2013年1月29日火曜日

カリーナ、スキーホリデイ2年目(注:今年も滑ったのはケヴィンだけ)

今年もボストンからの友人ファミリーとの合流のため、ビーバークリークへ行ってきました。去年と同じパークハイアットに2泊3日しました。

来年はスキースクールに入れるか?
将来の姿
今年の私はコレ♪
(落ちているのを拾った→ボールダーまで持ち帰った)

友人ファミリーは向かい側のホテルにタイムシェアの部屋を持っており、毎年全く同じ週にこのリゾートにやって来ます。私達がロンドンにいた3年間と、彼らが来られなかった1年を除き、2001年以来続いている恒例のスキーホリデイです。

生後10ヶ月
生後22ヶ月
こんなに変わった私☆

変わったと言えば、私達も出世しました。1年目の冬はボールダーに引っ越した翌年。前年にタウンハウスを購入した後遺症で、倹約生活をしていました。その時に泊まったホテルは、隣町にある炭坑労働者が月単位で借りるような寂れたインで、一泊30ドルくらいだった記憶があります。小さな部屋はベッドが入るぎりぎりのサイズで、しかも部屋とバスルームの間にドアがなく、ベッドから便器が丸見え。

リゾート内の素敵なレストランでディナーをご馳走になり、帰る間際に「どこに泊まっているの?」と聞かれて「ちょっと離れたホテルです」と焦りながら答えたのを、何年も後に告白してみんなで笑ったのでした。

写真の説明をしますと、直接の友達はキム(メガネの彼女)、その隣はベイエリアに住む従姉ジョディ、キムの両親と旦那さんのトッドです。見ていて羨ましいほど仲の良い家族です。トッドとキムはこのリゾートで婚約し、2002年に私達はロンドンからボストンへ飛び、彼らの結婚式に参加しました。

去年
今年

年に一度と言えども毎年スキーホリデイを一緒に過ごす彼らは、今や第2の家族状態。お母さんは「2001年に初めて会った時は、チカは全く英語を話さなかったけど、今やサーカズム(アメリカ的皮肉・ユーモア)までわかるようになったわよね〜」と、ニコニコしながら言ってくれて、「そうか、そう思われていたか」と内心複雑な気持ちになった私でしたが、12年前から続くトラディションとは素晴らしいことです。

うれしいことに、カリーナの成長を彼らも楽しみにしてくれているようで、これからも毎年この週が楽しみです。



カリーナ 1歳10ヶ月 その2

この1ヶ月間にできるようになったこと&変化:

*普通のコップから飲み物を飲むようになった
*未だに偏食だが、少しずつ新しい食べ物を試すようにはなってきている
*時々偶然に口笛が吹ける
*積み木を6段積めるようになった
*やっとパズルや形を合わせるおもちゃができるようになった
*結構速く走れる←特に逃げ足が速い
*自分で靴が履ける
*私の化粧中に自分にも同じことをしてくれとせがむ
*リップクリームを塗るのが好きで、私とケヴィンにも塗ってくれる
*語彙増加中←しかしまだ2単語つなぐことはほとんどしない
*言う単語は英語と日本語のミックスで、どうやら言いやすい方を言っている模様。私が「りんご」と言うと「apple!」、「赤ちゃん」と言うと「baby!」という具合に自動翻訳機状態。もう少し日本語を強化したいところ。

今帰ったよ〜

ポケットに手を入れるということを学びました

2013年1月22日火曜日

カリーナ 1歳10ヶ月 その1

黄金期が終わって約3ヶ月間、人見知りをしたり機嫌を損ねて泣き叫んだりと、やや難しい時期を通りましたが、また新しい周期が回って来たようです。今は交渉ができるのである意味楽ではありますが、同時に自己主張も強くなってきているので、一筋縄では行かない感じです。

『目玉焼きを運ぶミニクーパー』
最近あちこちにシールを貼るのが好き

自己主張をしっかりさせることと、言いなりになることとの境界線を、きちんと見極めなければいけない時期になってきました。手で私達を制止して「ノー!」という場面や、あれこれと指図したり要求したりすることが増えてきましたが、こちらも「人生欲しいものはそう簡単には手に入らないぞ!」と負けません。

引き続き父娘アクロバットチーム特訓中

今月のキーワードは、おじさん好み・赤ちゃんに夢中・猫狂い・クラッカーです。

おじさん好み

しばらくの間男性恐怖症ぎみでしたが、最近はおじさんが大好き。お隣のドワイトとその隣のボビーが特にお気に入りです。そして、今やおじいちゃんっ子です。

うれしそうなおじいちゃん
しかし実はカリーナの奴隷状態

赤ちゃんに夢中

以前からその傾向はありましたが、度合いを増してきています。近くに赤ちゃんがいると「ベイビー!ベイビー!」とうるさく、中腰でじりじりと近づき頭を撫でたりしています(犬猫と間違っていないか?)。最近は人形やぬいぐるみを横抱きにして、「ベイビ〜♪ベイビ〜♪」と猫なで声であやしたり、ついには自分も赤ちゃん返りし「赤ちゃん抱っこをして揺らしてくれ」とせがむ始末です。


