2010年8月28日土曜日

ここが私の落ち着く場所

先日ボールダーに帰ってきました。こちらはインディアンサマーの始まりで、とても気持ちがいい気候です。今年の北海道は湿度が高く雨も多かったので(今までなかったというゲリラ豪雨も多々あった)、“北海道の夏としては失格”という感がありましたので、毎日当然のようにそこにあるボールダーの青空の有り難みを、改めて感じているところです。

朝日の角度で刻々と表情を変える山を眺めながら、アシャの散歩

私が帰った時ケヴィンはNYCに出張中。アシャが私を出迎えてくれました(それまでドッグシッターがお散歩には連れて行ってくれていた)。私の留守中に私のことを考えてくれることがあったのかは謎ですが、2日後にケヴィンが帰ってやっと“家族”が一緒になると、ケヴィンが言うには「アシャも満足そうに見える」ということです。

帰った翌日、優しいケヴィンの両親から“お帰りなさい”のフラワーアレンジメントが届き、NYCからはBUCHONのマカロンのお土産が。  ←パリで試しに食べさせてみたら、意外にも私よりもマカロンが好きになったケヴィン

ミニ家庭菜園はどんどん野菜が採れてものすごい状態

そしてこれからの私の生活の大きな変化は、大学時代からの親友一家が私の留守中に我が家から徒歩10分弱のところに引っ越してきており、しばらくの間ご近所さんになったこと。日本からの駐在員が圧倒的に少ないコロラドに、親友が越して来ることになるとはなんという偶然。彼女は入学式でたまたま出会ったその日からの友人ですが、縁というのは不思議なものです。

2010年8月10日火曜日

旅をするといろいろな人に出会います

一昨日舞い込んだEメールのお陰で、やっと南ア絡みのネタをはじめるきっかけを見つけました。

南アで一番最初に泊まった街、Franschhoek。ここはケープタウンの空港から約1時間東へ走った場所にある、ワインが有名で南アのグルメキャピタルとも言われているフレンチタウンです。 French Cornerという意味を持つこの街の起源は、300年以上前にワイン醸造技術を持った約200人のユグノーが、宗教の自由を求めてこの地に移住してきたことから始まるようです。そして現在この街に住むフランス人は4人。そのうちの2人が私達が泊まったB&Bを管理する、30代のカップルでした。たまたまこの仕事を見つけて南アに来たのは去年の10月だそうです。

これがそのB&B。素敵でした。

気持ちがいいテラスで朝食をいただいている時、前にある大きな木から白い布が垂れ下がっているのを見つけ、それが何のためにそこにあるのかを聞くと。。。

なんと、このためでした。

話を聞くと、そのB&Bで働くエミリーは若い頃からサーカスのメンバーで、2002年に日本でワールドカップが行われた時は日本巡業をし、指宿と横浜(と言っていたと思う)でショーをした後に東京に1週間滞在したそうです。その時たまたま東京在住のフランス人の友達を通じて知り合い、1週間お世話になった『都内で10部屋あるペントハウスに住み、働いている様子のない謎の日本人女性』の生活ぶりの話も興味深いものでした。

それはさておき、先日久しぶりに彼女がこの2枚の写真を添付してメールを送ってきてくれました。その時に実演してくれるといいつつ話をしているうちに時間がなくなり、後で見なかったことを後悔していた私に実際にどんなものかを見せたかったようです。うれしい!

彼女はこれをTripod(カメラの三脚と同じですね)と呼んでいるのですが、日本語での呼び名は何と言うのでしょうか。サーカスは何でもそうでしょうがこれも危険が常につきまとう演技なので、容易くは練習ができなかったそうですが、この三脚という新しい方式にに替えて以前より練習がしやすくなったそう。現在はB&Bの仕事をしつつ、こちらの仕事は独立してやっており、「特別な機会に、呼ばれたらどこでも演技します」と言っています。

それにしても、これをするために相当なワークアウトが必要ですね。なんとも美しい光景です。

次は彼女に連れて行ってもらったタウンシップの孤児院の話と南アの貧富の差の話をしたいと思います。

2010年8月3日火曜日

円山茶寮

私はレトロなカフェが好きです。
先月東京から友人が遊びに来てくれた時、「さて今日は1日札幌で何をしようか」と、駅前の紀伊国屋書店にまず行ってみました。そこでいろいろな本やら雑誌を見比べて(すみません)、友達が目を付けたところはここ 円山茶寮。知らないで道を歩いていたら絶対に見過ごす場所です。

ここの看板メニューらしい『白玉入りいちごぜんざい』。千圓也。なつかしい味がする苺アイス(3スクープ分はある)の上に、ぜんざいと苺ソースがかかり、白玉が5つ。ボリュームたっぷりです。食べ進むと口の中が甘くなってきますので、正直言って箸休めのたくあんがとてもおいしいく感じます。

このカフェの話を母にすると、「ぜひ行ってみたい」というので先日また行ってみました。すると今回は猫ちゃんがまったりとお昼寝中。

伸びたり丸まったりとあまりにもかわいいので、母も何枚も写真を撮っていました。これは母撮影。

2回目に行く時にお店の営業時間を調べると、驚いたことに夜中まで営業。夜はどんな雰囲気なのかも非常に興味があります。

2010年8月1日日曜日

夏到来

しかし、トンボ、蝉、紫陽花、鶯、(そして昨日までは梅雨)といろいろなシーズンがごちゃまぜ感の強い北海道です。