2012年11月29日木曜日

こんなところがあったとは・・・キービスケイン①


ただいま一家でビーチホリデイ中♪

たった1ヶ月前にシカゴに行って、また旅行?という声が聞こえてきそうですが、そう、また旅に出ています。場所はマイアミから車で20分ほど南下したところにある、キービスケインという島です。フロリダにありがちな、橋でつながった島です。


フォート・ローダーデールに住むケヴィンのおばあちゃんに会いに行くついでに、キーウェストまで足をのばそうと思っていたのですが、車で4時間半はちょっと遠すぎるということになり、見つけたところがここキービスケイン。マイアミからこんなに近いのに、僻地に来たような感覚に陥る場所です。感謝祭の週の直後ということもあり、閑散としていていい感じです。

人口12000人ちょっとのこの島は、犯罪といえば自転車泥棒くらいだというほど安全な場所だそうです。道を歩けば聞こえてくるのはスペイン語ばかり。外国に来たみたいです。

ここに4泊5日で小さなアパートを借りました。朝起きてご飯を食べて、お弁当を持ってビーチに行き、カリーナの昼寝の時間にケヴィンは仕事で私は自由時間。私にとってはしばしの現実逃避という感じです。やはり暖かいところっていいですね〜。

カリーナビーチデビュー!


2012年11月27日火曜日

ターキー・デイ♪

                                                                                     photo by michiko

先週の木曜日は感謝祭でした。
この日は私が一年で一番好きなホリデイ。感謝祭には宗教的な意味合いはなく商業化されてもおらず、純粋に大切な家族や友人と集まってご馳走をいただく日。毎年ほぼ同じレシピを使う習慣は、まるでお節料理のようでもあります。私は毎年この日が近づくと、なんだかとても幸せな気持ちになるのです。



この日の午前中は、”大王子様と王子様”がお母さんと一緒に遊びに来てくれました(michikoさん、いい写真をたくさん撮ってくださり、ありがとうございました♪)。

                 photos by michiko

ほぼ毎年、近くに家族がいない友人を招待することにしています。今年は(去年まで住んでいた)タウンハウスを賃貸にしたのがきっかけで知り合ったカップルがディナーに参加。彼らが持ってきてくれた数種類の地ビールのテイスティングでケヴィンは大喜びし、「感謝祭のご馳走にはワインよりもビールが合う!」と断言していました。

 

今年も家族と友人に囲まれて楽しいホリデイを過ごせたことに感謝。


2012年11月19日月曜日

カリーナ 1歳8ヶ月

今月で生後20ヶ月です。

りんごの丸かじりができるようになりました♪

この1ヶ月はその前の月の延長と言う感じですが、敢えて言えばやや協力的になったような? あとやっと語彙が増えてきました。私とケヴィンは「マイ〜」と「ダイ〜」になりました。それまで「アーーッ!!」と大声で呼びつけられていたので、ちゃんと呼んでもらえるようになったのは嬉しい限りです。しかし、、、なぜかアシャのことを「アーーッ!!」と偉そうに呼びつけるようになってしまいました。

シカゴにいる間に気づいたのですが、人から物を手渡されるときちんと手話で「ありがとう」とお礼を表現できるようになりました。私はこれにはかなり重点を置いていたので、非常に大きな達成です。

現在おしゃぶり卒業を目指して頑張っています。夏頃から寝る時だけに限定してきたのですが、ちょうど 人見知りが激しくなった頃から昼間も「ヤイヤイ、ヤイヤイ(カリーナ語で「おしゃぶり」)」と欲しがるようになりました。当初それを拒否するとこんな感じ↓になって大変でしたが、少〜しずつ我慢ができるようになってきました。

引き金は、図書館を出て車に乗る時におしゃぶりを渡さなかったこと


1人で遊んでいるところをこっそりと観察していると、自分がされることと全く同じことを、ぬいぐるみや人形にしていて笑いを誘います。よくやっていることは、オムツ替えの真似。人形を寝かせる時に、口におしゃぶりを入れる真似までしていました。

他の子と一緒にいるところを観察していると、攻撃的な様子が結構目に付き困っています。未だに他の子を押すし、頭は叩く、おもちゃの取り合いになると「キイーッ」となって足元に物を投げつけたり。。。