猫狂い

こちらも度合いを増しています。「どうしてこうなったんだ?」と首を傾げる私達です。未だにフロリダでの猫の話をしていますし、猫の絵や写真を見ては「にゃんにゃん!」と大喜びし、私に絵を描いてくれとせがむ時は100%猫の絵です。そして、本物の猫も引き寄せる力があるようで、ノラ猫がいないこの街で散歩中に道で猫にばったり会う確率も高く、驚くことに猫が50mくらい先からこちらに向かって走ってきたりするのです。


クラッカー

与えれば1日中でも食べ続けるのではないかという勢いです。最近「カッカー」と言えるようになってしまったので、結構大変です。ケヴィンもクラッカー好きなので、これはDNAに組み込まれているに違いないと思います。ものすごい量の朝ご飯を食べるくせに、その後1時間程ですぐにクラッカーをくれと言い始め、いろいろなアクティビティーの途中や車で移動中に「カッカ〜〜〜(涙)!!!」と彼女の大声が響き渡るのにはほとほと困ります。拒否するとこんな状態↓になることも。

最近は突っ伏して大泣きします
仰向けに倒れて頭を打つより安全

ところで、最近気になるのは公共の場でのおやつの与え方。こちらは「子供には頻繁に食べ物を与えろ」という考え方なので、食間のおやつも大切な栄養源です。それは十分理解できるのですが、私にはちょっとひっかかるところもあります。例えば、図書館でのストーリータイム。10時15分から11時なのですが、ちょうどおやつの時間帯のため、物を食べながら参加している子が少なくないので、カリーナも食べ物を欲しがって困るのです。

私としては、何かをしながらだらだらと物を食べて欲しくないのですが、横でクラッカーを食べている子がいてカリーナには与えない、というのはかなり難しいのです。図書館に「ストーリータイム中は食べ物禁止にしてくれ」と訴えようと思ったこともありましたが、ケヴィンのママに聞いてみると、彼女も「おやつを食べながらストーリータイムは、子供達がリラックスできるのでは?」という考え方でした。

日本では、こういった状況で幼児に食べ物を与えたりするのでしょうか?

これがJPG(ジャパニーズ・プレイグループ/月2回日本人の母親と子供達が集るグループ)では、日本語の本の読み聞かせの途中に物を食べている子を見かけません。考えてみると、アメリカではミーティング中などに食べ物が振る舞われることが多いし、以前通った大学での講義中に、一番前の席でバナナを取り出して徐に食べ始めた人を目撃して驚いたこともあるので、「食べながら文化」なのかもしれないなあ、と思います。


2013年1月19日土曜日

牡鹿射殺騒動 ー その後

2週間半に渡る捜査が終わり、昨日、例の鹿殺しに関わった2人の警察官が逮捕されました。懲戒処分程度かと思っていたたので、予想していたより事件は重大でした。昨日これが報道された後、うちの前の通りにはまたデンバーからテレビ局が来ていました。

ニュースによると、彼らがやり取りした携帯メールの内容から、実はこれは計画的犯行だったということが判明。実際に殺される約20時間前から交わされていた、「あの鹿を見つけたぞ」「さっさと殺してしまえばよかったのに」「今夜には死ぬさ」といったメールの内容が公開されました。

彼らが問われている罪は、違法な狩猟、職権乱用、証拠の改ざん、文書偽造など9項目に渡るそうです。

事件直後に、1人の警察官は動物の剥製を作るのが副業だったということと、その日は仕事のはずだったのが当日欠勤をしていたことが明らかになり、かなりあやしい匂いは漂っていましたが、この2人の目にはあのもの静かな牡鹿が単なるトロフィー(角)と食肉としか写っていなかったことを思うと、また心が痛むのでした。解剖の結果、殺される前に怪我をしていた事実も認められず、「人間に対して攻撃的になっていた」という話も全部嘘でした。

しかし、、、この2人の警察官は馬鹿なことをしたものです。35歳と38歳だそうですが、名前と顔も当然公表されているので、牡鹿を殺して人生台無し。

とんだ災難で殺されてしまった牡鹿はとてもかわいそうですが、ある意味この牡鹿はずっとボールダーの人々の心の中に残り、野生動物との関わり方を考え直すきっかけを私達に与えてくれたのでした。でも、あの姿をもう見られないと思うと、やっぱり寂しい。

最後の日の朝(MyTown Coloradoより)

