2014年8月1日金曜日

ラマトリップ

話題が前後しますが、ラマを連れてのアドベンチャーの話です。7月中旬に、南西コロラドにあるデュランゴという街からSan  Juan National Forest内に入り、6日間のバックパック旅行をしました。デュランゴまではボールダーから車で約6時間です。

6歳と3歳の男の子がいる友人家族と一緒の旅で、初め2日間は1日13キロほど歩き1400m上まで登り、3400mの地点で3泊、帰りも2日間かけて同じトレイルを降りてくるという行程でした。4日目には3800mの地点までキャンプ地から日帰りでハイキングをしました。

食料とテントを持参、ゴミは全て持ち帰り、当然6日間シャワーもなしという本格的なバックパッキングです。ラマを3頭レンタルし、荷物をほとんど運んでもらったので、子連れで長期のキャンプが可能になったわけです。(自分で荷物を持っていたら、子供を背負えませんからね。)


ラマ達がトレイラーで到着
一頭につき30キロ程度の荷物を運んでくれます

6日間も一般社会から完全に離れ、誰とも連絡すら取れない大自然に浸かると、些細なことなんて全く気にならなくなるものです。しかし帰って一週間もすると、その効果も薄れてしまうのは非常に残念!






カリーナはこの旅行を心から楽しんだようです。毎日6〜7キロ歩かされ、疲れて歩きたくないと泣いたことも何度もありました。天候が変わり易い山の中、彪に打たれて木の下で30分近く辛抱したり、雨の中をびしょ濡れになりながらキャンプ地を目指したりという日もありました。しかし思った以上に頑張ってくれ、3歳児の底力に驚き、尊敬の念すら覚えます。





あま〜い野イチゴ

小動物を見たり、道々野イチゴを探して食べたり、花を摘んだり、虹を見たり、川に石を投げて大喜びをしたりと、自然からたくさんのことを学びました。壮大な景色を見て「きれいだね〜」としみじみという姿に、目を細めた私達です。


標高3800m付近の風景

ラマはとても扱い易い動物で、ほとんど手がかかりません。木につないでおけばそこら辺の草を静かに食べて、水を飲む姿もあまり見ませんでした。気に入らないことがあると唾を吐きかける習性があり、うっかり後ろから近づくと蹴られることくらいが注意点です。



この川でラマがパニクって手こずった後、
次の川にさしかかった時にケヴィンの方に向かって
ラマが唾を吐きかける姿を目撃!






キャンプが初めてのカリーナのことが心配で、実はあまり乗り気ではなかったこの旅行。終わってみるといい経験になったと思いますし、かなりの達成感がありました。

まるで家族内での「チームビルディング研修」となったこの経験。これはチャレンジ&忍耐力と引き換えの楽しさだったと言えます。またいつかやりたいですが、しばらくキャンプはいいかな〜と思う私です。


2014年7月28日月曜日

ご褒美旅行

先週の金曜日から、サクラメントに住む妹夫婦の家に滞在中です。これが私のご褒美旅行。のんびりさせてもらっています。明日ボールダーに帰ります。

サクラメントの南にも10箇所ほどワイナリーが存在
Bogleのテイスティングルームです
ナパよりもこぢんまりとしていていいね〜!と妹夫婦と意見が一致
ここでピクニックは気持ち良かった

カリフォルニアのファーマーズマーケットは
大地の恵みがいっぱい
ラオス人のおじさんから買った花束は
これで5ドル!
カリフォルニア州議事堂にも入ってみました
どうでもいいですが2003年から11年まで
シュワルツェネッガー知事のオフィスがあったところです

実はカリフォルニアの雲丹は美味しいのです
日中は38℃くらいになるので早目に起きて行動して・・・
午後は家で体力を温存するのが理想的なパターン

ちなみにケヴィンとカリーナは何をしているかと言いますと、パパママ&弟のケントと一緒にボールダー近辺、ログキャビン、親戚のいる街で長い週末を過ごした後、先ほどボールダーの家に2人で戻ったそうです。


2014年7月26日土曜日

従妹の子供達

ケヴィンの従妹の子供達(8歳・5歳・2歳)と最近遊ぶ機会が多いカリーナ。彼らは車で3時間ほど離れた街に住んでいるのですが、ここ1ヶ月間は頻繁に行ったり来たりしており、3週末連続で会いました。

カリーナは特に東京滞在後に日本語が強くなっており、英語はまだまだ練習中。2週間前は「オパールとバイオレットも日本語を話せたらいいのに・・・」と言っていた彼女ですが、ロードトリップ&バックパキング中は英語を話す機会が多かったので、だんだん英語でもおしゃべりになってきました。

棒につかまっているオパールはお父さん似ですが、おかっぱ頭のバイオレットはケヴィンの従妹似で、ランバート家独特の顔立ちです。この子とカリーナを比べると、同じ輪郭で白人バージョンとアジア人バージョンだと思いませんか?

