2013年8月25日日曜日

家庭菜園


今年から大掛かりな家庭菜園を始めました。実はこれは、キッチンリモデル中でも外食をそれほどしなかった理由の1つでもあります。最近はややスローダウンしましたが、毎週ものすごい量の野菜が収穫できて、今年はファーマーズマーケットに行くどころか、自分が家の前にスタンドを出したいほどです。

ケヴィンがたまたま、大学で農学(園芸学)を学んだという若者が始めたビジネスに目を付け、彼らをサポートするためにも家庭菜園のセッティングを依頼しました。2つ分の箱お金を払えば3つ目を無料でセッティングしてくれるということで、合計3つです。


どんなサービスをしてくれるかと言うと:
*希望に応じたサイズの箱をカスタムで作ってくれる
*そこに非常に状態の良いオーガニックの土を入れてくれる
*自動の水やり機能を設置してくれる(各苗にチューブから水がドリップ式に入る)
*リストから選んだ野菜の種を植えてくれる
*発芽からある程度のサイズになるまでアフターケアをしてくれる

1つの箱を方眼状に仕切り、各箱24種類の種もしくは苗を植えてくれました。

歩道と車道の間の箱
こちらに向かって這っているのはかぼちゃ
取れる野菜は以下のものとスイスチャード&パースニップ


左上からフェンネル、カラフルな人参、ビーツ、たまねぎ。


裏庭の箱
ズッキーニ、日本のなす、ブロッコリー、トマト、スイスチャード


最近は恐ろしい数のズッキーニができています。


キッチンの横の箱
マイクログリーン、ケール、スイスチャード、マルシェと
バジル、チャイブ、ローズマリーなどハーブ類

状態の良い土で育った野菜は強いようで、ほとんど虫もつきません。いろいろな人に聞かれますが、今のところ鹿の被害もなし。来年は紫蘇やカブも植えたいと思っています。

2013年8月19日月曜日

この10日間

時々不運にも、やらなければならないことが一度に重なってしまう時があるもので、しばらく我が家は10個のお手玉を回しているような状態に陥ってしまいました。まあ、我が家らしいと言えばそれらしい話で、振り返ればドタバタ劇のようで笑えるのですが、買い物に行く時間もなく、ついに卵や牛乳や果物がほぼ底をついた時に、カリーナに「マミー、バナナ欲しい」と言われて不憫に思いました。

アシャも犠牲者で、散歩の回数と長さが激減。それでも騒がずに、静かに恨めしそうこちらを見つめるだけのいい犬なのでした。

問題は、16日からイギリスから友達一家(夫婦&子供2人)が遊びに来ることになっていたのに、家の工事が大幅に遅れたことでした。直前まで出入りするいろいろな業者との打ち合わせをこなし、結局来る前日にゲストルームの壁は塗られ、キッチンに調理台が入り、当日朝には掃除の人にも来てもらい、工事の為にはずされてブラインドやカーテンを戻し、家の中はある程度元の形に戻りはしましたが、結局バスルームは間に合いませんでした。

更に問題は、キャビネットの中身を戻したり、家の中に散らばった箱や家具を定位置に戻すのは先週が勝負時だったのですが、その週はカリーナのデイケアが1週間夏休み。午前中はプレイデート、図書館、電車&バスライド、と連れ回し、しかもその間自分の車を修理に出すはめに。

更なる問題は、その週にケヴィンが2泊3日で出張に出たこと。

そしてこの状態にたまたま重なったのが、仲の良い友人のお引越。彼女達は14日に海外へお引越をしたのですが、事情があって「この状態に比べれば、我が家の騒動はなんてことはない」と思える程大変そうで、友人一同が数日間みんなで一丸となりお手伝いに行き、なんとか14日に母子3人を送り出したのでした。そんな状況でも、人間やればなんとかなるものです。

いきなりですが、お菓子の写真をいくつか。

ケヴィンがシドニーから持ち帰ったマカロン☆
実は彼はマカロン好き

大切な友人のためにオーダーした大人の女のための(?)ケーキ♡

イギリスから届いたお菓子♪


2013年8月16日金曜日

キッチンリモデル 途中経過その3

先週、11週目にてやっと形になってきました。キャビネットの完成&取り付けです。



そして今週、12週目でこんな感じになりました。写真を追加して続きを載せます。





2013年8月1日木曜日

キッチンリモデル 途中経過その2

キッチンリモデル10週目。まだまだこんな状態です。

前回のポストから現在までに行われたのは、床、天井や壁の細部のフィニッシュ、電気のスイッチ等の工事、そして壁に色がつきました。ベースになる白を2層、そして選んだ色と3回に分けてスプレーしていました。壁の色はやや暖かみのあるグレー。キャビネットが入った後、濃いめのグレーを一部にアクセントとして塗ります。

色は予想以上にきれいに出て満足

キャビネットが7日と8日に取り付けられる予定で、それに伴い流し台、オーブン、食器洗い機、冷蔵庫等が入り、ここはほぼこれで完成の予定です。しかし、これまたケヴィンのこだわりで、カウンタートップは特別な材料を使ってその段階から作り始めるので、あと何ヶ月先に出来上がるかは来週業者が来るまでわからないという状態。一時的に別のカウンタートップで我慢することになります。

話が脇に逸れますが、私達が住んでいるメイプルトン・ヒルは、名前の通りコロラドには珍しくメイプルの木がある地域です。その木々は東海岸から人が移り住んだ19世紀終わりに植えられたのですが、ここの気候のせいかなのかそろそろ寿命のようで、ほとんどの木の中は空洞化しているそうです。

そこでここ数年ボールダー市がメイプルを切り倒し、よりここの気候に合った木を少しずつ植樹しており、我が家の横の道端の木も1本切り倒され、その代わりにオークが植えられました。

カウンターの材料を何にするかを考えている時に、そこに目を付けたケヴィン。市に問い合わせてみると、切り倒された木を分けてもらえるということがわかり、それを使って職人にカウンタートップを作ってもらうと言い始めたのです。「歴史がある家に、歴史がある木を使うなんていいじゃないか」と彼は目を輝かせて言うのでした。

同時進行で、ゲストバスルームの工事も進められています。

手前が屋根を高くした部分

一度工事が始まるといろいろと問題が生じるのは常で、結局こちらの方も屋根を一部取り壊し天井を上げる、という大掛かりなことになっています。しかし大工さんの腕が非常に良く、新しい屋根は元々の家のカーブにマッチしたいい感じの出来になりました。

今週数回電気工事をし、それが終わると断熱材、配管、壁、タイルを床に敷く前の準備、と前に進んで行く予定です。ゲストルームはその間に壁を元の状態に戻せば終わりです。

長い道のりでしたが何となく先が見えてきました。合計で3ヶ月仕事になりそうです。それにしても、工事にはいろいろな業者が出入りするものだなあと感心します。