2013年9月24日火曜日

ウィラメット・バレー その3 テイスティングについて少し

Domaine Serene

私がオレゴンのワイナリーで気に入ったことは、カリフォルニアに比べて規模が格段に小さいことでした。観光客が少ないので、のどかな田舎という感じです。私達が訪れた8つのワイナリーの中で、大きめで組織立っている印象を受けたのは、ここDomaine Sereneでした。


テイスティングにもいろいろあり、10〜20ドル程度を払って、カウンターに立って4〜5種類のワインの味見をするものから、ワイナリーによっては150ドル払って食事をしながらテイスティングする、というような趣向のものもあります。

私達はここのワイナリーで、Estate Tastingという、セッティングされたテーブルに座り、担当者に各ワインのことを始めワイナリーの歴史などを説明してもらうテースティングを予約しました。35ドルで、6種類のワインをチーズとともにテイスティングです。

オーナー婦人の名前を取った
グレース畑のブドウから作られるピノ・ノワールは
ある試飲のイベントでロマネコンティより高得点をつけたそうです

ピノ・ノワールはとても繊細な種類のようで、同じ畑で育つ葡萄でも丘の上と下、陽の当たりかたでも味が違ったりするそうです。


あるワイナリーでT子ちゃんがいきなり、「あの、ケチくさい質問なんですけど、この60ドルと100ドルの差は一体何なのですか?」とみんなが密かに思っていた質問をダイレクトにしてくれましたが、オレゴンのピノ・ノワールは奥が深いのだそうです。

1本の相場が45ドル位から60ドル位、というこのエリアのピノワール。そんなのばかりテイスティングをしていると段々感覚がおかしくなり、Stollerでの30ドルのボトルが超特価に思えましたが、改めて考えるとやはりお高いワインです。

1 件のコメント:

  1. 素敵な写真が当日の空気の香りを運んでくれますね。確かにみんな個性的なワイナリーだったけれど、ぶどうが植えられている間隔もカリフォルニアより広かったし、のんびりしたいい空間だったよね。ロマネコンティより高得点だった話は聞き漏らしていました。

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