カリーナも来週から、週に3回朝だけ学校に通い始めます。これで英語が鍛えられることでしょう。

彼らの家の近所の公園で

就寝前にカリーナの部屋でストーリータイム

♪おじいちゃんに笑い方がそっくり♪
(注:カリーナが「グランパもドレスを着て」と言い
ママのムームーを着せられたパパ)

2014年7月20日日曜日

過去1ヶ月の我が家の動き

ケヴィンの長期休暇の後半は、当然のごとくアウトドア・アドベンチャー三昧でした。というわけで、前回のポスト以来ほとんど家にいませんでした。


6月後半〜7月上旬:オレゴン州へ1週間の旅行

ケヴィンと私はローグリバーにて5日間のラフティング&キャンプ旅行、カリーナはその間ケヴィンの両親の家で過ごす。



7月10日から本日まで:コロラド州内でロードトリップ10日間

そのうち6日間は、2家族でバックパッキング旅行をしてきました。2日かけて目的地まで合計約24キロ歩き、標高3300m地点で3泊キャンプ、そしてまた2日かけて降りてきました。6歳児1人と3歳児2人も一緒でしたが、みんな驚くほど頑張って歩きました。

最高3800mまで登りました

お手柄の3人

運び屋:左からコロナド、ドレイク、マゼラン


そして・・・この歳になるとそれほど嬉しくない誕生日ですが、ボールダー貯水池に友人が所有するモーターボートを出してくれ、そこでピクニックをしてお祝いということになりました。

これが思った以上に楽しい!

とにかく、バックパキング旅行が終わってほっとしたところです。ケヴィンの無給休暇も残るところあと2週間。この後やっと私のご褒美旅行がやってきます。


2014年6月25日水曜日

Bike to work day

たまたま朝7時過ぎに、スーパーマーケットに買い物に行ったケヴィン。帰ってくるなり「みんなですぐにWhole Foodsへ行こう!」

今日は「自転車で仕事に行こう」という日で、スーパーの駐車場は自転車で来た人のために朝食のサービスあり、カフェのスタンドあり、いろいろな食品のサンプル品を配るテントが立ち並び、音楽がかかり、と朝早くからお祭り騒ぎだったのです。

Whole Foods系列の近所のスーパーの駐車場

「洗車」サービスもあり

「Yuba」というブランドの二人乗り自転車の試乗

10時頃におしまい

ケヴィンはこのChariotと呼ばれるトレーラーにカリーナを乗せ、あちこちを走り回るのですが、先月こんなことがありました。

***

カリーナを連れてプールに行き、帰りに自分の自転車の調子がおかしかったので、ダウンタウンの自転車屋に立ち寄る。そこで簡単な修理をしてもらい、再度カリーナをトレーラーに乗せ、自分の自転車もセットして出発。1マイル程走りいざメイプルトンヒルの坂道を登り始めようとした時、妙に自転車が軽いことに気付く。おかしいなと思い振り返ると、なんとそこにはトレーラーはなかった!

驚いてパニクりつつ、頭の中で一体何が起こったのかを整理する。一瞬にしてカリーナを自転車屋に置いてきたという結論に行き着き、フルスピードで自転車をこぎながら、携帯電話のボイスコントロールでそのお店に電話をし、お店の前を確認してもらうと、カリーナは静かにトレーラーの中に座っていた・・・。

修理後に自転車を外に出し、トレーラーの前に置いた時、先にヘルメットをかぶったり準備をした後にトレーラーをくくりつけようと思いつつ、そのまま自分だけ出発していたのでした。

***

帰って来た後に、カリーナに聞いてみると:
「どうなっちゃったの?」
「ダディーが行っちゃって、『ダディー!』って呼んだのに、行っちゃった。」
「そのまま待ってたの?」
「うん。お姉さんがきて、エルモの本くれた」

途中でトレーラーが外れたわけではなく、本当に良かったです。ケヴィンによると、一番心配したのは、勝手にトレーラーから出ていないかということだったそうです。




2014年6月24日火曜日

ケヴィンの弟


久々にケントが登場です。3月のライブです。
格好いい写真なので、東京でこの写真を受け取った時からずっと載せたいと思っていました。28日は彼の誕生日。お誕生日おめでとう!