですが、どんよりしていて見えるものはこんな。

普段$200のところを$79の追加料金で2部屋つづきのスイートにアップグレードしてもらいました。12時半から始まるアメリカ対イギリスのサッカーゲームを観戦するのがケヴィンの目的。それに間に合わせるために走ってチェックインしました。現在後半戦1対1です。どうなるでしょうねー。

夜はこんなレストランで食事です。Sushi Sasa

オーナーシェフは若いアメリカ人なのですが、彼の「おまかせ」はまるで懐石料理。ずっとここは和と洋のフュージョンなのかなと思っていたのですが、どちらかと言うと日本の素材を上手く組み合わせたフュージョンというお料理。ちょっと前に友人と来て彼の才能に感心し、近々ぜひケヴィンを連れて行きたいと思っていました。

残念ながらこのお店は写真撮影を禁止しているので、写真はご紹介できません(隠し撮りに挑戦するかもしれませんが)。内装はロンドンのレストランを思い起こさせるようなクリーンでモダンなデザインで素敵です。

出張の多い方にはハイアットのゴールドパスポートというメンバーシップはお勧めです。ステータスによって様々な特典があります。

ビア缶チキン

先週末にファーマーズマーケットに行った時、小さなチキンを買いました。ケヴィンが「ビア缶チキン」を作ってみたいと言ったからです。作り方はいたって簡単。皮と肉の間と空っぽの内側にオリーブオイルとスパイスを擦り込み、そこにビールを缶ごと押し込み、2時間グリルで焼くだけ。

これからグリルに入ります。座っている姿がかわいいくて笑いを誘ったのですが、ちょっとかわいそうな気もしてしんみりとなる私達。地元のファームで育った鶏なので、せめて走り回って楽しい一生を送ったことを願います。

グリルに入ること2時間。

出来上がり。お味の方はといいますと、おいしかったけど若干乾燥しすぎな感じ。ちょっと小さすぎたかな。

*付け足し*

どうも説明不足だったようで、その後質問続出!
ビールの缶はビールが入ったまま開けてチキンの中に入れます。よくよく聞いてみたら、ケヴィンはナイフで缶の上の部分にいくつか他の穴も開けていたようで、ビールに少しスパイスも混ぜたと言っていました。ゆっくりと焼いている間に、スパイスの入ったビールがチキンの中で蒸発しチキンをしっとりさせる、という仕組みなわけです(思った程しっとりしませんでしたが)。ちなみに、缶はチキンを座らせるのにちょうどいい感じでした。
これでみなさん謎はとけました?

2010年6月8日火曜日

大家族

前々から非常に気になっていたこと。
我が家から歩いて5分程歩いた所に、アシャのお散歩コースに絶好の公園があります。ここにはカナダ雁が年中いるのですが、毎年この時期になるとヒナのかわいい姿が私を楽しませてくれます。が、どうも今年は例年とやや様子が違い、大きな謎を抱えつつ毎日アシャの散歩をする私です。
例年は、1つのファミリーにヒナが数羽から多くとも6−7羽くらい生き残り、各家族お互いに近くにいるものの独立して生活しています。今年は始めのうちはひと家族にヒナが2羽、もうひと家族には4羽だけ、と妙に数が少ないなあと思っていました。ところがある日いきなり↑こんな状態に。
どうやら他から来た家族も混じり、ヒナをひとまとめにしたようです。しかも、なぜかこの集団の中に一羽カモ(左の輪の中)が混じっている。 毎日様子を伺っていますが、今年はなぜか大体3−4羽の成鳥が約20羽のヒナの面倒をまとめて見ているようです。そしてあのカモも離れることなく毎日一緒にいる、というなんとも微笑ましい光景であります。

2010年6月6日日曜日

日本と日本のイルカの行く末 7 <ザ・コーブ>

「ザ・コーブ」の日本上映の日取りも決まり、ここしばらくOPS(映画を制作した非営利団体)との連絡も途絶え、「私にできることはもうないかな」と思っていたところ、数日前に日本人の知り合いが「イルカ漁映画に抗議電話殺到、渋谷の上映中止」というニュースをメールで知らせてくれました。

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メディアがなぜか実名を公表しない「保守系市民グループ」。彼らがどういうグループでどこが資金源なのだろう、と疑問に思っているうちに、彼らが配給会社の社長の家の前で「街宣」をしている動画を見つけてその一部を見ましたが、こんなことをされたら周囲への迷惑を優先せざるを得ないであろう、と思われる状況でした。

