2012年9月3日月曜日

ケヴィンとアシャ、路地でクマに遭遇 の巻 

*このポストを書いた数時間後、町内会のメールが近所の友達から転送されてきました。昨日の午後6時、我が家の前の道から1本南の路地でクマが目撃されたようです。やはりケヴィンが見たのはクマだったのでした。


それは先週の話。
夕方家族で出かけた為、私とカリーナがアシャの散歩をできなかった晩、ケヴィンが焼酎の水割りを片手に「アシャと一緒に近所を一回りしてくる」と出かけました。

私はかならずリードをつけて歩くのですが、ケヴィンはお気軽な人なので、しょっちゅうアシャをリードなしで散歩し、必ず携帯で友達と話すか今回のように飲み物を持って歩きます。とにかくぼーっとできない人なのです。

それはいいとして、15分ほど後に「そこでクマに遭ったと思う」鼻の穴を膨らませて帰ってきました。この辺りは住宅地なのですがハイキングトレイルに近いので、時々そちら側でクマを目撃したという話を聞きますが、路地というのは初めてです。

路地を歩いていると、暗闇の中でちょっと先に横倒しになったゴミ箱(*こちらは週1回、ゴミ収集日に大きなゴミ箱を家の前の道に出します)が目につき、道に散乱したゴミをぼんやり見ながら進んで行くと、サッと黒い陰が動いたそうです。ぎくりとして立ち止まると、その陰は自分達のちょっと前を横切りサーっと先に行ってしまった、とのこと。

普段アシャは他の動物に近寄る(もしくは追っかける)傾向がありますが、今回はぴたりとケヴィンの脇に寄り添って、身動きもしなかったそうです。

以前、『ライオンのおしっこの匂いを犬に嗅がせたら、犬が怯えて震え上がる』というのを聞いた事がありますが、「向かってはいけない相手の方には行かない、とちゃんとプログラムされているんだねー」と関心する私達。

この辺りに生息するクマは、American black bear(アメリカグマ)だそうです。





今年の春、コロラド大学の中に迷い込み、木の上にいたところを麻酔銃で撃たれ、
無事捕獲されたクマ。
photo by Andy Duann

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