2013年1月17日木曜日

先週末

先月日本から駐在してきた妹夫婦に会いに、サクラメントに2泊3日で行ってきました。8月から4回目のカリーナなしの旅です。

飛行機に乗る時は、頭を下げないと入れません。
機内持ち込みのスーツケースは頭上の物入れには
入らないので、すべてゲート通過後に預けます。

サクラメントはカリフォルニアの州都なのですが、デンバー〜サクラメント間は、驚く程小さな飛行機での運行でした。多分定員は50名程。大寒波に襲われていたデンバーを飛び立つ時は、厚い雲を抜けるまでやや不安でしたが、それを越えると青空が広がっておりました。帰りも−15℃の凍った地面に着陸したので、スリップしないかとびびっていましたが、当然のように普通に着陸。

気づけば滞在中写真をほとんど撮りませんでした。まあ今回の目的は、今週末の引越(ホテル→借りる家)の前に細々した買い物のお手伝いでしたので、写真など撮っている場合ではありませんでした。

家具はほとんど購入済みでしたので結構余裕かと思いきや、土曜日はショッピング・スプリー状態でした。買い物好きの私でも思った以上に時間がかかったな、という感想だったので、オンラインショッピング以外の買い物に弱いケヴィンだったら、途中、しかもかなり早い段階で挫折していたと思われます。最近は以前のように長々と買い物ができない私にとっては、究極の贅沢な時間の使い方で楽しかったです。

その夜2人にご馳走してもらったレストランで飲んだ、ナパバレーのワインが体に沁み入りました。

サクラメントは初めてだったのですが、ダウンタウン/ミッドタウンものびのびとした感じでなかなかいい街でした。人も感じが良いので、きっと心に余裕がある生活を送っている人が多いのではないかと思います。義理の弟は既にアメリカ生活が大変気に入っている様子で、水を得た魚のように生き生きとしていました。

新しい土地で新生活をスタートさせる2人を、たのもしく思った週末でした。

ところで、サクラメントという地名は子供の頃からよく耳にしていました。「さくら弁当」なんて、妹と下らない冗談を言ったりしていたのですが、実家の母から自分が学生の頃にそこにペンフレンドがいた、という話を聞かされていたのです。その時から何十年も経過して、そこへ娘夫婦が赴任になるなんて、これもおもしろい縁だと思いませんか?

2013年1月15日火曜日

映画『ライフ・オブ・パイ』

今年もアカデミー賞ノミネート作品が発表されました。実はケヴィンは、普段から映画の批評を隅から隅まで読むのが趣味の1つで、「これは映画館で観るべき、これはDVDでよし」と選別をして鑑賞していますが、今年はアカデミー賞授賞式の前に、映画館で観ておきたい映画が結構あるようです。

一方私はというと、もともとそこまで映画に思い入れはないのですが、カリーナが生まれて以来は年に数回しか映画館に足を運ばなくなってしまいました。しかし、先日久しぶりに女友達と一緒に映画を観に行く機会がありました。

いろいろ候補がありましたが、結局観たのはこれ、『ライフ・オブ・パイ』。邦題では『トラと漂流した227日』と親切に説明があるようですね。監督は『臥虎藏龍(グリーン・デスティニー)』『ハルク』『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督なので、いい映画だろうなと思っていましたが、期待以上の作品でした。


『パイの物語』という本が原作のこの映画、16歳の少年とトラがライフボートで漂流する、というコンセプト自体がおもしろい作品で、私のような動物好きにはたまらない映画です。インドで動物園を経営する一家がカナダに移住を決めるところから話が展開するのですが、冒頭のシーンで動物園の動物が次々に映し出される段階で、私はかなり癒されていたのでした。

漂流中の映像も非常に美しく、スクリーンに吸い込まれるようなシーンも多く、映画が終わった瞬間に「この映画はもう一度観たい」と思いました。海難事故&遭難がテーマでも、この主人公が後に自分の経験を語る形で映画が進められて行くので、ハラハラせずに安心して鑑賞できたのもポイントかもしれません。

帰ってすぐに「ケヴィンも絶対に映画館で観るべき」と強く勧め、翌日観に行った彼も私と同じ感想とともに帰って来たのでした。

2013年1月7日月曜日

殺された牡鹿と怒る住民

数週間前にここに登場したあの巨大な牡鹿が、元旦の夜に殺されてしまいました。地元の新聞でそれを知り、深い悲しみに陥る私です。

当初は「誰が牡鹿を撃ったのか?(Boulder murder mystery: Who shot this elk on Mapleton Hill?)」と、謎として報道されました。ここから5ブロック先の住宅の庭で、射殺された後の牡鹿の姿を目撃した住民は、「警察官が銃で殺した」と証言し、警察側の発表では「そのような報告もなければ記録もない」と話が大きく食い違ったのです。