その市民グループが「反日映画だ」「白人も同じことをやっているだろ」と”白人”がイルカを殺している写真を指差しながら社長の家に向かって叫んでいるのを見ていて、OPSが拠点を置く街コロラド州ボールダーがどんなところなのかを声を大にして説明してみたくなりました。そしてここで1つ指摘したいことは、”白人”にだっていろいろあるんだ、という点。彼らのものさしを使うと、私達日本人はは単に同じ”黄色人”ということで、中国人や韓国人と同じということになってしまうではないですか。

そんな訳のわからないことはいいとして、ここで問題の映画を作った”白人”は海洋資源保護協会(OPS)の人達です。その団体が拠点を置いているコロラド州ボールダーというところは、たまたま私が7年間住んでいるところですが、ここはアメリカの中でもかなり特殊なキャラクターを持った街と言えます。

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アメリカという国は日本の24−5倍ある大きな国で、あまりにも大きいので州ごとに法律が違うほどです。州ごとどころか同じ州内でも場所によって保守的な人が集まっていると言われる場所や、リベラルな考え方の人が集まっている場所、というのがあったりします。ボールダーは非常にリベラルな街で、コロラドが州として共和党に傾いていた時代も民主党(つまりブッシュ政権に猛反対していた人達)が多いことで知られていました。

この街はコロラド州立大学のキャンパスがあり、そして国の研究機関もいろいろあるので、約30万人しか住人がいない街にもかかわらず外国人が多い国際的な街でもあります。例えば私が今通っているジムのクラスは、10人前後やってくる生徒のうちメキシコ人、南アフリカ人、オランダ人、フランス人、そして私、と5人も外国人がおり、そしてつくづく考えてみると我が家の両隣も外国人でした。密度的には東京よりよっぽど外国人率が高いのではないでしょうか。

従って、ここに住んでいるアメリカ人達はかなり外国人慣れしており、日本人が一般的に想像するアメリカ人よりはるかに海外に目が向いていると言えます。

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時々「アメリカに住んでいて、人種差別を感じないか」と日本人に聞かれることがありますが、今まで自分が日本人だということで不快な思いをしたことはありません。むしろ、ボールダーは親日的な街なので自分が日本人だということをさっさと人に言うようにしています。そうすると意外なほど日本や日本人に何かしら関わったことがある人が多く、そこから日本の話に花が咲く、ということが多々あります。

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ボールダーは生活水準が高い街なので、おのずと教育レベルと教養レベルが高い人が集まってくることも事実です。そして環境問題にアンテナを張っている人が多いのも特徴です。街自体もロッキー山麓と街との美しい調和を崩さないよう建物の高さを規制し(滅多にないが高くても4階建てくらい)、住民の同意をもとに税金を使って空き地を市有地にし新興住宅街を増やさない、という驚くような政策を貫いています。

街の中のバス路線もアメリカとしては抜群に発達しており、プリウスが最も見かける車種の1つで、自転車に乗る人のために至る所に設置されている自転車専用車線の長さをを合計すると約600キロになると言われています。

小さな街としては質の良いレストランも多いのがボールダーの評判で、最近のトレンドでもありますが、できるだけ地元の農家や牧場から信念を持って育てられた食材を調達し、レストランの内装もリサイクル素材を使い、風力発電を使用してできるだけ環境に優しい経営をしている、というようなことがメニューに書かれていることが日常茶飯事です。

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さてここでやっと核心に触れますが、そういうところに住んでいる私達は常に地球に優しい環境作りを目指して生活しており、動物愛護問題にも敏感です。ちなみにボールダー市では犬の飼い主のことを”ドッグオーナー”とは呼ばず、”ドッグガーディアン(後見人)”と呼ぶ、という異常に犬に気を使った法律すらあります。「ザ・コーブ」の制作チームの人々にも会ったことがありますが、ほとんどがそういう土地柄に住んでいる人達なので、あるきっかけでリック・オバリーの活動を知った彼らが日本でのイルカ漁を知り、「なんとかイルカを助けられないか」と思うのは自然の流れだったであろうと私にも想像できます。今回それがたまたま日本だったわけで、実際彼らは今後ヨーロッパでの”白人による”イルカ漁にも目を向けたいということもほのめかしていました。

