2011年9月30日金曜日

バッドヘア・デイ

お風呂に入った後昼寝をしたら、こんなになっちゃいました。もう大変〜。

2011年9月26日月曜日

束の間のゲスト

先週5日間ほど我が家にゲストが滞在していました。このかわいい男の子達ではなく、その手の中にいるペットがそのゲストです。

ビアーデッド・ドラゴンのアイシス。7ヶ月の♀です。オーストラリア産だそうです。一体日本語では何というのだろうと思い、ウィキピディアで検索すると「アゴヒゲトカゲ属」ですって。

かわいいボクたちはお隣さん。11歳のカビーと7歳のティグ。お行儀がよくてとってもいい子たちで、時々アシャの散歩やカリーナの相手をしてくれます。でも残念なことに今お家を売りにだしており、先週は人が見に来たりオープンハウスをやったりしていたので、爬虫類はお家の外へ、ということで我が家に来ていました。すごくいい隣人でラッキーと思っていたので、なかなか家が売れなければいいのに、、、なんて密かに思っています。

爬虫類がダメな人は論外でしょうが、アイシスはとってもかわいかったですよ。入れ物に顔を近づけると首をかしげたりしてじーっとこちらを見て、夜になると砂を蹴って宙にまき散らして自分の寝床を作ります。エサはコオロギ。日に一度ボクたちがやってきてエサをやる時は、ちょっとしたショータイム。かなり楽しませてもらいました。ちなみにコオロギのエサは苺でした。

2011年9月23日金曜日

週末旅行 ― テルユライド&ユーレイ(南西コロラド)③ 

ユーレイと文字にすると、なんだかお化けみたいですが、スペルはOuray。コロラドのアルプスと言われる美しい街で、6年前にこの街を通り過ぎた時からまた来てみたいと思っていたところでした。今回は街をグルグルと車で走り、ランチをしました。

この辺りは昔炭鉱で栄えたエリア。当時オペラハウスのような娯楽施設もちゃんと作ったんだなあ、と感心。

冬にはここで、アイスクライミングコンテストが行われます。いつか見に来てみたい。

2011年9月22日木曜日

週末旅行 ― テルユライド&ユーレイ(南西コロラド)② 

テルユライドは小さなマウンテン・タウンですが、実はここもアスペンのように多くのお金持ちが集まる街。35億円の家が売りに出ていたりします。トム・クルーズもこの辺りに別荘を持っているとか。でもアスペンのようにヴィトンやグッチの類の店はなく、もっとナチュラルでカジュアルなのがいい。

メインストリートからスキースロープが見えます

泊まったホテルNew Sheridanはヒストリック・ホテル

小さなホテル内では持って行ったベイビー・モニターの電波が行き届いたので、カリーナが寝静まった後それを持ってバーに行ったりジャグジーに行ったりできました。「これからは、小さなホテルに泊まってこうしよう!」と味をしめた私達♪

余談ですが、ケヴィンは大人の腰近くまで高さがあるこのベッドの上からカリーナを落としました。あんなにいつも「高いところは気をつけろ」と言っていたのに、私は神経質すぎだと口答えしていた結果(怒)。しかし、お腹から着地したカリーナは1分ほど泣いてケロリ。そんなに痛くなかったということ?

そして友人の結婚式当日は、私達の結婚11周年記念日でした。

2011年9月15日木曜日

週末旅行 ― テルユライド&ユーレイ(南西コロラド)① 

週末3泊4日で、友人の結婚式のために南西コロラド方面に行ってきました。カリーナ2度目の飛行機の旅です。

ケヴィンをメロメロにした初ドレス姿♡

披露宴で、「生まれたその日から愛する我が美しい娘」という言葉から始まった新婦父のスピーチの時、思わずさっとケヴィンの顔を見ると、ふーっと遠くを見つめる目がうるうるとしていました(笑)。最近彼は私も驚くほどカリーナに首ったけで、本人もそれを認めています。

アメリカの結婚式はそれぞれがオリジナルなので、そのカップルの趣向が反映されていつも楽しいのですが、結婚年齢が高くなるにつれて他人の結婚式をいろいろ見て来ているためか、確実に質が高くなってきています。

スキーリゾートのあるマウンテン・タウンだったので、移動はゴンドラで山越え。カリーナは初めてのゴンドラライドが、かなり気に入った模様。

2011年9月13日火曜日

カリーナをめぐる生活 – 生後6ヶ月

カリーナは週末に6ヶ月になりました。いろいろなことがあった半年間、日々闘いという感もありましたが、振り返るとあっという間です。

先月のポストを書いて程ない頃、すーっと霧が引くようにいろいろなことが楽になりました。

まずは睡眠時間の変化。まだ寝てから数時間は何度か目が覚めてぐずりますが、やっとベビーベッドに合計10〜12時間ほど居てくれるようになりました。夜間の授乳の間隔も3時間より短いことは少なくなったので、私の体も大分楽になりました。カリーナが寝た後の夜8時頃からの数時間は、静かに夕食を取りちょっとだけ自分の自由時間です(家事をやることも多いですが)。朝も泣き声で起こされるのではなく、見に行くとしばらく1人で静かに遊んでおり、こちらを見てにっこり。

