2016年5月3日火曜日

人生って何が起こるかわからないなと思う時

昨日隣の犬を連れてカリーナと近所を散歩している時、道でこんなものを見つけてしまいました・・・。

ぬいぐるみではなく本物のウサギ!

うちから1ブロックほど離れたところを歩いる時にふと反対側の歩道を見ると、そこをボテボテと移動している小動物が目につきました。カリーナと2人で「あれは一体何だ?」

太り過ぎのパグのようにも見えるけど、動き方はウサギっぽいような。でも、耳が垂れているので判別が難しい。連れている犬は大興奮。やはりウサギのようなので、カリーナに道を渡らせて確認させると、野生のウサギではなくペットのウサギだったのでした。

犬がいたのでその場では捕まえられず、2人で大急ぎで犬を隣まで連れて帰り家の中に入れ、さらに大急ぎでその場所に戻りました。走りながらカリーナは「このままカリーナのペットにする!!!」と犬より大興奮。たまたまその場に居合わせたおじさんたちに聞いてみましたが、ウサギを飼っている家は知らないと言うので、とりあえずうちに連れ帰りました。

うれしい〜♡でも意外に大きい!

結局、もう片方の隣に最近引っ越してきた家族が近所を歩き回って、「もしかしたらうちの隣のウサギかも」という人を連れてきてくれました。「これはやっぱり”スポット”だ」と確認され、そのまま連れて行ってくれると言うのを聞いたカリーナは、玄関の端でうなだれて泣く寸前。「じゃあ飼い主に言っておくから、彼らが来るまでスポットはここに置いておこう」ということになりました。




飼い主を待つ小一時間ほど、カリーナは「私もこれと同じウサギが欲しい」とケヴィンに向かって懇願し続けており、「うーん、これはいなくなった後大変だな」と思った矢先、「ぎゃーーーっ!」

階段をボテボテと上がるスポットが、後ろからついて歩いていたカリーナに向かってオシッコを噴射したのでした。

それまで小さなウンチを1つずつ落としており、チリガミで拾いながら「オシッコはいつどうやってするんだろう?」と密かに疑問に思っていたのですが、なんと左右と後方ほぼ180度の範囲の壁と床、そしてカリーナの洋服の正面に茶色いマークが飛び散っておりました。「He sprayed pee on me!!!!!」と絶叫しながらカリーナは泣きわめき、「ほら、オシッコでそんなに泣くなら、まだウサギを飼う準備はできていないよ」と、ケヴィン。

その後飼い主母娘がやってきました。聞くとこのウサギは生後約8ヶ月で、家ではトイレトレーニングができており、普段は家の中と庭で生活しているとのこと。この日たまたま後ろのゲートが若干空いており、その隙間から逃げ出してしまったようです。8歳の女の子に仰向けに抱っこされて、ニンジンを食べる姿の可愛いこと。

「ありがとう!さよなら〜!スポットに会いたい時に遊びに来てね」と言いながら去る2人とスポットを見送り家に入った途端、カリーナは号泣。こんなウサギならいつか飼ってもいいかな〜、と少し心が動いたのでした。

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