この映画は「異文化に対する尊敬がない」という点がかなり指摘されていますが、私個人の意見ではたとえその国ではそれが「文化」でも場合によっては国外から疑問視されることがあると思います。例えば、中東の国々で規範から外れたことをした、もしくはした疑惑のある女性が父親や兄弟に殺される。いくらそれが彼らの「文化」だと言っても、それは人道的におかしいのではないか?と日本人も疑問に思うはずです。

「それは人間と動物の違いだから、同レベルで議論するのはおかしい」と言う人が必ずいると思いますが、私の言いたいことは、「異文化に対して疑問を投げかける」というのはこういうことであり、「ザ・コーブ」もそういう感覚の話ではないかと思うわけです。

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私の予想では今後「ザ・コーブ」の上映を中止する映画館が続出するのではないかと思われます。この映画を観たいと思っている人達にその機会がなくなるという点は非常に残念だと思いますが、見方を変えると、最近人々の興味が薄れていたイルカ漁にまたスポットライトが当たったとも言えます。

この映画に反対でも映画の上映には賛成、という一部日本人映画監督の意見に一筋の明るい光を見た気がしましたが、道のりはまだ長いです。というかこのまま道は閉ざされてしまうのでしょうか。このテーマを書き始めた時に、イルカの未来だけでなく日本の未来も気になっていましたが、日本の今後が更に気になる展開になってしまいました。

都内でのコーブ関係のイベント情報

その他「ザ・コーブ」に関するポスト:イルカ漁

リック・オバリー氏来日記念講演 

6月16日(水)に、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで、無料のイベントが行われるようです。詳細

>6月9日(水)には中野で映画上映会&シンポジウムもあるそうです(こちらは参加費1000円)。詳細 ←6/7現在、550枚のチケットは完売したそうです

参考:イルカ漁

2010年5月28日金曜日

ファッションではなく必需品

いきなり真夏に突入したコロラド。2週間ちょっと前に大雪が降ったと思えば先週後半からめきめきと気温が上昇。暑いです。30℃とか。

やはり2つの大きな旅行がダンゴになった後遺症で、最近妙に忙しいです。その旅行の更新もさっぱり進まず、かなりダレてしまいました。セント・バーツは残念ながらギブアップかなあ(もうダメ〜)。

ということで、気分を一新して身近な話題を1つ。

近所の人がこんな犬を連れて歩いていました。しばらく隣の人の犬の面倒を見ているそうです。このコは目に問題があり、お出かけする時にはゴーグルをしなければならないのだそうです。強い太陽光線を直接目にあててはいけない、と言っていたような。

「それにしても、よく頭にくっついているねー」と感心していたのですが、立ち話をしているうちにさりげなく寄ってきて、私の足に顔をこすりつけて一生懸命ゴーグルをはずそうとしていました。お気の毒に。

アメリカは今週末は3連休です。暦の上でも本格的な夏の始まりです。

2010年5月20日木曜日

セント・バーツ #3 

セント・バーツに関するポストが、どうも間延びした感じが否めない展開になってきました(こんなことで南アまで行き着けるのか?)。ここで気を引き締めて更新です。

これは珍しいシェルビーチ。砂の代わりに貝殻で埋まったビーチです。女性陣はこのビーチにあるレストランで食事をし、私はその時水着を来ていなかったのでビーチサンダルで歩いていましたが、この写真を見ながら「裸足で歩くとどんな感じだろう?」と今更ながら思ったのでした。

ダイビングには向いていないといいつつ、ちょっと沖の方に行くと海底はこんなに↑美しいそうです。私は1回目のスノーケリングで荒波にもまれ苦しい思いをしたので、2回目はこんなに↓浅いところにしか行く気になれませんでした。悲しい。

私の大好きなペリカン。魚を探して水の上を旋回中。

セント・バーツの特徴は、この赤い屋根だそうです。

残念ながらグスタビアの街に着いた時は、ほとんどのショップがちょうど午後のお休みの時間帯。なんとものんびりした空気が流れていました。

島を去る時に目撃した超高級ヨット。その名もアルファ・ネロ。全長82m。日本円にして約170億円! しばらくここに停泊しているとのことでした。これがどれほど贅沢なヨットか興味がある方はこちらをどうぞ。

Luxury Insider

Next Pageというところをクリックすると、たくさん写真が見られます。キョーレツです。

「甲板の上のプールの脇を、7−8歳くらいの男の子が走ってる!」と鼻の穴を膨らませて叫ぶ私。私達が通り過ぎると、ヨットに設置されたプラットフォームからささっとジェットスキーが2台出て来て、私達の後方を右に左にガンガン飛ばし始めました。私達が通った後の波を楽しんでいたらしい。本物の大金持ちってこういう遊び方をするのか、と溜息。(*写真のケヴィンの顔がなんだかヘンですが、無視してください。これしかジェットスキーの写真がないので。本人がこれを見ないことを願う。)

2010年5月13日木曜日

セント・バーツ #2 ここはどんな島?