かなりの偏食です。好きなものを食べる量は半端ではなく、朝のブルーベリー、フラックスシード、シナモン入りのオートミールは大好物で、大人1人分は軽く平らげ、その上に果物を食べて更にまだ食べることもあります。乳製品、パン、パスタ、味噌汁などは好きですが、野菜はすべてべーっと吐き出します。以前は好きだったアボカドやカレーも今はだめ。バランスよく食事をさせるのに苦労していますが、ダメだとわかっていても根気よく勧めてみるのが重要だそうです。最後の切り札は、ケール、セロリ、人参をベースにフルーツを混ぜたスムージーです。

夜一緒にお風呂に入るのは毎晩の楽しい習慣ですが、数週間前から私の背中をシャワーで流してくれるようになりました♪ しかも、私がやるのと全く同じように、片手で背中を擦ってくれるのです(涙)。

1つ謎な行為。私達や人形/ぬいぐるみと空想の食べ物を分けるのも、最近始まった仕草の1つなのですが、なぜか食べ物が背中から登場します。初めてそれを見た時は、お尻から何かものを取り出しているようで「???」という感じの私達でした。どこからそんなヒントを得たのでしょう?ちなみにケヴィンがオナラをすると、カリーナはうれしそうに自分のお尻を指差します(笑)。いつから「お父さんやめて〜」と言うようになるのでしょうね。

相変わらず身体を動かすのは大好き。ちょうど20ヶ月になった日に、マットレスの上ででんぐり返しをしました。これは結構早いと思いませんか??

この1ヶ月間にできるようになったこと&変化:

*語彙が14語増えてやっと30語に
*質問をされてそれに同意をする時に「うん」と言うことが増えてきた
*8種類の動物&鳥の鳴きまねができる
*ウン◯をした直後、オムツを指差して知らせてくれる
*まずいことが発生すると(物が落ちる、食べ物をこぼす、何かが壊れるなど)、私達を呼びにきてその方向を差しながら「あーあ」と知らせてくれるので便利
*家の中にある滑り台に横から登る ←ケヴィンは「ロッククライミングの技っぽい!」と大喜び
*10回の水泳教室が終了し、少し水に慣れた様子
*音楽と切っても切り離せない関係になったようで、家にいる間はCDが終わるたびに次のCDをかけてくれとせがむ(最近PUTUMAYO KIDSのシリーズばかり聴いている)
*歯は現在13本目と14本目がはえてきているところ



2012年11月12日月曜日

シカゴ旅行

ケヴィンの弟夫婦に会いに、シカゴへ行ってきました。カリーナ4回目の飛行機での旅行です。生後12ヶ月の時の日本行きとはうって変わって、飛行機への興味が湧いたようで、帰ってからも手を上げて「ウーーーン」と飛行機が飛ぶ様子を再現しています。

木曜日:一度日本行きを経験すると、2時間半程度のフライトなんて余裕!

ケントとは1月以来、アリソンとは去年の7月以来の再会。毎日遊んでもらって大満足でした。ケントは絵に描いたような叔父さんぶりでした♪

本もたくさん読んでもらいました

普段はどこで何をするか、どのレストランで何を食べるか、と真剣に計画を練る4人ですが、今回は子連れなので予定は詰めずにのんびりペース。予定は基本的に1日1つ。毎日午前中に行動し、1時の昼寝のために帰り4時頃まで4人でお茶を飲みつつしゃべったり、交代でウィンドウショッピングに出かけたり、とリラックスした滞在となりました。

金曜日:公園
このピアノは、ケントが最近フロリダのおばあちゃんから受け継いだベビーグランド。彼らのアパートには入らないので、彼が自分のバンドのために使用するレコーディングスタジオに置いてもらっています。
レコーディングスタジオ見学
土曜日:水族館
おお〜
日曜日:カモに餌をやる(投げる場所がややずれていますが)
ケントとアリソンの飼い猫アシャに会ってから、ネコへの興味が急上昇
月曜日:帰りはさすがにお疲れ

滞在したB&B経由でベビーシッターを雇い、一晩は大人だけのディナーも楽しみました(カリーナ連れでの食事は、私のストレスレベルが上がってしまうのです)。あと、滞在中に夏時間から冬時間への変更があり、実際に1時間得をしたのと、ボールダーとシカゴ間の1時間の時差(ボケ)解消に役立ったような気にもなりました。

この旅行中にカリーナはまた少し成長しました。飛行機を始め、電車、バス、エレベーター、エスカレーターなど都会の乗り物が大好きになり、水族館で見慣れない生物を目の当たりにし、新しい言葉も覚えました。大人同様、旅は子供の世界を広げる良い機会です。

