2010年3月2日火曜日

トラウマになりそうなほどの臭い

もうキョーレツです。言葉で表現できない程の悪臭。。。

アシャがまたスカンクにやられました。昨日ケヴィンがアシャを連れて林の中を走っている時に、スカンクのお尻がアシャの顔を直撃。アシャは狂ったように顔を固くなった氷の上にこすりつけたようで、かわいそうに、鼻と唇の上を傷だらけにして帰ってきました。雪には傷口から出た血が染み込み、しばらく目も見えなかったみたい。おお〜(涙)

そんなわけで、前回(初回)は私は居なかったのでケヴィンが1人で対処したのですが、今回ついに私もこの臭いを経験しました。事態を聞き、アシャの様子を見に咄嗟にフロントデッキに出たものの、あまりの臭いで吐きそうになりました。かわいそうなのでかまってあげたいけど、とりあえず大量におやつを置きアシャの気を紛らわせ、ピタっとドアを閉めてガラス越しに様子を見るのがやっと。

私がくらくらしている間にケヴィンはオンラインで脱臭の仕方をチェック。過酸化水素水、ベーキングソーダ、食器洗いの洗剤を混ぜ合わせた液体を作り、それで臭い部分を擦り10分間そのまま置き、その後シャンプーをしにお風呂へ。トマトジュースがきくという話もありますが、それはどうやらデマのようで、この脱臭液の効果は大でした。

昨晩はそんなで我が家は大騒ぎでした。

スカンクというと、マンガで逆立ちをしてオナラをする姿が印象深いのですが、この臭いは一般的に想像するオナラの臭いとは全く違います。ガスというよりはゴムや金属が焦げたような強力な異臭です。しかも脱臭しないと1週間単位で残るという威力を持っているようです。(以前にも書きましたが)ウィキピディアではスカンクの特徴的な行動をこのように説明しています。

『スカンクは分泌液を放出する前に、前足で地面を叩いたり尻尾を立てて肛門部を相手に見せたりするなど、特徴的な警告動作を行なう。 警告が無視された場合、スカンクは肛門傍洞腺(肛門嚢)を取り囲む筋肉を収縮させることによって分泌液を相手の顔を目掛けて噴射する。これは4~5m離れていても命中させることができる。分泌液が目に入った場合、一時的に目が見えなくなる。 悪臭は無風でも半径1kmの範囲まで届き、風向きによっては2km近くまで届く。分泌液は皮膚の蛋白質と強く結合するため、皮膚に付着した分泌液を取り除くことは困難である。また、分泌液が付着した衣服は脱臭が困難なため、破棄せざるを得ない。 肛門傍洞腺(肛門嚢)には5~6回分(およそ15cc)の分泌液が蓄えられている。空になった肛門傍洞腺(肛門嚢)に分泌液が再充填されるには、およそ一ヶ月程度必要である。 スカンクはこの臭気のため敵と対峙した場合、逃走することは少ない。そのためたとえ対象が自動車であっても警告動作を行い、その結果轢死するも多い。』

スカンクは見えないところでアシャに向かって警告動作を行っていたのでしょう。。。

5 件のコメント:

  1. きゃ~。アシャかわいそうに...
    ちかちゃん、ケビンもお疲れさま...。

    そこにあるように、カンザスにいた時に車に轢かれたスカンクをよく見かけたよー。
    運転していて轢かれているのが見えたら、その上を通過する時、息を止めていた私...。
    あの臭いは、私も思い出す事ができるわ...。

    もうそんな目に会いたくないね...

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  2. ほんとアシャかわいそうに・・w

    あの臭いはたまらないですよね!!!
    一度オーナーがどうやら知らないうちに、すでに死んでいたやつを車で踏んだらしくかなり長い間臭いが取れなかったです(笑)

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  3. 留学中に初めて嗅いだときの衝撃を思い出しました。
    アシャ、お気の毒に。。。顔の傷が早く消えるといいね。
    スカンクの生態については結構興味深く読みました。

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  4. アシャ、なんと言う災難でしょう!
    コロラドスプリングスでも時々スカンクのニュースが出ますが、私は幸いにも未だ被害にあったこともその臭いを間接的に嗅いだこともありません。
    出来ることなら今後も遭遇したくない臭いですね。 アシャちゃん、お大事に。

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  5. みなさま、コメントをどうもありがとうございます。見ていて痛々しいです(涙)。そして、私達の鼻にあれほどつく臭いって、犬にとってはどれほどの衝撃なのかしら?と思う私達です。

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