セント・バーツという島は、西インド諸島に数ダースはある楽園の1つで、広さ21 km²のフランス領の小さな島です。公用語はもちろんフランス語。驚いたことに(当然なのかもしれないが)通貨はユーロでした。去年の9月まで私はこの島の名前を聞いたことすらなかったのですが、ここは知る人ぞ知る特別な島なのでした。

この島は、裕福層と有名人が俗世間からエスケープしお忍びでバカンスにくる場所として有名なところ。ここを一般観光客の多い他の島と差別化するために、あえて物価を高く維持し、普通の旅客機が離着陸できないよう空港を小さくし(世界で3番目に短い滑走路だそうです)、クルーズ船を寄せ付けず、大型ホテルの建設も許可しないというポリシーを貫いているそうです。つまり、プライベートジェットかヨット以外では、この島にはアクセスできないわけです。

これがその短い滑走路。島が見えてから着陸まであっという間でした。

                      photo by Heather

その着陸がいかにあっという間だったかは、このケヴィンの表情から読み取っていただけると思います。

小さな空港を飛び立つプライベートジェットは、その百メートル程先のビーチの上を轟音を立てて通過するのでした。

この島に存在するホテルのほとんどが、6から20前後しか部屋数(もしくはヴィラ数)を持たず、高い建物もありません。一見のどかな島なのですが、看板を見ると・・・

田舎道にポツンと「Cartier →」(5キロ先を差している)という看板が立っていたりして、笑ってしまいました。ちなみにこの島全体がデューティーフリーです。そういう意味ではお買い物はしやすいのですが・・・。

そういえば、ビーチにルイ・ヴィトンの首輪をした犬がいました。それを見たアメリカ人の1人が「ここは犬もお金持ちなんだなー」

私達の泊まったところも、木の生い茂った坂に15のヴィラが点々としていました。

矢印が私達のヴィラ。ジョギングに行ったケヴィンが「パパラッツィだったらここに隠れて写真を撮る、って場所があったよ」と興奮して帰ってきました。そこからこの写真を撮っているが、実際はそこに望遠レンズを持って立ったらバレバレです。

その先はこんな自然なビーチになっていまして、右の奥が私達のホテルの敷地。

ところで、このビーチはなんとブラピがヌード写真を撮られたところ。彼は私達が泊まっていたヴィラの1つ(CEOが泊まっていたヴィラではないかと思われる)に滞在していたそうです。ブラピと同じホテルに泊まったなんて。うっほほーい。

このホテルは、希望すれば人に合わずに車でそのままヴィラまで行きそこでチェックインし、滞在中誰とも顔を合わせずに自分の希望するサービスにすべて応えてもらえるそうです。

帰り道、自分のヴィラの場所を再度確認するためによーく見ると、隣のヴィラでくつろぐミッチの姿を発見。「なんだ、ここからだと丸見えじゃん」とつぶやく私の横からケヴィンが「おーい、ミッチ、ちゃんと服着ろよー」(彼はちゃんと短パンは履いていました。念のため)と叫ぶと、ちゃんと本人に聞こえていました。

実は私達は「ここなら誰も見てないねー」と喜び勇んで裸でプールに飛び込んだりしていたのでした(汗)。

ここだったら安心と思いきや。

ヴィラはとても開放的な作りになっていまして、小さなキッチン付きのリビングが一間、そして引き戸で仕切られるベッドルームとその先にウォークインクロゼットとバスルームがあります。この天蓋ベッドは一見素敵ですが、天蓋=蚊がいる ということで、滞在中例に漏れず私は蚊の餌食になりました。

こんなに素敵な朝食が毎朝用意されるのですが、座って10分もしないうちに蚊にどんどん刺されるのが非常に残念でした(涙)。ちなみに、ここのスタッフは毎朝お願いした時間にきっちり、しかも物音を1つもたてず朝食を用意してくれます。準備ができるとドアベルを一度鳴らしてくれ、カーテンを開くと魔法のように朝食がテーブルの上に並んでいるのです。(1日目の朝の感激と言ったらもう!)

