2011年11月23日水曜日

感謝祭直前。声が出ない私。そして、、、

明日は感謝祭です。私が1年で一番好きなホリデイです。

今年はケヴィンのお父さん側の親戚一同が住んでいる街、ブエナ・ビスタでお祝いをすることになりました。おじいちゃんが今年で90歳になったので、最近はできるだけ親戚一同が集まる機会を増やしているのです。我が家での感謝祭ディナーは土曜日となりました。こちらはケヴィンの両親と私の母、そして私達3人とアシャでお祝いです。

そんな重要な時に声が出なくなってしまいました(涙)。先週から風邪をひきそうになりつつ持ち直し、という状態だったのですが、一昨日の夜から喉の調子がおかしくなり、昨日の朝からついに囁き声しか出なくなってしまったのです。すごく不便。

私は普段は滅多に風邪はひかないのですが、あまりにも疲れが溜まると喉にくるタイプのようです。前回こうなったのは6年前の妹の結婚式の時でした。あの時は日程の関係で5週間日本に滞在。妹の結婚式はアメリカに帰る数日前で、それまでに予定を詰めすぎて遊びすぎ、妹の晴れの舞台で私は寡黙の人になったのでした。

その前にこんな状態になってしまったのは、15歳の春、高校受験が終わった直後でした。あの時のストレスレベルは並ではありませんでした。

そしてもう1つ私を襲った症状は、、、円形脱毛症!

実は1ヶ月程前に髪の毛をばっさりと切りました。ついにボールダーに日本人ヘアドレッサーの方が引っ越して来たのです。その方がとても上手で、かなりいい感じに切ってもらいました。ヘアカット後に後ろ姿を鏡で眺めて満足しつつ髪の毛をいじくり回している時に、10円玉サイズのハゲを発見。以前東京でのOL時代に極度のストレスで円形脱毛症になったことがあったので、見つけた時はあまり驚きませんでした。99年の時は同時多発で、頭のてっぺんとサイドに2カ所。今回は見えない後ろ側に1カ所なので、まだいい方か、と。

ところが一昨日、久しぶりにそこを見るとハゲが500円玉サイズになっていてぎょっとしました。母に「実は円形脱毛症なの」とその部分の髪をはらりとよけると、母も仰天。「子育てのストレスじゃないの?ケヴィンに言ったの?」と心配する母を見て、急に不安になりました。Googleで調べてみると、『境界線のところの髪の毛を引っ張って抜けるようなら進行中』と書いてあり、試しに数回引っ張ってみると合計5本髪が抜けてショック!声が出なくて調子もよくなかったので、昨日の昼間はそのままふて寝をしました(カリーナの面倒をみてくれる母がいてよかった)。

そんなわけで、8ヶ月間数日を除いて夜通し寝ていない生活のつけが回って来た状態の私。円形脱毛症についていいアドバイスがある方、コメントかメールをください〜。いずれにせよ、HAPPY THANKSGIVING!

ハゲが潜む新しい髪型

2011年11月14日月曜日

スーツのズボンを翌日届け

なんだかまずいなあ・・・と薄々感じていましたが、やっぱりまた始まりました。忙しくなるといつもこうです。ケヴィンの忘れ物。

今月のケヴィンのスケジュールは感謝祭の週まで出張の連続。シカゴ、ダラス、タンパ・ベイ、NY、ラスベガス、サンフランシスコ、NY・・・と飛び回り、2週連続で休みは土曜日だけです。私とカリーナは母子家庭状態(でも運良く明日から日本の実家の母がやって来ます)。

始まりは、金曜日に出張用の会社のAmexカードを空港近くのパーキングに忘れて帰って来たことでした。私と電話で話しながら清算をしたら、そのまま受け取り忘れてしまったようです。でも、昨日ラスベガスに行く時にちゃんと受け取ったようなので、これは解決。

