2014年1月31日金曜日

パイナップル・エクスプレス

初めて聞いた時は冗談かと思いましたが、これはれっきとした気象用語だそうです。今週コロラドの山岳地帯に記録的なパウダースノーをもたらした湿り気は、ハワイからジェット気流に乗ってやって来たのだそうです。


ケヴィンはたまたま火曜日から、ベイル・スキーリゾートで2泊3日のミーティングがあり、「こんなに大量のパウダーを見るのは本当に久しぶりだ」「州内のあちこちの高速道路が閉鎖されている」と大興奮でした。木曜日の朝は8時のミーグィング前に一滑りして、スキーウェアのままでぴったり8時に会議室に入ったそうです(呆)。

木曜日の夜は、「一生で一番恐ろしいドライブ」をして、ライトに雪が積もって前が見えなくなりつつも、3時間以上裏道を通り私達が所有するスキーコンドに到着。金曜日は「仕事をしながら」スキーをして、「おお〜、パウダーで滑ると(フィットな自分でも)体が痛い」とうれしそうに言いながら夕方家に帰ってきました。

今日の昼間、前と横の雪かきをしながらふと思いました。ケヴィンは今シーズン、果たして雪かきをしたことがあるのか?雪は必ずケヴィンがいない時に積もるのです。天気予報を見ると、来週もケヴィンがフロリダ出張中の2日間は雪です。

ところで、我が家の前は4方向に一旦停止サインがある交差点です。しかもうちの前はゆるやかな登り坂。一旦停止するとスリップして前に進めなくなる車が結構おり、雪かきをしていると「すみませ〜ん、押してください」と頼まれることもあります。

前回の時はあまりにも多くの車がスタックするので、思いあまって市に電話して、道に滑り止めになる砂のようなものを蒔いてもらいました。

今日もいろいろな車がスリップしていたのですが、そのうちの一台は、真後ろにこんな車がいたので、そのまま押してもらっていました。ついていましたね♪




2014年1月23日木曜日

日本とアクティヴィズム

先日のポストでたまたまイルカ漁の話題を持ち出したところ、その数日後のケネディ大使のツイッターでのコメントで、久しぶりにイルカ漁がメディアに取り上げられる展開となりました。

この状態ではきっとイルカ漁自体には変化はないと思いますが、この話題が持ち上がるたびに、いろいろな人が自分がどう思うかを発言し、意見を交わすことは良いことだと思います。

ところで、日本人は批判されるのに弱い民族のように思えます。これは、互いを尊重する文化の裏返しなのかなあとも思うのですが、多くの日本人は批判されることにあまり慣れていないのかもしれません。

そもそも日本はアクティヴィズムが少ないので、そのような活動や発言を「批判」として受け止めてしまい、自己防衛に走る傾向にあるのかもしれないとも思います。

先日「ブラックフィッシュ」というドキュメンタリー映画を観ました。これは、2010年にフロリダ・オーランドのシーワールドでベテラン調教師を襲って溺死させたのを含め、3人の命を奪って凶暴なシャチとして有名になったティクリムの話をベースにして、シャチ調教に潜む問題をまとめたドキュメンタリーです。


「暴露映画」であるこの作品が公開された後、その映像と情報は、シャチショーを単に楽しい娯楽と思っていた多くの人々に驚きと衝撃を与えました。アメリカ国内ではシャチの捕獲に対して行動を起こす人達がたくさん現れ、シーワールドはこれに対して反論をしています。

「ザ・コーヴ」というドキュメンタリーを作ったのはアメリカ人でしたが、もしこれが日本人による作品だったら、どういう反応だったのだろうかと思います。他国人に批判されると人種差別もしくは伝統の認識不足となるものは、同国人に批判されるとどうなるのか?

就任以来、日本人がまるでセレブのように扱ってきたケネディ大使。その彼女にコメントされて大騒ぎとなりましたが、私は今回そんな彼女にアクティヴィストの一面を見ました。

2014年1月15日水曜日

センサーシップ? 

最近ひょんなことから、自分のブログ内で怪しい動きを見つけました。

私は以前このブログで、日本のイルカ漁やクロマグロの国際取引などに関した意見を、積極的に発言しました。このページの右下にある『Labels』を見ていただくと、そこに『イルカ漁』というラベルがあり、ポスト数13となっているのがおわかりいただけると思います。しかしそこをクリックすると、奇妙なことに関連ポストを全く引っ張ってこなくなっているのです。

試しに他のラベル全てを上から順番にクリックしていくと、他は正常に機能していることがわかりました。「まさか、イルカ漁のラベルがついたポストが、全部消滅したか?」と一瞬ぎくりとし、記憶を辿って『Archive』から2010年の2月に行き着くと、そこには『ザ・コーヴ』関連のポストがちゃんと存在していました。

次に浮かんだ疑惑は、「これは第三者によって、意図的に操作されたことなのか?」。こういうことに詳しそうな、仲の良い友達の旦那さんに聞いてみました。彼の憶測では、「なんらかのフィルタが検索時にかかっているのでは?」ということで、「サイト内検索時の結果に対してフィルタがかかっているようなので、サイト自身に何かをされたわけではないと思う」とのことでした。

第三者に意図的に何かをされたわけではないとしても、『イルカ漁』が要注意のキーワードとして扱われているとしたら、それは一体どういう意味なのでしょう?

みなさんはこの現象について、どう思われますか?