その後その住民が、警察官が死んだ牡鹿の角を持ち上げてポーズを取る写真を地元の新聞社に提供。その写真には、肩に自分のイニシャルの入った制服を着た警察官の姿が、はっきりと写っていたのでした。

                                                          KCNC

調査が進むにつれて全容が少しずつはっきりしてきて、この牡鹿が違法に殺された可能性が高くなってきました。牡鹿を射殺した警察官は署には報告をせず、その代わりその晩休みだった同僚の警察官に連絡。巨大な牡鹿を一緒に彼の家に運び、その後食用の肉として処理したというのです。

警察官には、住民を脅かしたり怪我をして苦しむ野生動物を射殺する権限が与えられているそうですが、その場合にはきちんと経過を署の監督者に報告する義務があり、野生動物を管理するParks and Wildlifeという組織とも連携を取る必要があるようです。

その義務を怠った場合は単なる狩猟となり、ボールダー内ではライセンス無しの狩猟は違法です。

(12月26日に住民によって撮影)

この牡鹿は、Mapleton Hillと呼ばれるこのエリアに数年前から姿を現すようになり、”ビッグボーイ”というニックネームで住民達に非常に愛されていたようです。ニュースでは「最近攻撃的になっていた」「郵便配達員が襲われそうになった」「怪我をしていたので、仕方なく撃ったらしい」などと書かれていましたが、住民達はみんな口を揃えて「そんなことはなく、いつも穏やかだった」と言い、実際に私が至近距離で遭遇した時も、私のことなど全く気にせずに静かに葉っぱを食べ続けていました。

この通り(涙)

その郵便配達員はは我が家にも回ってくる人なのですが、彼は「牡鹿がポーチの横で寝ているのに気づかず、横を歩いてびっくりさせてしまったけど、僕には全く危害を加えようとはしなかった」と言っていたそうです(新聞に書いてあることって、鵜呑みにでしてはいけませんね)。

怪我をしていたかどうかの真相は、解剖によって射殺される前に実際に怪我をしていたかどうかがわかるそうです。そんな技術があることにも、驚きです。

怒ったMapleton Hillの住民が、日曜日の夕方にキャンドルを持って祈る会&抗議の会を開き、200人ほどが集りました。たまたまそれを計画した人が知り合いだったので、私もビラ配りを手伝いました。無駄に殺された美しい野生動物の死をみんなで惜しみつつ、最近レベルの下がったボールダー警察への怒りを表した夜でした。



さようなら

2013年1月5日土曜日

初春

正月立つ 春の初めに かくしつつ 相し笑みてば 時じけめやも 大伴家持

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。


我が一家の年越しはホビットハウスにてでした。これは下のポストをご覧下さい。

元旦は、恒例のコロラドスプリングスのmikkoさんのお宅でのお正月でした。こちらは毎年お客さんが多くて、とても賑やかです。アメリカでこんなに豪華なお節料理を毎年いただけるなんて、私は本当に幸せ者です。あとこの国はお正月が妙に味気ないので、この集まりのお陰で毎年お正月を実感できるのです。


mikkoさん、何日にも渡るお料理と3時間に渡る盛り付け/箱詰め、お疲れさまでした。ちなみにmikkoさんのブログで、各お節の意味がきれいな写真付きで詳しく説明されています。

今年は珍しく、元旦はそのままコロラドスプリングスのケヴィンの両親の家に泊まり、ゆっくりしてきました。

2013年がみなさまにとって素晴らしい年になりますように。




アメリカ風秋田犬の太郎君。ご覧の通り大きいです。

大晦日

我が家の2013年はここで始まりました。まるでホビットハウスのような家。

イングリッシュ・コテージ風の家です
家族の中を巡り巡った病気のせいで、12月は過去最低のホリデイシーズンを送った私達でしたが、年末は久しぶりに社交的なことができました。

大晦日は夕方からデンバーの南に住む友達の家にお邪魔して、そこで新年を迎えました。この家の主であるサマーとイアンは、すべてにおいてセンスが抜群で、去年の4月に引っ越したばかりなのに家の中は何年も住んでいるかのように完璧。2人はグルメとしても知られており、レストラン級のディナーをご馳走になりました。

この家があまりにもユニークなので、みなさんにもちょっと中味をご案内します。


私達はアペタイザー担当

この家の入り口はこんな感じ
ユニークな造りで吹き抜けが1,1.5, 2, 2.5, 3階・・という具合に続きます


アシャよりもはるかに賢い猫

カリーナはその猫に夢中

こんなところも格好いい

絵の掛け方も勉強になります

子供達が寝た後ディナーがスタート

素敵なお家で仲の良い友人達と過ごす大晦日。カリフォルニアの妹夫婦とも、コロラド時間とカリフォルニア時間の両方でご挨拶。良い年越しができました。