次は昨日の夜。ラスベガスのホテルに到着後、家に電話がかかってきました。その前に補足しますと、彼は出発直前のパニック・パッキングが常で、その理由は早く荷造りをするとスーツやシャツが皺になるから嫌なのだそうです。昨日もいつもの例にもれず、出発ぎりぎりに大慌てで荷造りをしていました。しかも、私に紙とペンを持ってその横に座らせて、自分の留守中に私に手配をしておいて欲しいことを言いつけていたのでした。私がぼけた質問をすると、気が短い返事が帰って来てこっちもイライラ。5泊6日分の荷物を機内持ち込み用のスーツケースに無理矢理詰めたので、スーツケースははち切れんばかりにパンパン。

そして、ホテルからの電話。「ケヴィンのクロゼットにちょっと行ってみて」(↑日本語で話す時、自分のことを名前で呼ぶガイジン)。何だろうと思いつつクロゼットに行くと、なんとそこに持って行くはずだったスーツのズボン2本がかかっているではないですか!あーあ、、、。まあ、あのパンパンのスーツケースには入らなかったけど、、、。

結局ズボン2本は、今日FedExでラスベガスのホテルに向かって旅立っていきました。

昨日お客さん達と接待ディナーの時に、出張の時の忘れ物の話で盛り上がったそうです。ケヴィンは以前NYにスーツ用靴下を忘れて、夜唯一開いていた土産物屋で『I♥ NY』ソックスを買い、翌日ミーティング先で足をくめなかった、という話がありますが、昨日聞いた話は結構おもしろい。

その人はカジュアルな服装で出張先に行き、革靴を持って行くのを忘れてしまったそうです。やはりNY。到着が夜遅く、ミーティングは早朝。悩んだ挙げ句、コンセルジュに靴を貸してくれと懇願したそうです。結局コンセルジュは貸してくれなかったけど、ホテル内のほかの従業員に借りて一件落着。

忘れ物ではないけど、出張先で困った話。いきなりスーツのズボンのお尻の部分が裂けてしまった人。トランクスが見えるくらいの状態だけど、すでに出先でどうにもならず、ミーティング中お客さんにお尻を見せないようにずっと壁側に背を向けるはめに。

電話で聞いていて結構笑えたけど、やはり今までに聞いた最悪の話はもとお向かいさんだった人で、今でもいい友達の話。ワシントンDCに出張に行き、そこでスピーチをしなければならないという日。目的地に向かいながら密かにオナラをしたら、なんとオナラ以上のものが出てしまった、、、。DCでトランクスを探し求めたという話。キョーレツです。

2011年11月11日金曜日

カリーナをめぐる生活 – 生後8ヶ月

Happy 11.11.11! カリーナは今日で生後8ヶ月です(そして明子ちゃん、お誕生日おめでとう!)。

いろいろな人にも言われますが、子供の成長って本当にあっという間ですねー(犬の成長も早いと思ったけど)。急に赤ちゃんから幼児っぽい感じになってきたので、最近は生後数ヶ月の頃のビデオにじーっと見入って当時を懐かしがる私です。タイムマシーンがあればその頃の姿を見に行きたいと思うほど、たった半年前の感覚を失ってしまうものです。

朝起きて「ああ、また一日が始まるぅ。。。」とトイレに座りながら(?!)ふーっと溜息をつくほど大変だったあの日々は過去のものとなり、今はゴールデンエイジまっただ中。性格がだんだん現れてきておもしろくなってきました。先週からハイハイで追っかけっこをして遊ぶようになり、一緒に遊ぶのが一段と楽しくなりました。

これはカリーナが生まれる前に私が買った唯一の服。それがついに着られるようになりました。

行動範囲もかなり広がりました。思いもよらないものを引っ張ったり口に入れたりするので、危険物を取り除く必要に迫られてきました。

最近他の赤ちゃんや子供にとても興味を示し、笑ったり触ったりしてコミュニケーションを取ろうとします。ネットワーキングが重要になってきて、街で出会う赤ちゃんとお母さん達とどんどん情報交換をし、プレイデイトをするようにしています。