一度準備しているところを見てみたいと思い(また余計なことを考える)、3日目の朝リビングルームで本を読んで待っていましたが、なんと数分バスルームに立って戻るといつものように準備が整っていたのでした。私がいなくなるのを物陰から見ていたのではないか、という早業でした。

さて、このヴィラは1泊いくらだと思いますか?現在はローシーズンですが1泊930ユーロ。12月から4月のハイシーズンは1680ユーロから1840ユーロだそうです。一般的にここに滞在するゲストは1週間単位での滞在だそうです(溜息)。日本人マダムで毎年滞在されるゲストが1人いらっしゃる、と聞きました。どんな方なのでしょう。

<続く>

2010年5月12日水曜日

セント・バーツ #1 日程

まず、このエリアの地図から。一番右の長い矢印がセント・バーツ。そこから左へ セント・マーチン、プエルト・リコ、左上がフロリダ半島。(それにしても、いろいろな国がカリブ海の島を手に入れたものですね。)

中心地グスタビアの港

<日程>

*参加者はアメリカから6組、イギリスから4組、単独参加の男性3人とCEO(最高経営責任者)カップルの計25人。この旅行は、昨年会社に貢献したトップセールスマンのためのご褒美旅行。15ヴィラしかないホテルは貸し切り状態でした。

5月1日

フロリダからプエルト・リコの首都サン・フアンに飛び、そこからチャーター機でセント・バーツへ
Hotel Le Toinyにチェックイン後、ウェルカムドリンク&集合写真
9pm 島で一番”ホット”なレストランでディナー&ダンシング ←これがすごい展開に

サン・フアンから他の5人と合流し、チャーター機で1時間半のカリブ上空の旅

5月2日

午前中は自由行動だったため、2日酔いで目覚めた後、しばらくホテルの近くのビーチでスノーケリング(しかし魚は全く見られず、荒波の中でもがいただけの私)
ランチ&午後のウォーターアクティビティが別のホテルのビーチでお膳立てされており、ケヴィンはパドル・ボードとウィンドサーフィンを体験
ディナーは自由行動

ビーチサイドのレストランは砂の上に直接テーブルが置かれていました

5月3日

レンタカーが全員に用意され、それを使って自由行動
4pm ジェットスキーに乗りたい人集合(私達はパス)
5pm サンセットクルーズ
8pm ディナー ←その後CEOの鶴の一声で、私達のヴィラで2時までドリンクをホストするはめに

この小さな入り江を眺める高台に、以前ロックフェラーが所有していたというお屋敷が売りに出ていました

5月4日

ケヴィン:男性陣とセント・マーチンまでボートで行き、そこでスピードボートとヨットを体験
私:女性陣とスパ&ランチ、その後CEOのヴィラで女性だけ集まりプールサイド・パーティー ←ここで強気な妻&GF達の発言で盛り上がる
9pm ホテルにてフェアウェル・ディナー

スピートボートを楽しむ男性陣

5月5日

昼前にセント・マーチンまでボートで行き、そこから飛行機でフロリダへ

Hotel Le Toinyのインフィニティープール。フェアウェルディナーの後、洋服のままここに飛び込んでいる人(=ケヴィンのボス)がいました。

一連の旅行、終了。

Saint Barthélemy(セント・バーツ)への4泊5日の旅はあっという間に終わってしまい、ついに現実の世界へ引き戻された私達。南アとこの旅の間隔が4日間しかなかったので、2つの旅の余韻がヘンに入り交じった不思議な気分に陥っています。

約1ヶ月間気温25℃から30℃の場所にいましたが、今朝起きて一番にしたことは雪かき。こんなに遅い雪はコロラドに7年住んでいて初めてです。今年はなかなか気温が上昇しないコロラド。アシャにもまだしっかりと冬毛が生えています。

1ヶ月美食が続き贅肉を気にするケヴィン(珍しい。ついに彼もそんな歳になった?)の懇願で、家に帰って来てから野菜を主食にしている私達です。普段だったら目を輝かせていただく高級なフランス料理も、何日も続けて食べると日本人には結構苦しい。しかも南アでの食事があまりにもおいしかったので、恐れ多くも最後の方はフレンチへの敬意が薄れ「ふん、これはイマイチね」(←自分で払っていないからそんなことを言える)なんて偉そうなことを言うようになり、我ながら「人間って恐ろしい生き物だ」とつくづく思った私達でした。

こんな機会がなければ一生経験することのできなかったであろう Saint Barthélemy で垣間見た非現実的な世界。南アは後回しにしてまずはこちらからアップしていきます。