いつもお世話になっている方にプレゼントを贈る機会がありました。とてもお洒落なマダムなのでどうしようかと悩みつつ、 ダウンタウンにあるお洒落な食材店でチーズボードを購入しました。
その時レジで駄目元と思いつつ、「こちらはギフトラッピングはしませんよね?」と聞くと、「ああ〜、ごめんなさいね。お肉やチーズを巻く茶色い紙しかないのよねぇ」。その時横で飲み物が何かを持って支払いを待っていたおじさんが、実は若干ですがホームレスっぽい雰囲気を醸し出していたおじさんだったので私はやや引き気味だったのですが、「ラッピングペーパーだったら、あそこのお店がいいよ。一枚単位で買えるし」と口を挟みました。そこは私も気に入っているペーパーショップです。私の真後ろにんでいた女の人も、「ああ、あそこはいいお店よね〜」と相槌。とてもアメリカらしい光景です。
気づくとお昼時だったので、サンドウィッチを持って並んでいる人が後ろに数人。「忙しい時にヘンなこと聞いてごめんなさいね」と言いながらお店を出ると、例のおじさんが寄ってきて、「僕は何年もあのお店の前を通っていたのだけど、この間初めて入ったら品揃えに驚いてね〜。お店の人も感じ良くていいお店だったよ」
こんなおじさんがこんなこと言うんだぁ、と密かに思いつつ聞いていると、「プレゼントって、貰った瞬間の印象が重要だからね」。人は見かけによらず。
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今月は子供と大人合わせて、お誕生日プレゼントをなんと10人分選びました。他のお店でプレゼントを購入した際にそこのラッピング方法を見た時、「これだ!」と思ったのが上の方法。無地の紙でまず包み、アクセントになる柄紙を巻きつけます。この方法で包むと同じ柄の紙で丸々包むよりお洒落に見えるし、柄のついた紙一枚で何個もプレゼントを包めます。
そのペーパーショップは私も10年以上も通っていますが、いつもカードやカレンダーや本など他のものばかり眺めて、お店の奥にかかっている何十種類の紙を一枚一枚じっくり眺めたのは初めてでした。お値段は1枚4ドルから高いものは24ドル。「24ドルの紙〜!」と溜息をつく私に向かってお店の人が、「これは日本製ですので」。それを聞いたカリーナは、「私のおばあちゃんは日本に住んでいるの。北海道」とすまして答え、「それって日本のどこにあるの?」と聞かれて、ううっと答えに詰まっていました。
私はペーパー製品が大好きで旅行に行くとあちこちでお店をのぞきますが、このお店のセレクションは日本とアメリカとヨーロッパを合わせた感じで好きです。
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