私達の日々はこんな感じに流れていきます。

離乳食の経過

カリーナはさすが私達のムスメ、食べることが大好きです。アップルソースはお気に入りの果樹園のものを買っていますが(私が妊娠中にハマった果樹園のGala apple)、基本はすべて手作り&オーガニックです。ケヴィンに呆れられながらもせっせとファーマーズマーケットに通い、”XXファームの人参”という具合にバカみたいにこだわっています。

今のところアレルギー反応もなく、何でも食べてくれています。でもやっぱり甘い果物が好き。イマイチ口に合わないもの(例えばいんげん)に対しては、「うう〜」と気張った声で顔を赤くして嫌な感情を露にします。いいのかなと思いつつ、ちょっと果物と混ぜて食べさせています。

本人の意志を尊重して、自分で匙を持たせて食べる練習もします。食べ物に直接触らせて、感覚を経験させるようにもしています。隔週で通っているセラピーでいろいろとためになるアドバイスをもらっています。食べ物がついた手で顔を擦ったり、食べ物満載の匙が宙に吹っ飛んだりするので、これをやらせるのは夕食時のみ。

今週のセラピーで、固形のものを初めて食べました。舌が上手く使えない問題があるカリーナには、口の中の刺激はとても重要です。舌が上手く使えないと食べ物を脇に寄せて噛んで飲み込む、という作業がすんなりいかないため、「おえっ」となりやすいわけです。

手がまるでグローブかクリームパン

Happy meal time!

2011年11月5日土曜日

スリープトレーニング

カリーナの睡眠のパターンに関して、譲れないポリシーが私にはあります。規則正しい睡眠は子供が成長する過程において重要であるのみならず、私とケヴィンが人間らしい生活をするのに非常に重要なキーだからです。

☆☆☆

9月末にスリープトレーニングを始めました。きっかけはセラピストに勧められたこの本。それまでの経験から、うちの子は一筋縄では行かないので、早いうちになんとかしないとダメだと思ったわけです。

それまでは腕の中で眠るまで待ち、そぉーっとベビーベッドに移し、抜き足差し足で部屋を出る、ということを繰り返していたのですが、もう6ヶ月を過ぎたのである程度は泣かせても問題なしと判断。まだ起きている間にベッドに置き去りにされて怒り狂って泣き叫ぶ我が子を、ビデオ付きモニターで観察する日々が始まりました。

カリーナの年齢の子供にこの本が勧めるパターンは、朝7時頃起床、9時頃と1時頃に昼寝(プラス、必要に応じて夕方3度目の昼寝)、そして6時半頃就寝。成功の秘訣は早め早めの行動で、眠気がさした頃と疲れすぎる前のちょっと合間を逃さずに、さっさと寝かすこと。目を擦り始めたらもう遅い!寝かせたいと思う時間の少なくとも30分前から、眠らせる準備を始めないといけないそうです。

こんなに早く寝かせたら朝早く起きるのではないか?と思いがちですが、意外にもそうではないのです。むしろ夜遅くまで起こしておくと負のスパイラルに陥るようで、昼寝の時間も短くなる傾向にあるようです。そう言えば、私自身も寝すぎた日に限ってよく午後に眠くなってましたっけ。

☆☆☆

そんなわけで、このパターンに沿ったスケジュールが始まりました。すると、3日後に変化が現れはじめました。始め疲れ果てて眠るまで30分程泣いていたのが、20分、15分、5分、そして時には泣かずに眠りに落ちるようになりました。プラス、それまでは夜寝てから必ず45分後くらいに目が覚めて泣いていたのが、ピタリと止まりました。1時間半くらい経過して泣く時があっても、しばらくモニターで様子を伺っていると、どうやらREM睡眠とNon-REM睡眠の移り変わりで一瞬泣くだけのようで、数分でまた眠りに戻るのです(今だに私が寝る前に1度、夜中に1度授乳はしていますが)。

