プレイデイト

カリーナも２週間ほどかかってついに時差ボケから抜け出し、私もやっと普通の生活を取り戻して心に余裕がでたところで、いろいろな人に電話の折り返しや近況の報告をしていないことに気づきました。

みんなに連絡をしたら、あっという間に一週間の予定がカラフルに。

今日は我が家でランチ＆プレイデイトでした。半年程前に薬局で並んでいる時に、アジア人の赤ちゃんを抱っこした白人女性と知り合いました。彼女の家はたまたまうちの前の道を２マイル程山へ上がったところで、この半年間ずっと連絡は取り合っていましたが、ついにプレイデイトが実現。エヴァンは生後６ヶ月の時に、台湾から養子縁組でアメリカにやってきました。

エヴァンは１月生まれ。歳も近いしキャラクターもなんとなく似ていて、２人のダイナミックスはかなりおもしろかったです。おもちゃの取り合いはそれほど問題ではなかったのですが、おやつの奪い合いのシーンはすごかった（知っている方も多いかと思いますが、あの取っ手付きの入れ物です）。カリーナ、床でえび反りになって絶叫！

ところで、エヴァンは普段は他人に甘えたりしないそうですが、故郷を思い出すのか家に入った時から目が私に釘づけで、私に抱っこをねだりチャンスがあれば膝に登ってくる。それを見て珍しくカリーナも私を取られじと頑張り、２人を膝に抱えて座る状態に。お母さんのスーザンは若干ショックそうでした。

ちょっと胸を打たれた私でした。

食べ物はゆるさないわよ〜

出張中のストラテジー

ケヴィンは今日からまた５日間の出張に出かけました。

今月の彼は、日本から帰って１日働き１日休み、その後５日間の国内出張。その週末やっと２連休。先週のポストにも書いた通り、私も心おきなく休めました。

先週は２日間出張し、昨日１日休んで今日早朝に出発。平日はボールダーにいた３日間のうち、一晩は接待ディナー。

ちなみに今回の出張は前代未聞のスケジュールで、こんな具合です：
日曜日朝５時に家を出て、月曜日の夕刻東京に到着。火曜日１日と水曜日半日現地で仕事。水曜日の夕方の便でサンフランシスコへ。同日朝到着後、水曜日と木曜日２日間サンフランシスコで仕事。
そんな短期間で日米を行ったり来たりしてそのまま働くと、体（と頭？）は一体どうなっちゃうんでしょうね？

本人も大変でしょうけど、こんなにケヴィンがいないと私もカリーナ（＆アシャ）と２人体制で結構気合いが必要です。ケヴィンがいるうちに料理をまとめてしておいて、出張中はカリーナが寝た後はぱっぱと食事をして、家の片付けもささっとして、できるだけ音楽を聴いたり、本を読んだり、雑誌を眺めたりする時間を作るようにします。正直な話、「毎朝カリーナの部屋のドアを開けるのが楽しみ」という状態を保つには、これがキーとなります。息抜きのために、さっさとベビーシッターをお願いしておくのも作戦の１つです。疲れた母親は、子供にとってもかわいそうですからね。

ところで、昨日ボールダー市内の公園で桜の植樹というイベントがありました。
主催している方は長くこちらに住んでいる日本人の方なのですが、ボールダー市の公園課との共同作業で、その後市内の日本食レストランがランチを提供し、アメリカ人尺八演奏家の演奏と、日米混合の地元太鼓グループの演奏がありました。たくさんの家族が集まって、なかなか楽しいイベントでした。

元気に育ってね

今年で２年目ということで、１４本を植えました。「将来ここでお花見ができるように」という主催の方のアイデア、素晴らしいですね。とても楽しみです。

今月３歳になった王子様♡

そして、今日は久しぶりにいつものメンバーとの「アフタヌーンティー」定例会でした。３ヶ月に一度集まっていたのが、私は去年の母の日以来の約１年ぶりの参加でした。２ヶ月前から予定していたところ、またケヴィンにピンポイントで出張を入れられ（１２月はバレエ鑑賞を泣く泣く諦めました）、ベビーシッターも２人とも忙しかったので「もうダメか」と諦めていたのですが、例のテントがまた活躍。ちょうど午後の昼寝の時間帯だったので、知り合いの家にカリーナをテントごと預けてお茶を楽しんできました♪