寝起きは超ご機嫌。ブリトー巻も卒業。

お昼寝のパターンもできてきました。午前中は大体10時頃、午後は2時頃に眠くなってぐずり始めます。最低でも1時間くらい寝てもらえるといいのですが、寝る時間は30分から1時間半の間でその日によって異なります。傾向としては、大人のベッドの上で添い寝をするのが一番長く寝てくれるようです。一緒に寝ると私も休めるのですが、相変わらず家事が進まず困ります。

ここ2週間ほど、しっかりと床の上に座るようになりました。そして今日から、コロンと横になった姿勢からまた座る姿勢に戻れるようになりました。私がちょっと離れると即大泣き、ということも減ってきたので、今月から週末1回2時間ベビーシッターにも来てもらうことになりました。ケヴィンは相変わらず出張は隔週、コロラドにいる週も夜接待のことが多く、更に10月末までは毎週末ログキャビンに泊まり込みで行くので、結構1人で大変なのです。シングルマザーは本当に偉いと思います。

後頭部の毛はまだ摺れていてはえてきていません

そろそろハイハイの準備らしい動きも始まり、腕立て伏せをするような格好をしてモソモソと床の上を移動し始めました。今日2度目のセラピー(注:詳細は後ほど)に行ってきましたが、セラピストに普通の子より2ヶ月早いと驚かれ、「スーパーベイビーだ!」と言われてほくそ笑んだ私達でしたが、今後長い移動が始まると更に目を離せなくなります。

2011年9月1日木曜日

新しい我が家の古い歴史

私達の新居は1917年築の古い家です。あと6年で築100年を迎えるこの家は、スウェーデンからの移民だった建築家、Gustav Edwin Lundborgによってロシア革命の年に建てられました。

この家の最初のオーナー、ドクター・グリーンと彼の家族の写真。ケヴィンがボールダー図書館の分館で見つけてきました。我が家と家族構成が似ています。

5週間かけて修復作業と外壁の塗装が行われました

修復作業&塗装をしたおじさんが、この家で最も美しいと誉め讃えた窓
このクラフツマン・スタイルという様式は、19世紀後半に英国から始まったアーツ・アンド・クラフツ運動と、当時英国の植民地だったインド・ベンガル地方で人気のある住宅様式だった、切妻屋根を持つバンガロウスタイルが融合して生まれた建築様式だそうです。この家を横から見ると英国の田舎の家のカーブを連想させるのも、これで納得。

見れば見るほどユニークな造り。この家は横から見る方が美しいと思います。

このアーツ・アンド・クラフツ運動(Arts and Crafts Movement)は、英国の詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリスが主導した運動で、ヴィクトリア朝の時代の大量生産から中性の手仕事に帰り、生活と芸術を統一させようという思想だそうです。この思想は後のアール・ヌーヴォーに影響を与えることになります。ジャポニズムがこの家に間接的に関わっていると思うと、ちょっぴり不思議な気持ちになります。

この階段のデザインがとても気に入っています

ダイニングルームの造り付けのビュッフェ・キャビネットは当時のもの
ティーカップを掛けるフックがついています。でも華奢なティーカップ用なので、私のマグカップは残念ながら取手が太すぎでかからず。

白い扉の向こうは・・・

部屋の壁がすべて造り付けの本棚になっているライブラリー
私達が移り住んだメイプルトン・ヒルというエリアは、ダウンタウンから徒歩10分の住宅街です。しかも我が家はこの住宅街の西の端(つまり山側)で、数々のハイキングトレイルが1ブロック先という立地。私もケヴィンもハッピーです。前にも書きましたが、このエリアは歴史的な町並みが保存されており、家の改装には許可証が必要で、残念ながらソーラーパネルは禁止です。

現在とコンクリートで舗装されたばかりの1928年当時の、我が家の前の交差点(メイプルトン・アヴェニュー)の写真。
メイプルトンという名前のとおり、ここメイプルトン・アヴェニューはコロラドには珍しく、メイプル(楓)の並木道になっています。ここはボールダーの中でも初期に住宅地ができたエリアで、東海岸からこの地にやって来た人々が、1800年代後半に故郷を想いメイプルの木を植えたようです。秋になると日本のような紅葉が楽しめるので、実は私は毎年わざわざこの道に赤やオレンジの紅葉を見に来ていたのでした。

1895年のメイプルトン・アヴェニューの様子
我が家はこの道の向こう端。植樹されたばかりのメイプルがまだ小さい。

見にくいですが、鹿(車の左)も毎日やってきます。手前は風向きが反対でその存在に気づいていないアシャ。

今まで庭のない生活をしていたアシャは一日中外で過ごします

最近やっとコンテナ・ガーデニングをする余裕ができました




ぜひ遊びに来てください