☆☆☆

昼寝の時間は1時間から2時間の間でまちまちですが、その時間になるとベビーベッドに入れて"I love you~"と告げてドアを閉めます。置かれた瞬間に「ぎゃー」と叫び、その場に座り直り部屋を出る私を泣きながら見ている、ということも少なくありませんが、大体は数分以内に静まり返り眠りに落ちるか、しばらく静かにベッドの中で遊んでから眠ってくれるようになりました。セルフスージング(自己鎮静)という重要なスキルを学んでくれたわけです。

昼間は1時間以内に起きても基本的にはドアは開けません。この時間は私がシャワーを浴びたり、家の中で必要な用事を済ませる時間です。1時間以内は「昼寝」にカウントされないので、次に寝る時間を早めます。

夜は7時頃までには必ず寝かせます。一旦彼女の部屋に入れたら、刺激を避けるために明るいところへは出しません。お陰で私の生活はかなり制限されるようになり外出が難しくなりましたが、これもしばらくの辛抱。その後は家の中のことに追われつつも、ある程度の自分の時間も持てるようになりました。プラス、ディナーに友人を招待する場合、カリーナが寝てくれた後大人だけでゆっくりと会話ができるようになりました。

☆☆☆

十分な睡眠を取り、きちんと休息できていると機嫌がいいのは大人も子供も同じ。私の生活はしばらくこれに縛られそうですが、パターンがしっかりしていれば若干の乱れがあっても修正は楽、とのことなので、このまま厳しくやっていくつもりです。ちなみに今週末は夏時間から冬時間に変わる週末です。1時間の時差はしばらくきついかなあ、とちょっと心配。

2011年11月2日水曜日

Happy Halloween! 本番です

ヒッピーと蜘蛛です♪

噂には聞いていましたが、メイプルトンのハロウィーンは想像を絶する賑わい。いやー驚いた。アメリカ人の友人もびっくり。まるで観光地です。聞くと近郊の街デンバーやロングモントからもはるばる来ているらしい。

先週友人Sちゃんにコストコに連れて行ってもらい、巨大なお菓子2袋・5キロ分を購入してきました。下に置いたペンのサイズをご参考ください。しかし当日になって不安になり、その日の昼間に遊びにくるはずになっていたまた同じ友人Sちゃんに、普通のスーパーマーケットで更に2袋買って来てもらいました。これで合計40ドル分。

6時頃に「是非メイプルトンのハロウィーンを一緒に経験したい」という友人夫婦が到着。バックグラウンドにブレンドしてしまって見にくいですが、彼女は孔雀です。ちなみに彼女は妊娠6ヶ月です。念のため。私とケヴィンは今年は仮装どころではなく準備をしていませんでしたが、急きょケヴィンはログキャビン用のカーハーツをシャツなしで着て、持って来てもらった麦わら帽子をかぶり即席トム・ソーヤ(なんだそれは)。私は2006年の衣装を引っ張り出して来て”オリーブ”(ポパイの彼女です←これが結構はまり役と言われます)。

暗くなり始めた6時半頃から、親に連れられた小さな子供達がやって来始めました。かわいいー!私達は玄関前のポーチのソファでドリンク&スナックをつまみながらお菓子を渡します。その時は「こんなお菓子余ってもしょうがないね」と寛大に4〜5個をがばっと袋に入れてあげていました。

ところがどんどん人の波は大きくなり、年齢層も高くなり、結構かわいくない子供達もやって来始めました。かわいくない、というのは、何も言わずに入って来て、お菓子をもらってもお礼も言わずに立ち去る、という類の小学校高学年から中学生くらいの子供達です。「来年は2種類のお菓子の入れ物を用意して、かわいくない子たちにはレーズンでも渡すか」と真剣に話し合った程です。

その後私がカリーナを寝かせている間にものすごいラッシュがあったらしく、結局私が7時20分頃に戻って来るとお菓子は残り15個になっていました。7時半にはみんなにごめんねーと謝りつつ、ポーチのライトを消して店じまいになってしまいました。その後9時頃まで外は賑わっていましたが、8時を過ぎるといつの間にか辺りは真っ暗に。電気がついている家の前には、ものすごい数の人が群がっていました。。。

昼間のカリーナの衣装。この日は汗ばむほどの陽気でした。