次の目的地はフロリダ。曾おばあちゃんにご対面と初のビーチ体験です。

秋のイベント

10月末、パンプキン・パッチを訪れました。アメリカでは、ハロウィーン用のかぼちゃや秋の飾りとして家の前に並べるかぼちゃを買いに、期間限定のパンプキン・パッチに行くのが秋のイベントの1つです。子供達が動物と触れ合う場があったり、トラクターに乗せてくれたりする農園もあります。

ケヴィンが張り切って食べてもおいしいかぼちゃを大量に購入したため、現在その処理に追われています。もちろん責任を取ってもらい、本人に料理してもらっています♪

お化けと並んで記念撮影を試みますが、カリーナは道を走る大型トラックに夢中。
この中から好きな形のかぼちゃを探します
真剣な父親の様子を眺めるカリーナ
とりあえず巨大なかぼちゃの前でポーズ?
これは結構楽しかった様子
この農園で売られているかぼちゃの見本

ハロウィーンの晩

何も考えず一家でのシカゴ旅行を11月1日からで計画してしまい、後になってよくよく考えてみると出発はハロウィーンの翌朝。しかも私はその直前にカンザス行きもあり、なんだかとても慌ただしいスケジュールになってしまいました。

という訳で、今年は誰も仮装せずに、とにかく玄関ポーチでお菓子を渡すことに専念し、近所の友達もそれを手伝いに来てくれました。ケヴィンが張り切って秋のカクテルを作り、結局みんなで9時頃まで話し込み、シカゴ行きの荷造りが終わったのは夜中の12時。

来年はしっかりと計画してハロウィーンに臨みたいと思いますので、お楽しみに♪


去年お菓子が全然足りなかったので、今年は600ピース用意しました。
今年一番かわいかったtrick-or-treaterはこの子


2012年11月9日金曜日

ケヴィン曰く「家への投資」

前回に続き、家絡みの話です。

2週間前私がカンザスに出発するちょっと前に、家の前に巨大なFedExのトラックが停まりました。ケヴィンが自分のデスクのところから立ち上がり、「来た来た」と言いつついそいそと玄関へ。

届いた箱はこんなに↓大きな箱でした。

「実はナイショにしていたのだけど、買い物をしたんだ」というケヴィン。「家のために時にはこんな投資をしないといけないと思ってね」「来年のキッチンのリモデルを抜かして、こういうお金の使い方はこれが最後だと思うよ」とぶつぶつと言い訳のようなことを言う彼の横で、中身が何だか全く検討のつかない私でした。


中身はコレ↓

この絵は、去年の6月ケヴィンがサンフランシスコでトライアスロンに出場した時、泊まったところの並びにあったギャラリーで見た絵(驚)。見た瞬間に2人とも気に入ったものの、「ちょっとこの値段は・・・」とその時は相手にできなかった絵でした。

「ええ〜っっ、この絵買っちゃったの〜〜?!」と驚く私にケヴィンが説明するところによると:

1)去年念のためメールでギャラリーから情報だけはもらっておいた
2)数週間前にメールの整理をしていると、そのメールがまだフォルダに残っていた
3)「あの絵はまだありますか?」と気になってメールをしてみた
4)するとまだ絵は残っており、しかもちょうど翌日がオークションでセールで、メールでギャラリーとやり取りしている人は、ベースの値段で絵が買えるということを知った
5)そして思い切って買ってしまった

とのことでした。「この人の絵って有名人も買っているらしいよ」とケヴィンの言い訳は続くのでした。

なんだかこの絵は、もっと大きな壁のある邸宅に収まるべき物のような気もしなくはありませんが、この絵のお陰で我が家のリビングルームが大きく見えるような錯覚に陥ります。

掛けたところはちょうどカリーナのハイチェアーから良く見える角度で、彼女もたいそう気に入った模様。食事をしながら時々ヤギ達を指差し、「ハ〜イ!」とうれしそうに挨拶をしています。存在感のある絵がリビングにあるのは、なかなか楽しいものです。

ちなみにこのアーティストはRobert Deyer。
絵の題名は「Gout Tea」。この題に隠されたシャレ、わかりますか?

2012年11月6日火曜日

秋と冬の間

5日間のシカゴ旅行から帰ってくると、今年の春、ダイニングエリアのピクチャアウィンドウの向こう側に植えたもみじの木が紅葉していました。「ここにもみじの木を植えてライトアップしたい!」と、この家に引っ越して来てすぐにケヴィンにお願いし、「土台が低すぎる」と一度は却下されたものの、植木屋さんで彼を説得しました。


時々冬のような日もありますが、ここしばらくは温暖で気持ちのよい秋の日が続いています。今日は大統領選挙でした。あれからもう4年。