2011年8月6日土曜日

Good-bye, townhouse!

7月23日に新しい家に引っ越しました。
結婚して約11年で思った以上に物が増えたのに加え、カリーナを抱えての引越は涙が出る程大変でした。23日の週はカリーナの4ヶ月検診があり、予防接種をした後に運悪く体調が崩れたり、おまけにアシャがキョーレツな下痢をするという事態に陥り、私のストレスレベルは急上昇。今思い出してもげんなりします。

7月8日の新しい家の引渡し前後にカリーナの面倒をみてくれた実家の母とケヴィンのママのお陰で、ものすごいスピードで荷造りと荷解きが同時に進みました。23日に家具を運ぶ前に、自分達で5、60個の荷造りが終わった箱をせっせと新居に運び込み、できるものはその場で荷解きし、とりあえず本番の引越後1週間で、友人達に「引っ越したばかりとは思えない」と感嘆される程大量の荷物は落ち着くべく場所に収まりました。

ケヴィンの方はというと、持ち前の行動力を大発揮。引渡し前からありとあらゆる業者に連絡を取り、まず前庭にあった瀕死状態の巨大な木を一本切り倒してもらい、家の周囲の不要な植木を取り除いてもらい、木と家に絡まった蔦を2週末かかって自力で全て取り除きました。そして歴史的建造物修復専門の人を呼んで、外壁の塗り直しと修復をし始め(現在も進行中)、次は家をエコフレンドリーにするために、家中の隙間をすべて埋めてもらい、必要なところに断熱材を入れました。そのお陰で家は一気に涼しくなり、回りっぱなしだったクーラーがほどんんど必要なくなりました(すごい!)。

そして昨日は、家中の冷風と温風が出る吹き出し口を全て掃除してもらい、これでひとまずプロジェクトが完了。そして彼は今週末から山のログキャビンプロジェクトに移るという相変わらずの超人ぶりです。

みんなに「一軒家に引っ越すのはうれしいでしょう」と言われつつ、小さいけれどもキッチン、バスルーム、クロゼット、枝垂桜と梨の木がある小さなフロントデッキ、夏の間は第二の居間になったバックデッキ、全てを自分の好みにデザインしたタウンハウスを去るのは思った以上に悲しいものでした。しかし翌週に荷物が出て空になった家に掃除のために戻った時、魂の抜けた家の中で「ここはもう過去の場所になったのだ」と思う自分がいたのでした。

人間こうやって前に向かって進んで行くのだなあ、と我ながら感心。タウンハウスは売らずに貸すことになりました。私達のようなアメリカ人と日本人のカップルに貸すので、枝垂桜を大切にしてもらえそうです。

3 件のコメント:

  1. C-ちゃん、お疲れ様でした。
    引越しがどんなに大変か・・・8年前に今の家に引っ越した私にはものすごく良く解りますよ~。無理がたたって気持ちは動かなきゃと思っていたのに、気付いたら床に倒れたまま動けなくなっていました。体がもう駄目!これ以上動いちゃいけないよ!って教えてくれたんだと思います。C-ちゃんはまだ若いから大丈夫だと思うけど、くれぐれもお大事にね。いつかお家を拝見に伺いたいです♪アイリーンからいろいろ聞いているのでものすごく楽しみ~!

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  2. いや〜、張り切りましたね。そして見事やり遂げたお二人、ケヴィンママに大拍手!おめでとう!どんどん前に進んでいる二人は本当にすごいと思います。

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  3. 新しいお宅のレポートもまってま~す!

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