息抜きって本当に大切です。

カリーナ日本デビュー・其の七 最後の最後

子連れ帰国の荷物って、本当に大量です。

洗濯が頻繁にできないホテル滞在と、山用の厚手の服も必要だったので、半端ではない量になってしまいました。カリーナ用は大スーツケース１とダッフルバッグ１、私達用は機内持ち込み用サイズのスーツケース各１、ストローラー、バックパック。

ホテルを移動するたびに、タクシーに全てを詰め込むのにも一苦労。まるでミニクーパーでキャンプやスキーに行く時のように、１cmの無駄も許されません。

東京を去る日の朝の状態。もう大変〜。

東京を去る前の日。オフィスに戻る大好きな叔父さん（妹の旦那さん）に淋しく手を振るカリーナ。

その帰り、初めて乗る地下鉄で。

帰る前日は成田に一泊したのですが、これが大正解。ばたばた移動せずすみました。ケヴィンの従弟ケン君が勤務するラディソンホテルにて。

「日本に行くのはお昼寝が１回になってから」と私は常々言っていたのですが、度重なる東京出張の末、私の妹夫婦や友達に「春には家族を連れて来る！」と約束したケヴィンに押されて実行した日本帰国。アメリカに帰って２週間経過した今、「よくやったなあ〜」と思うのが正直な感想です。やろうと思えば何とかなるものですね♪

今回は今までの帰国とは全く違う旅になりましたが（スーパーで食料のまとめ買いできず、本も１冊も購入せず　涙）、１歳のカリーナをみんなに紹介するという大きな目的を達成でき、とても楽しい旅となりました。そして桜のおまけも来たのでさらに良し、です。

帰国中にお世話になった家族や友達のみなさま、数々の楽しい思い出をありがとうございました。再会を楽しみにしています♪

カリーナ日本デビュー・其の六 大活躍！ベビーテント

旅行中、どうやって１日２回のカリーナの昼寝をキープするかが大きな課題でした。「ベビーアイマスク？耳栓？」（これって、ケヴィンが夜寝る時にしょっちゅう使っているもの。結局この子はケヴィン似なのです。）とケヴィンが思いつくままウェブ上で検索してみるものの、そんなものはなし。「ベビーテント？」。なんと、ありました。

旅行の１０日前に届いたテントは、こんなにコンパクトになり重さも２キロちょっとです。

成田のラウンジにて昼寝

そして帰りの飛行機はガラガラだったので、カリーナはこの中で着陸の２０分程前まで５時間半寝続けました。出発後２時間半経過した午後７時半。ベッドタイムになり、疲れて泣き叫び始めた彼女。シートベルトサインが消えた後、速攻でテントを設置して中に放り込む入れると、あっという間に寝ました。

畳もうとしてカバーを取っても、まだ寝続けるカリーナ。

行きはこんな状態だったので、ほとんど寝てくれませんでした。

グランドハイアットとパークハイアットではベビーベッドを使用しましたが、その後はテントを使用することにしました。場所が変わってもテントはいつも同じなので、確実にこちらの方が落ち着く様子。

結果的に、お昼寝が１回しかできなかった日は動物園に行った日の１日だけ。ホテル間の移動３回と東京と山梨を移動した2日間も、常に移動はランチと午後の昼寝の間で、次の目的地に到着後すぐに昼寝、というポリシーを全うしました。（お陰で、私達の行動範囲はかなり制限されましたが。）

このテント、結構気に入ったようです

最後のポストの前にー時差ボケ続編

日本から戻って１０日。まだカリーナは以前のように一晩通しで寝てくれません。子供の時差ボケって、普通治るのに一体どれくらいかかるのだろう？

私の方は５日で時差ボケを克服したと思ったら、どうやらその後もまだメラトニンのお陰で眠れていたようで、８日目にさすがにもう自然に眠れると思って飲むのをやめたら、夜中の１時にカリーナが起きて、その後５時まで私が眠れなくなってしまいました。治ったと思っていたのにショック。その翌日はまた昼間に眠くて仕方がない。その後怖くて飲まずにベッドに行けなくなってしまいました。依存症になっちゃったらどうしよう。

ケヴィンが５日間の出張から帰って来て、さすがに今週末は予定を入れずに過ごしました。普段は２日間も時間があれば友達をディナーに呼んだりするのですが、今週末はあえて予定を入れなかったお陰でかなりリラックスできました。「友達に会わず、パパママも来なくて、出張がなく、スキーにも行かず、ログキャビンにもいかない週末って（注：土曜日の早朝、ケヴィンは友達と８０マイル自転車に乗りには行きましたが）、実はあんまりないよねえ」と２人でしみじみと話しつつ、日曜日が終わろうとしています。