2014年1月14日火曜日

年末年始

今更ながらですが、我が家の年末年始はこんな感じでした。

***

12月30日:食材の買い出しと翌日のディナーの準備で、ややストレスフルな1日。

12月31日:友人夫婦と我が家で合同7コースディナー。我が家は5コースを担当(メインシェフはケヴィン)。4人中1人は23時頃に脱落・爆睡。残り3人は順番に檜風呂に入りさっぱりし、年明けをシャンパンで祝う。

パジャマがたまたま同じ♪
(ほぼ1歳違うのに体格はほぼ同じ カリーナ>ジャズミン)


子供達が寝た後ディナー開始
コースの途中にローストチキンを焼くケヴィン
(ライアンは手作りパスタを披露した後姿を消す)

万が一年明けを逃したら悔しいので
念のためシャンパンを持って風呂へ

***

元旦:一泊した友人一家が昼前に帰った後、昨年の年明けを一緒にした南デンバーの”ホビットハウス”にお届けものをし、恒例のコロラド・スプリングスのmikkoさん宅で豪勢なお節をいただきました。カリーナはmikkoさんの次女のMちゃんに遊んでもらい、大喜びでした。過去2年とは違い、私はカリーナのことを気にせず、mikkoさん(いつもながら、みんなのお世話でお忙しそうでしたが)とキッチンでまとまったお話することができました。Mちゃん、子守りをありがとうございました♪

*Mちゃん&カリーナ*
はい、チーズ♡

*太郎君&カリーナ*
そお〜〜〜   ムムッ

キャッ♡    チュッ

1年前

フロリダ旅行

約1ヶ月前に遡り、フロリダ旅行の話です。

今回はカリーナに「自分が飛行機に乗って旅行に行く」というコンセプトがあったので、この旅行を心待ちにしている様子でした。自分のバックパックに詰められた旅行用に買った本やステッカーなども、ちゃんと使わずに取っておきました。そして半年前の日本への「地獄のフライト」から様変わりし、飛行機の中で彼女は「天使」となったのでした〜!

しかし、調子に乗って「今年の6月に、南アフリカに行こう!」(12時間のフライトX2)と言うケヴィンを、「経験したことないからわからないと思うけど、4時間半のフライトと12時間のフライトは訳が違うんだよ」と現在牽制中。絶対に行きません。


朝7時のフライトだったにもかかわらず上機嫌

空港からおばあちゃんのアパートまでの移動は爆睡
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ヴィレッジ内のダイニングホールで
生まれて初めて正式にアイスクリームをいただく
(滞在中毎日食べる!)

おばあちゃんからのプレゼントをヴィレッジ内で乗り回す

マイアミに住む友人一家にて一泊

9歳のタラちゃんにべったりのカリーナ

パジャマパーティーも気を許すと一瞬にして惨事に

ケヴィンのおばあちゃん大好き♡

体重が何キロになるまでこれを続けられるか?

1歳10ヶ月の時

思ったより涼しくて風も強かったので
ビーチに行ったのはクリスマス当日だけでした

大量にプレゼントをもらいました
(プレゼント用の鞄をおばあちゃんにもらって帰宅)

また同じツリーの前で記念撮影

前回と顔はほとんど同じ?

カリーナの新しいおもちゃ ”子供用バグ”

私達がフロリダを訪れる数日前、ちょうど入れ違いでおばあちゃんのところに遊びに行っていたケヴィンの弟ケントから、いきなりメールが届きました。「おばあちゃんがこんなものをカリーナに買っていて、今から僕に組み立てろと言っているのだけど、どう思う?」

添付されていたウェブサイトを見ると、それは”バービー・フォルクスワーゲン”でした。ちゃんとアクセルがついており、時速2.5マイル(約4キロ)で走ります。


「正直言って、私はバービーは好きでないけど、カリーナは喜ぶと思う」というメールを送る前に、次のメールが到着。「おばあちゃんが『これかわいいから、もう組み立て始めなさい』と言っているので、あしからず。もう返品できないよ」

そしてこの車は、おばあちゃんのアパートでカリーナを待ち受けていたのでした。ケントの計らいで、フロントの”バービー”と書かれたところは”カリーナ”に変わっていた!

滞在中この車は大活躍。老人ばかりのヴィレッジで唯一の子供だったカリーナは、一躍有名人に。この車はもうすぐコロラドに届く予定です。

車に乗るとなぜかクールな表情になるカリーナ

2014年1月11日土曜日

Happy 2014!


                                                                       Conrad Jon Dodly

すっかり出遅れてしまいましたが、本年もブログ共々どうぞよろしくお願い申し上げます。

『明けましておめでとうございます』と書けるうちに、今年初のポストを投稿せねばと思っていたところ、気づけばもう鏡開きになっていました。年が明けるまで、今年が午年ということも知りませんでした。というか、最近干支そのものへの意識が薄れてきてしまいました。そう考えると、日本には年号・干支・西暦と、気にすることがいろいろあり、そんな小さなところにも日本人の奥深さを感じます。

さて、この2枚の写真ですが、ヨーロッパ出張から帰ったケヴィンに「ほら」と小さな紙切れを見せられた時、それはチューリッヒのギャラリーで開催中の展示会のハガキだと後で知ったのですが、上の方をまず見て写真だと思いました。それこそ、コロラドのどこかの山の写真かと。ところが、もう片方を見てそれが絵だと気づき、最初に見た方をしげしげと見つめてしまいました。筆使いで山がこんなにリアルに描けるのか、と感心しました。

今年は一体どんな年になるのか、楽しみです。

                                                                     Conrad Jon Godly