ケヴィンは今週２日間出張、そして週末から”これが最後の”（←１２月から一体何度聞いたことか）東京出張です。今回は東京滞在１日半だそうです。東京からの帰りサンフランシスコに朝到着して、そのままそこで２日間仕事。サンフラン１日目は相当キツイに違いない。彼はあまりにも忙しくて、時差ボケどころではない模様。

その翌週は家族でメキシコ旅行ののはずなのですが（←いつものご褒美旅行）、これがだんだんあやしい展開に。この話はまた後ほど。

東京滞在の最後のポストは、大活躍したカリーナの”テント”の話です。

カリーナ日本デビュー・其の五 八ヶ岳へ

疲れも時差ボケも取れて家族みんなで元気になった第二週目の週末、妹夫婦と友達合計８人で、山梨県にある「星野リゾート　リゾナーレ八ヶ岳」へ行ってきました。

デパ地下で食べ物を大量に買い込み（買い過ぎ！）あずさで出発

新しい好物、子供用せんべい

新宿からたった２時間で、八ヶ岳・南アルプスエリアに到着。「日本に住んでいる間に、なんでこんなにきれいなところがあるって知らなかったんだろう？」とケヴィンは首をかしげ悔やんでいました。

森の中に建つこの建物はイタリア人建築家によってデザインされたようで、確かにイタリアの街の路地を連想するような雰囲気がありました。子供連れとペット連れに優しいリゾートですが、デザインがモダンで大人も十分満足する設定、なかなか上手いなあと思いました。中に託児所もあるので、ディナーやスパを楽しみたい親は子供を預けて大人だけの時間も楽しめます。星野リゾート　リゾナーレ八ヶ岳

建物の１階は北欧雑貨などのお店、ベーカリー、こだわりのコーヒーショップなどが立ち並んでいましたが、その中でも一番気に入ったのはブックカフェ。アート、建築、旅行、クッキング、子供用の本、etc. 非常にセンスの良いブックストアで、端から端までゆっくり本を眺めて歩くだけで楽しいところです。

その横に今月から併設されたワインテースティングルームで、甲州ワインのテースティングをして盛り上がりました♪ 最近コロラドもそうですが、こちらも温暖化の影響で、ワインの質が上がって来ているようです。

向こう側がブックカフェ

ちなみに男性陣＆美穂ちゃんは、着いた翌日の午前中に白州蒸溜所の工場見学＆シングルモルトウィスキーのテースティングへ。ランチでみんな集合した時、テースティング組は出来上がってご機嫌。ついつい懐が緩み、最後のギフトショップでみんなかなり買い物をした模様・・・。上手くできている！

これ、真っ昼間です

そして今回の一大イベント、カリーナ屋内ビーチ体験。毎時きっかりに１０分間波のプールになります。ジャグジーやカフェもあり、大人もそこそこに楽しめます。

明子ちゃん、かわいい水着をありがとう♡

そこにはこんなプールも・・・

リゾートを出て１０分ほど歩くと、こんなにきれいなところがありました。このエリアにはたくさん乗馬場があるようです。

楽しかった３泊４日の旅も終わり、また東京へ。 電車で東京をちょっと出ただけで、あんなにきれいな山が広がっているんですね。日本の美しさをあらためて知りました。

山、バーイバーイ！

カリーナ日本デビュー・其の四 桜散歩

４月に入って東京でもやっと桜が咲き始めました。

まずは４月４日に、妹と彼女の旦那さんのご両親と新宿中央公園へ。

４月５日は明治神宮へ。

後ほど知ったのですが、ここはパワースポットなのですね。

明治神宮の北側にある東京乗馬倶楽部

４月６日の朝は、会社のために場所取りをしている方々にちょっとお邪魔をさせてもらいました。カリーナ初花見＆ここで朝食。

実はその前、どんどん敷かれて行くレジャーシートの様子をホテルの窓から見ていた私達でした

４月９日の夕方の散歩は、青山墓地へ。

どこから見ても巨大な六本木ヒルズ

翌１０日の朝、また出直し。

その日の午後は私達が結婚式を挙げた愛宕神社へ。

７年ぶりに日本の桜を楽しみました。